眞杉匠がGI初制覇した思い出のバンクでS班として初V
2024年04月23日
■□ ゴールド・ウイング賞<西武園>決勝結果■□
【開催日】2024/04/23
スタートは地元勢が出なかったことで、深谷知広が出て稲川翔が後ろに付く。その後ろに眞杉匠-坂井洋の栃木勢、黒沢征治を先頭に5車ラインを形成した地元勢は後ろ攻めとなった。黒沢は青板周回のバックで上昇開始すると、赤板周回に入り誘導が退避すると同時に一気にペースを上げる。深谷は下げて6番手、栃木勢が後方の形で隊列一本棒になると打鐘の合図。全開で踏む黒沢の番手で車間を空けていた森田優弥は最終1コーナーから番手まくりを敢行。中団の深谷は2コーナーから仕掛けると、武藤龍生、平原康多と次々にブロックしてくるがこらえて4コーナーで鋭く伸びる。しかし、後方に置かれていた眞杉が3コーナーから大外を勢いよくまくり上げると、直線に入って深谷を交わしてゴール線を一番に迎えた。
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■□優勝者 眞杉匠選手インタビュー■□
(昨年のオールスターを優勝したときと同じ舞台に立ち)ケガが続いていたのでどうなっちゃうんだろというのがあったので、勝てて自信になります。よくなってきたところで落車して、自転車も壊れてしまって新車にしたが、日に日によくなってきたのでダービーでも戦えるかな。(レースを振り返り)地元勢が全ツッパだと思っていた。車番が悪いから突っ張られると考えていたので。前だと飛び付きになってしまうし、中団からと。(地元勢の上昇には)付いていっても(深谷と)6、7番手で併走しても仕方ないので。車間を空けながら詰めるようにいきました。ごちゃついているのもわかったし、遠回りになっても外をいってよかったです。(ダービーに向けて)とりあえず優勝できたし、毎日の調整でちょっとずつ良くなってくれれば。前回は準決で負けたし、ウィナーズでも落車していたから、これで流れが良くなってくれますね。
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決勝予想
ゴールド・ウイング賞<西武園>最終日
2024年04月22日
ゴールド・ウイング賞も3日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった眞杉 匠(栃木)選手、深谷 知広(静岡)選手、平原 康多(埼玉)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【準決勝VTR(04月22日結果)】
◆10R
鈴木玄が眞杉匠を押さえると、すかさず川口雄が叩いた。下げていた眞杉はジャン過ぎ2センターでバンクの上から勢い良く発進。マークの坂井洋は差せずの栃木ワンツー。3番手に飛び付いた鈴木を内から一戸康が交わす。
◆11R
中団先切りの稲川翔は地元分断策。黒沢征の番手にアタックして宿口陽と競り。そのタイミングで深谷知がカマして押し切る。黒沢の内に入った松坂洋だが踏み負け、黒沢がマークの形になり2着。最後に稲川が内から松坂を交わす。
◆12R
後ろ攻めの原田研から上昇。それを叩いて小畑勝。そこに山崎芳が乗り換え、前受けだった森田優は5番手の外併走から鐘4角で反撃開始。2角手前で前団を飲み込み、平原康-武藤龍まで出切る。そして平原が差して地元ライン独占
【12レース決勝(4月23日)】
1 平原 康多 87 埼玉
2 深谷 知広 96 静岡
3 眞杉 匠 113 栃木
4 森田 優弥 113 埼玉
5 稲川 翔 90 大阪
6 一戸 康宏 101 埼玉
7 武藤 龍生 98 埼玉
8 黒沢 征治 113 埼玉
9 坂井 洋 115 栃木
■決勝インタビュー
平原康多=余裕はありました。地元5人で上がれたのは励みになる。
深谷知広=自分のペースで踏んだけど、カカリがイマイチ...。自力。
眞杉匠=徐々によくなっているが、求めている状態ではない。自力
森田優弥=黒沢さんの番手。ヤンググランプリの時もこの並びでした
稲川翔=追い付くのに必死だった。深谷君に付かせてもらいます。
一戸康宏=記念の決勝は初めて。自分は地元の5番手で構わない。
武藤龍生=前2人の気合が凄かった。決勝はわがままを言って4番手
黒沢征治=地元の先頭で自力。ラインから優勝者を出したいですね。
坂井洋=準決勝は判断ミス。眞杉君は本当に強かったし再度任せる
■レース展開
責任重大の8が早めから全開。2と3は捲りか
84176・25・39
■地元作戦
地元は間違いなくロケット作戦。森田が番手から出て最後はプリンス平原だ。別線の深谷と眞杉も超一流のタテで激しく抵抗!
