38期の勢力図に変動あり!
2025年08月29日
以前に38期19名の動向をコラムにしたが、その後どうなったのか覗いてみたいと思います。
《川口所属》3名
上原大輝...良走路10勝、濡れ走路2勝の合計12勝と前回7月に挙げた数字と変わらず足踏み状態。6月5日のナイトレースで初優出(結果は4着)以来、特筆するものがなく寂
しい限りだ。
運天諒雅...3月15日に落車してからその後は濡れ走路で2着2回、良走路では8月3日にやっと1着を取り、通算4勝目。伸び代はかなりあるハズ。
染谷和香...デビュー2節目に落車し、その後は8着、7着が続き車券の対象になってない。未勝利のまま、6月12日の出走を最後に休場している。
《伊勢崎》2名
佐々木光輝...良走路9勝に加え濡れ走路で2勝と上原に次ぐ勝ち星。2着10回と抜かれても粘っており、スタートもマズマズで逃げる展開でペース掴むと独走力ある。
浜田樹来...地元の良走路で初めて3.5秒台を出した。ただ、3~4周まで先頭走ってても抜かれると一気に下がってしまう。もう少し粘れるようになれば初勝利も。
《浜松所属》4名
鈴木景斗...良走路で8勝だが、3連勝が2度もある。上がりタイムも3.4秒台を出しており、逃げるぶんには大丈夫そうだ。雨でも2勝しており通算勝利は10と38期の上位に食い
込んできた。まだ優勝戦には乗っておらず、当面の目標は優出となりそう。
瀬戸尾侑宏...現在3勝。7月20日に西川頼臣を微差振り切っての1着の時に出した3.52秒が最高時計となった。ムラな面は2級車ゆえに仕方ない気もするが、着実に力は付けて
きてる印象。
宮司佳奈...4勝で足踏みしてるが、試走より本番に強い印象で、ツボにハマると手が付けられない選手だが、最近は後半にタレて2着というレースが少なくない。6周しっかり
走れるスタミナを付けて欲しい。
脇川大樹...5月23日に4着があるが未勝利のまま。その翌日の7着、6月24日の7着いずれも3.59秒。7月4日に自己最高の3.58秒出したがタイムは頭打ちの状態。
坂本茉奈...養成所のケガでデビューが遅れたが、7月5日の最終日に上がりタイム3.57秒ながら、あわや初勝利の2着と健闘。あとは『ナットウ』の車名通りに粘りに粘って1
着を勝ち取ってもらいたい。
《飯塚所属》4名
竹尾竜星...雨で3勝したが、良走路では未勝利。ところが7月11日に良走路で初の勝利。上がりタイムも3.48秒と立派な数字。レース場に左右されない強みも持ち合わせてい
る。8月16日からの地元デイレースは初日3着で準決への道は閉ざされたが、残り3日間で3勝(良走路)といい流れが続いてる。徐々にハンデが重くなるので、それさえ跳ね除
けるファイトを見せるか。
田中海斗...少しずつライディングが良くなってきた感じだったのだが、8月19日に待望の1着。このときは竹尾も勝っており、喜びを分かち合ったことだろう。この先も中盤以降に崩れないよう、しっかりした走りを身に付けたい
壷井亜羅汰...濡れ走路で3勝と悪天候に強いレーサー。7月24日の地元オーバーミッドでやっと良走路初勝利。8月12日のオーバーミッドでは嬉しい初優出。ただ、この節は雨
が多く、初日と2日目は2着と彼に天候が味方した格好に。次はバリバリの良走路で優出を果たして欲しい。
藤井真弘...7月27日~29日のデイレースで初日2着・準決は良走路初勝利と波に乗り優勝戦へ進出。結果は5着ながら何かを掴んだのか。次節の伊勢崎遠征では2日目に1着を取
っており、今後も期待したい選手のひとりだ。
《山陽所属》5名
植村愛悠斗...上原に次ぐ養成所の優秀選手は現在9勝とやや物足りない感はあるが、トップグループの仲間入り。8月7日~9日の川口ナイターでは2連勝で初優出し、結果は7
着だったが、3.47秒を初日から連発しており彼の持ち味である速さを遺憾なく発揮した。(ちなみにデビュー初出走時は3.45秒)
藤本悠仁...7月26日からの山陽ナイター、29日からのミッドナイト連続開催で3勝と気を吐き、8月16日からの飯塚デイレースでの1勝で通算10勝となった。抜かれてからも喰
い下がれる闘志あり、次は優勝戦で顔を見たい。
日名子幹正...8月7日からの川口ナイター初日で初勝利を挙げて準決へ進み結果は7着だったが、彼にとって成長の糧になったのは間違いない。その証拠に8月16日からの飯塚
デイレースでは初日こそ7着だったが、2着・1着・3着と3日間、掲示板に名前を載せた。意外性タップリの選手。
小川可蓮、小松俊輔の2選手は未勝利。
佐々木光輝は北渡瀬充の指導もあるが、青山周平や高橋貢という絶対的なお手本があるのは利点。しかし、こうしてみると勢いは西日本勢にあり優出選手も出てきてる。下
馬評通りなら上原大輝と植村愛悠斗が抜きん出て当然なのだが、実際は鈴木景斗、竹尾竜星や藤本悠仁、藤井真弘に壷井亜羅汰と伏兵的存在が成長してきた。
8月29日からの飯塚デイレースに38期は多数参戦予定。健闘を祈る!
《38期・勝利数上位》※データは8月26日現在のもの
12勝...上原大輝
11勝...佐々木光輝(急上昇)
10勝...鈴木景斗 藤本悠仁(急上昇)
9勝...植村愛悠斗
8勝...竹尾竜星(急上昇)
(文/中村)
車名の由来 8
2025年08月22日
車名を決める理由は選手によってそれぞれ。その由来を聞いてきました。
稲川聖也...ロマンヒコウ。「米米クラブの曲名なんですけど、一緒に仕事をしている瑞季さん(川口32期・小林瑞季選手)が『ココロオドル』っていう車名をつけていて、ノーバディノーズの歌でプラス思考みたいな感じでいいでしょってなったんで、自分もいい言葉がないかなあと思って、米米クラブの浪漫飛行、いいねってなって付けたんです。万人受けするじゃないですけど、知っている人も多いかなって思いまして...」
岩田裕臣...プラスワン55。「昔、ロードレース時代に所属していたチーム名と、違うチームにいたときの番号を合わせて付けました」
吉林直都...アラレ。「安室ちゃん(歌手の安室奈美恵さん)系列で名前をつけているんですけど、アラレは安室ちゃんが飼っている犬の名前です。安室ちゃん系列で、まだ頑張っています」
角貝拓海...ハーツ。「アクセサリーの『クロムハーツ』のハーツです。昔、武之さん(浜松26期・木村武之選手)が『クロム』ってつけてたので、かぶらないようにハーツにしました」
青木隆浩...リョウマ。「NHKの大河ドラマで『龍馬伝』というのを見て、坂本龍馬っていいなと思ってつけました。今までに4、5回くらい繰り返して見てるんです。ガソリンタンクにも綺麗にペイントしてもらったんです。外注で、イメージだけ伝えたら思っていた仕上がりになっていて嬉しかったです」
日名子幹正...ヒナタイム94。「大谷翔平さんが活躍すると『ショウタイム』って言われるじゃないですか。それに掛けて自分の名前でやりたいなと思って『ヒナタイム』にしました。94っていうのは自分の誕生日が9月4日なので。自分の時間じゃないですけど、活躍できる時間を作れるよう頑張りたいと思ってつけました」
佐伯拓実...アオアシ33。「アニメの『アオアシ』から取りました。主人公の背番号が33なのと、自分の期別が33なので数字もつけました。サッカーが好きなんですよ」
運天諒雅...LIキラ・21。「LIは、LOVE ITって意味でラブのLとイットのIでLIなんですけど、意味はお気に入りとかなんです。キラは、自分の愛犬の名前です。21は養成所の時の自分の番号です」
鈴木景斗...アルケミスト。「由来はクラフトビールが好きで、そのビールの名前です。静岡県にあるクラフトビールなんです。普通のビールも好きなんですけど、特にアルケミストが好きですね」