■1着信頼度50%
1=4-7・2・9
1=2-4・7・5
1-7-4・2・9
1-9-4・7・3
1-3-4・7・9
2-5-1・4・9
■狙い目
森田はおそらく早めの番手捲り。最後の直線は平原一気、武藤もメイチ突っ込み174を厚めに147とする。
ゴールド・ウイング賞特設サイト
ゴールド・ウイング賞著名人予想
【西武園競輪】ゴールド・ウイング賞(GIII)キャンペーン開催中!
初日予想
ゴールド・ウイング賞<西武園>初日
2024年04月19日
4月20日から4日間、西武園競輪場でゴールド・ウイング賞が開催されます。
山口拳矢(岐阜)選手、眞杉匠(栃木)選手、深谷知広(静岡)選手、脇本雄太(福井)選手らS級S班選手から目が離せない4日間、ぜひご注目ください。
【12レース S級初特選】
1 深谷 知広 96 静岡
2 平原 康多 87 埼玉
3 脇本 雄太 94 福井
4 村上 博幸 86 京都
5 眞杉 匠 113 栃木
6 稲川 翔 90 大阪
7 坂井 洋 115 栃木
8 武藤 龍生 98 埼玉
9 山口 拳矢 117 岐阜
■レース展開
ライン分散で難解。先行候補は3と5の2人
1・28・57・9・364
■違い見せ
最強最速の脇本が当然の◎だが、眞杉-坂井の大砲連係も超強力。地元平原、復活深谷、単騎は滅法強い山口も好勝負可能だ。
■1着信頼度40%
3=6-4・7・1
3=7-5・2・6
3-1-9・7・6
3-2-7・8・6
7-5-2・3・1
7-2-5・8・3
■狙い目
コメント上は関東別線だが、眞杉-坂井が先行態勢なら平原-武藤は後ろにいるはず。ハコ絶好の坂井から752、725、728
【11レース S級一予選】
1 真崎新太郎 85 栃木
2 近藤 俊明 87 神奈
3 月森 亮輔 101 岡山
4 藤田 昌宏 82 岡山
5 大塚 玲 89 神奈
6 栗本 尚宗 113 千葉
7 一戸 康宏 101 埼玉
8 谷元 奎心 117 山口
9 森田 優弥 113 埼玉
■レース展開
別線の抵抗があっても9が簡単に潰して主導権
34・971・8・652
■熱い競輪
連続失格があっても森田の闘争心は衰えていないはず。予選のメインに相応しい走りで圧勝だ。番手は一戸で地元ワンツー!