古谷匠...LB・フルケス。「2級車の時の名前が『バルド・ライフ』だったんですけど、その頭文字を取って逆にしてLB。フルケスは、自分の苗字のふるたに、とマルケスっていうロードバイクの選手のレプリカのヘルメットを被っているので、自分の兄貴分の角さん(山陽33期・角翔太郎選手)が、それなら『フルケス』でいいやん、って言ってくれて、LBとフルケスを合わせて造語みたいな感じで決めました。兄貴につけてもらったんです」
宮司佳奈...ピノ。「アイスクリームのピノからです。養成所の時にめっちゃ食べていて好きなんです。それでまあ、覚えてもらいやすいかなっていうのもあって」
文/高橋
師匠はつらいよ
2025年08月15日
弟子を取ってからの心境を師匠数人に聞いてきました。指導方法などは人それぞれで、言葉で伝えるだけではなく態度でも示すようになるようです。
ある師匠は「前よりも整備するようになりましたね。何もしてないよりかは、手を動かして『お前もやれよ』みたいな感じで。言うだけじゃなくて、自分もやならいと示しがつかないですからね」と、マイペースで取り組んでいた整備に再び熱が入った模様。ただ、弟子からの問いかけに対し、指導している側は全て応じられるわけでもない。「初めはそんなこと言わなかったんですけど、今年に入って3月くらいからドドドが来る」との弟子からの相談に「自分は年に数回しかドドドは来ないので、対処の仕方が分からないです」と師匠。知っている限りの対策を伝えても良くならなければ「他にドドドがよく来る選手にアドバイスを聞いてやっています」と柔軟な対応。師匠と弟子は一対一だけれど、師匠には整備グループの後押しがあります。整備仲間が一丸となって弟子の成長を手助けするケースも多いようです。
↑選手観覧所にて練習走行を眺めている様子(今回の記事とは関係ありません)
また、ある師匠は別のことに頭を悩ます。
「責任感がのしかかるので大変ですね。(弟子を)見ておかないといけないですからね。練習もそうですし、後はロッカーの事とか、人間関係の事とか。グループでやっている限りは、その辺の順番とか作法とか細かいことがいっぱいあるんですけど、人としてそこをやならいといけないですから」と、まずはこれまでのオートレース界のしきたりを教える。弟子の練習走行の後に関しては「今はあまり言わないようにしているんですよ。最初はめちゃくちゃ言ってたんですけど、半べそかいちゃうので。もう言いすぎるのは止めました。同じグループの他の人が自分の弟子の走りに関しての指導をしてくれるんで、自分は遠目で眺めているだけにしています。弟子に合った指導法っていうんですかね。弟子が男だったら、ガンガン言うんですけどね。女の子なので自分も手探りです」。そう、オートレース界は31期から女子レーサーが加入し、その後もどんどん増えていったが、弟子が女性となると指導の仕方も以前と同じようにはいかない場合があるようです。個人差はあるだろうけれど、性別が異なるだけで感性の差などが生じ、以前のような指導が通用しないケースもあります。しかし、そこも整備グループというものの存在を生かし、解消へ向けタッグを組みます。
別のある師匠はジェネレーションギャップの問題に直面している。
「やっぱり今どきの子なので、非常に悪い意味で言うと世間知らずで入ってくる子が多いですね。ここに入ってきたらもうちょっとここに従って欲しいな、みたいな。昔ほどキツくないんですけどね。どんどん緩くなってるけど、どんどん自己主張が強くなっているというか、もうちょっとピシッとしてくれないかなと」。恐らく自分が弟子だった時代との差を大きく感じているのでしょう。さらに「時代が時代なので手を出したりはしてないですけど、言葉では厳しく言ってます。優しく言っていても、どうにも変わらないから、どんどん口調もキツくなっていますね」。コンプライアンスが叫ばれる昨今。悪しき慣例は排除されて当然だが、独特な世界で絶妙に思いを伝えることは難しいようです。これには「グループの皆も頭かかえています」とのことですが、それでも「1級になるまでに何とかなってくれるといいですね」と暖かい眼差しも忘れていません。
師匠になるというのは自分のことだけではなく、もう一人の選手のことにまで気を回さなければならないので大変な状況です。しかし、オートレース界全体のレベルを底支えし、さらには日々アップデートするために欠かせない存在。師匠の心労を推し量ると、本当に頭が下がる思いです。
文/高橋
2025年度後期適用ランクを考察
2025年08月08日
2025年度後期適用ランクの発表があった。これは2025年1月1日から6月30日までの間における競争成績を審査した結果、各選手の全国ランクが決まるというもの。実際にレースで適用されるのは2025年10月~2026年3月開催分となる。
今回の新ランク発表では今までにない大きな変化があった。2019年度後期から2025年度前期までは、青山周平と鈴木圭一郎の2人が全国ランク1位と2位に必ず入っており、いわゆる2強時代が続いていたが、2025年度後期のランク付けでは2位に黒川京介が食い込んだ。採点期間の1月から6月いっぱいまでの成績は確かに驚異的で、16優出の内、優勝が10回。その中には記念レースが4つ含まれている。予選や優勝戦、一般戦などレースの種別を問わず競争したのは全92走で、その内1着が62本。1着率は約67パーセントに及ぶ。オートレース界の強固なツートップに割り込めるだけの成績を残している。
↑黒川京介選手
3位に転落したのは鈴木圭一郎。採点期間にG1を2回制しているが、優勝自体がこの2回のみ。選手全体で見れば十分な結果だが、いつもの鈴木圭一郎からすればやや物足りない成績とも言える。
2025年度前期に続き全国ランク1位になったのは青山周平。採点期間にSGを1回、G1を2回制している。それらを含め優出回数は11回で、黒川京介より数字は落ちるがほとんどの優勝戦で車券に貢献できているように、優出しただけではなく好成績を残し続けている。レースの種別を問わず競争したのは全70走で、その内1着が49本。1着率にすると黒川京介越えの70パーセントにまで及ぶ。2連単率で言うと約87パーセントとなる。車券を買う際には、安心できる存在感を放っている。
上位3名以外で特に目立った動きがあったのはS級12位にまでランクアップした栗原佳祐。2025年度前期がA級25位だったので、大幅にランキングを上昇させた。採点期間の最初の節では初日から4連勝で完全優勝。その3節後まで優出を続け、その節でも完全優勝を決めた。結局、7回優出し優勝は3回。他の4走も全て車券に絡む活躍を見せていた。2月に地元浜松で行われたSG競争では、補充参戦ながら3走して2勝。最高グレードレースのSGでも通用する走りを披露した。正選手として出場したSGは2級車の時で、1級車になってからは正選手でSGに出場していない。しかし今回、S級にランクされたこともありSGには優先的に出場できる。そのポテンシャルの高さから早い段階でSG優勝も予感させる。今後に注目だ。ちなみに、同期同地区の吉林直都も来期から嬉しいS級入り。浜松勢はこの両者がこれからを引っ張っていく存在になりそう。
他で躍進を見せたのは山陽の山本翔で、来期からS級35位になった。スピードも捌きも上達しているが、特に素晴らしいのはスタート。最重ハンに数車並んでいても先行するケースが多く見られる。同期の藤川竜はA級103位から9位に急上昇。スタート力が増しているし、人を抜くレースでも通用するようになっている。まだ2級車ではあるが、福岡鷹もA級91位から7位までランクアップした。自身よりもハンデが後ろの人に交わされても、道中で抜き返すシーンが何度も見られ、新人離れした走りを展開している。
文/高橋
オートレースは個人戦? チーム戦?