■1着信頼度60%
9=7-1・3・5
9=3-7・4・5
9-5-7・2・3
9-4-7・3・5
9-1-7・3・5
■狙い目
どういう仕掛けになっても森田が豪快に行ってしまう。並びでそのまま971を厚めに973、975を押さえる。
決勝結果
阿部将大が2度目の当地GIII制覇
2024年04月14日
■□ 能支・万協 よさこい賞争覇戦<高知>決勝結果■□
【開催日】2024/04/14
号砲とともに犬伏湧也、阿部将大、永澤剛の3名が飛び出したが、最内枠を生かした犬伏が正攻法に構えて清水裕友が後ろに付ける。外枠ながらうまくスタートで飛び出していた阿部が中四国勢の後ろに付けて、大坪功一を背に中団をキープ。出遅れてしまった北日本勢は後ろ攻めとなり5番手から新山響平-佐藤慎太郎-永澤で並ぶ。単騎の深谷知広、坂井洋が8、9番手となり周回を重ねる。打鐘手前から上昇した新山であったが、待ち構えていた犬伏が突っ張ってそのまま先行態勢に。単騎の深谷と坂井がするすると内から北日本ラインを掬って5、6番手となって残り一周。犬伏が後ろを警戒しながら最終1コーナーから一気に踏み込むと、番手の清水が車間を空けながら別線ににらみを利かせる。5番手の位置で車間を空けて間合いを取っていた深谷が最終3コーナー過ぎから車を外に持ち出したが、清水があおりを作りながら最終4コーナーから前へ踏み込む。中四国勢の後ろでチャンスをうかがっていた阿部が清水の真後ろから直線で鋭く抜け出してゴール線を駆け抜けた。
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【優勝者 阿部将大インタビュー】
「犬伏さんと新山さんの踏み合いになれば、まくり頃になるかなって思っていました。犬伏さんが突っ張ったので、(打鐘からは)清水さんだけを見て。清水さんも車間を空けていたので、まくりにいったら弾かれるなって思ったので、まくり追い込みでいいかなって。(深谷の仕掛けは)全然見ていなかったです。清水さんが頼りで、ほんの数メートルしか踏んでいないのに脚が三角に回っていたので、差せないかなって思ったんですけど、なんとか伸びて良かったです。(高知は2年前にGIIIを優勝しているが)やっぱり走りやすいっていうのはありますね。ほかの選手が伸びていかない感じで、苦手なのかなって。自分は得意なので気持ち的にも余裕が出てくる感じですね。(具体的に高知バンクは)街道に近い感じです。自分は街道メインの練習なのでその感覚に近い感じで走れますね。基本的に追い込んだだけっていうのもあれですけど、自力として、もうちょっと動いた方がいいなっていうのはあったんですけど、メンバー的にも勝ちに徹しようと思いました。(今シリーズの走りに関しては)納得はしていないですね。もうちょっと自力を出して勝たないとなっていうのはあるので。次の別府は積極的に走って感覚をつかんで、ダービーに向けて調整していければ」
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決勝結果
直線強襲の畠山ひすいが優勝
2024年04月14日
■□ ガールズフレッシュクイーン<高知>決勝結果■□
【開催日】2024/04/14
竹野百香が号砲とともに出て、周りの気配をうかがいながら誘導員を追いかける。1番車の松井優佳がその後ろにつけて、以下、畠山ひすい、又多風緑、松本詩乃、藤原春陽、河内桜雪の並びで周回を重ねる。打鐘過ぎ2センターから最後方にいた河内が上昇して行くと、松井が竹野との間に空けていた車間を詰めていく。3番手は内で畠山、外で河内の併走になるが、畠山は松井が自転車を外に外したところを内へ切り込む。先頭の竹野は最終2コーナー付近からペースを上げて先行。その後ろは畠山と松井の併走が長引く。畠山は最終4コーナーまでコースが空かなかったが、松井が外へ自転車を外した瞬間に踏み込むと、竹野との間を踏んで直線で突き抜けた。
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【優勝者 畠山ひすいインタビュー】
「普段通りの気持ちでいけました。本当は(最終)2コーナーからカマそうと思っていたんですけど、フタをされてしまった。普段ならフタをされたら6、7番手まで下げてから勝負してたんですけど、それで前回(松阪の決勝で)失敗していた。なので、今回は引かないと決めていました。本当は自力で勝ちたかったし、内容には満足していないんですけど、フタをされた時のレパートリーが一個増えたかなと思います。まだGIを1回しか走ったことがないので、常にGIで戦えるように頑張りたい」
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