2025年08月01日
優勝戦が終わった後、優勝者のウイニングランが行われる前の記念撮影に、同じ整備グループの選手が一緒に写って優勝を祝っているシーンが良く見られます。
優勝した選手も一人で勝ち取ったというより、普段から整備グループのバックアップもあっての優勝、と思っている人が多いと思います。
開催の最終日は、選手は自分のレースが終わると参加解除となり、帰宅して良いのですが、同じ整備グループの選手が優出している時は最終レースまで残っていて、優勝した時はお祝いしてあげるのが恒例となっています。
オートレーサーは基本的に個人事業主のようなものですが、大切なエンジンの整備は、整備グループを作って、整備情報を共有しあったり、作業や修理を手伝ったりしています。
選手によっては特定の整備グループは作らず、2~3名の師弟同士、親しい選手同士で整備をしている方たちもいます。
川口オートの整備グループは大きく分けてみると9グループくらい。グループ内で最年長の選手が中心となる事が多い(例外もあり)です。主なグループ内の選手名とグループの特徴を私の印象で列記してみました。
◎篠崎実選手のグループ
・相馬康夫選手、早津康介選手の他、森且行選手、小椋華恋選手、斎藤撤二選手、上和田拓海選手も、篠崎実選手は気にかけています。
◎長谷川啓選手のグループ
・若井選手を筆頭として、吉田幸司選手、佐藤摩弥選手、中野憲人選手、黒川京介選手、木村悦教選手、君和田裕二選手、高塚義明選手、運天諒雅選手など実力者が多く集まっているグループ
◎岡崎秀二選手のグループ
・高橋祐一選手、高橋義弘選手、増田伸一選手、谷島俊行選手、本田仁恵選手、山際真介選手、田辺誠選手、菅原すずの選手、間中大輔選手、広瀬勝光選手。厳しさの中にもいい意味での和気あいあいさがあるグループ。
◎柴山信行選手のグループ
・山田達也選手、小原望選手、阿部剛士選手、佐藤励選手、中山透選手、中山光選手と次世代を担う若手有望株が多いグループ。
◎牛沢和彦選手のグループ
・丸山浩信選手、大木光選手、上原大輝選手、吉田祐也選手。元支部長だった牛沢和彦選手の人望が厚く、川口以外の各地区にも慕われているグループ。
◎鈴木清選手のグループ
・山田徹選手、泉田修佑選手、小林瑞季選手、稲川聖也選手。鈴木清選手を筆頭に、小林瑞季選手、稲川聖也選手と常に上を求めて整備をしつづけ、整備量が半端ではないグループ。
◎佐藤裕二選手のグループ
・掛川和人選手、加賀谷建明選手の他、佐藤裕二選手と同期の他場の24期の選手と仲が非常にいい印象。夏場が得意な掛川和人選手、雨が得意な加賀谷選手と一芸に秀でてているグループ。
◎川原剛選手のグループ
・伊東玲衣選手、片野利沙選手、森谷隼人選手。優しさの中にも厳しさ、誠実さがある川原剛選手、森谷隼人選手の指導で、女子2選手が成長しているグループ。片野利沙選手はいつも癒しの存在。
◎28期のグループ
・中村雅人選手、武藤博臣選手、高石光将選手、石井大輔選手に加え、他場の28期が川口遠征にくると大所帯になる。特に同期の仲の良さが見られるが、仕事のオンオフはしっかりありつつ、極めて明るい雰囲気があるグループ。
以上はあくまで記者の私の印象であり、実は違うよ!と選手からお叱りを受ける事があるかもしれませんが、ご容赦ください。
一般の会社に例えれば、それぞれの部署の上司・同僚といった感じでしょうか。ただ、オートレースで勝利を目指すという目的は、どの整備グループも一緒です。
また、仕事上のグループですが、プライベートでも遊びに行ったり、食事したりして人間関係がより深まっているようです。
オートレースの選手達は個人戦に見えますが、より団体戦の色合いが濃いと言っていいでしょう。
(文/金子)