寺内大吉記念杯競輪<静岡>最終日
2024年12月30日
寺内大吉記念杯競輪も2日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった松本 貴治(愛媛)選手、青野 将大(神奈)選手、皿屋 豊(三重)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【準決勝VTR(12月29日結果)】
◆8R
高橋和、松本貴を制して伊藤颯が打鐘先行。松本は3番手外で立て直し、伊藤を援護する松岡貴の強烈ブロックを凌ぎ捲り切った。行かれてしまった松岡が今度は松本マークの岩津裕をブロック、村田雅の中割りを阻み伊藤を残した。
◆9R
先行は山崎賢しかし稲川翔のブロックで番手には志田龍、3番手には青野将が嵌まる。5番手捲りで迫る小林泰に合わせて青野が捲り快勝。遅れた新村穣が、小林に付け直す形から強襲2着。その小林と志田の追撃を凌ぎ山崎が3着。
◆10R
斬った皿屋豊を叩いて脇本勇が鐘前から先行勝負。これは後ろを引き出す逃げに思えたが、その番手を諸橋愛が奪う形に。山田が再度追い上げるが捲る訳にはいかず、その外を皿屋-柴崎淳-佐方良が捲った。人気の坂井洋は全然。
【10レース決勝(12月30日)】
1 青野 将大 117 神奈
2 伊藤 颯馬 115 沖縄
3 柴崎 淳 91 三重
4 皿屋 豊 111 三重
5 山崎 賢人 111 長崎
6 佐方 良行 97 熊本
7 松本 貴治 111 愛媛
8 新村 穣 119 神奈
9 松岡 貴久 90 熊本
■インタビュー
青野将大=新村さんは大学の先輩で同門の間柄。連係できるのは幸せ
伊藤颯馬=貴久さんの援護のおかげ。初日と同じで賢人さんの番手
柴崎淳=疲れている中でも動けている。決勝も皿屋さんを全面信頼
皿屋豊=脚力も上がってきているけど元々冬場は得意なので。自力
山崎賢人=競輪に戻ってから感触は1番良いかも。自分が先頭で自力
佐方良行=昇級していきなり決勝に乗れるのは嬉しい。九州4番手。
松本貴治=牽制にもしっかり対応できているし調子は問題はない。
新村穣=僕らが盛り上げてGPの南関勢に良いバトンを繋げたい。
松岡貴久=体調は問題ないけど新車がまだ噛み合っていない感じ。
■レース展開
4人ラインの5は3日間バック取り
5296・18・43・7
■番手伊藤
九州は4人の連係だ。山崎が駆けて番手の伊藤がV。3番手の松岡が対抗。松本が混戦展開に持ち込み逆転Vも。
■本命信頼度45%
2=9-5・6・7
2=7-9・5・1
2-5-9・7・1
2-1-9・5・8
5=7-2・1・3
■狙い目
力のある松本が単騎なのは九州勢にとっては大きい。伊藤のV差し259、295、297。
決勝結果
卒記チャンプの纐纈洸翔がVロードを強襲
2024年12月28日

■□ヤンググランプリ<静岡>結果■□
【開催日】2024/12/28
スタートは中野慎詞が出て大川剛と北日本勢が前受け。その後ろが太田海也-真鍋智寛の中四国勢、後藤大輝-東矢圭吾の九州勢、村田祐樹-纐纈洸翔の中部勢が7、8番手となり、単騎の山口多聞が最後方からレースを進める。レースを動かしたのは村田。赤板をめがけて一気にスピードを上げて行くが、後藤が間髪を入れずに叩きに出る。だが、太田の巻き返しも早く、最終ホーム前に先頭に立って主導権を奪う。真鍋が太田の動きに離れると、太田の仕掛けにスイッチしたのは中野。番手に入った中野は2コーナーからまくり出るが、太田も意地を見せて、両者の踏み合いはゴール前まで長引く。激しい踏み合いを制したのは中野だったが、空いた内を踏んだ纐纈の強襲が決まった。
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■□優勝者 纐纈洸翔選手インタビュー■□
(優勝した率直な気持ちは)素直にうれしいですね。一番後ろ攻めだけは嫌だったんですけど、なっちゃったんで、割り切って仕方ないなって思って周回中は走っていました。ジャン前から結構ハイピッチで、モニターを見たときに(太田)海也さんがちょっと流し気味だったので真鍋さんをどかせたらいけるかなって思ったんですけど、どかせずっていう感じで一番後ろになってしまいました。1センターくらいで村田さんがいいスピードだったので、そのまま行っちゃうかなって思ったんですけど、バックくらいで煽りをもらっていて、内が空いているのが見えたので海也さんの後ろぐらいまで行けるかなって思って切り込んだ感じですね。内を突っ込んだときは正直、空いてくれと思いながら行ったので、一か八かで行きました。(最後のゴール前勝負は中野)慎詞さんよりは前にいれたと思うので、みんなから、おめでとうって言われて、優勝したのかなって感じでした。(今後の目標は)自力を出してしっかりG1のレースで力勝負できるようにしていきたいです。いま、愛知県と言ったら藤井侑吾さんだと思うので、愛知県と言ったら藤井侑吾さんと纐纈洸翔って言われるぐらいの自力選手になっていけたらなって思います。(今年一年を振り返り)夏が終わったぐらいから調子を落としていたんですけど、こうやって優勝して締めくくれたので来年につなげていきたい。
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KEIRINグランプリ2024<静岡>2日目
2024年12月28日
KEIRINグランプリシリーズ2日目、注目は『オッズパーク presents ガールズグランプリ2024』!
優雅なる疾走、女神たちの競演!煌めく女子選手たちの華麗な舞台を見逃すな!
【11レース決勝(12月29日)】
1 児玉 碧衣 108 福岡
2 石井 貴子 106 千葉
3 佐藤 水菜 114 神奈
4 坂口 楓華 112 愛知
5 尾崎 睦 108 神奈
6 尾方 真生 118 福岡
7 石井 寛子 104 東京
■インタビュー
児玉碧衣=自力。3年前の静岡GPで優勝。今年は激動の1年だった
石井貴子=自力自在に。良い意味で大きな変化のある1年。獲りたい
佐藤水菜=自分が頑張っている姿をファンに魅せたい。自由に走る。
坂口楓華=自力自在に。3年前の静岡GPの悔しさで今がありますね
尾崎睦=自力。GPは6年振り。こうして戻る事ができて嬉しい。
尾方真生=自力。直前は師匠のバイク誘導。脚は上がっていると思う
石井寛子=自在。基礎トレをメインに地味な練習。優勝だけを考える
■レース展開
誰しもがドンの仕掛けで一気にペースアップ
2・4・1・3・5・6・7
■連下争い
佐藤は連戦連勝。グランプリの舞台でも力は抜けた存在だ。大レースで勝負強さを発揮する石井貴を対抗とした。
■本命信頼度60%
3=2-6・4・1
3=6-2・4・1
3-4-2・6・1
3-1-2・6・4
3-5-2・6・1
■狙い目
佐藤の後ろに同県の尾崎が居るとの予想なら、流れ込みの35。絞れないので3着は全。
初日予想
KEIRINグランプリ2024<静岡>初日
2024年12月27日
■□ KEIRINグランプリ2024<静岡>初日■□
明日12月28日から3日間、静岡競輪場でKEIRINグランプリ2024シリーズが開催!
初日メインは『ヤンググランプリ(GII)』!未来を切り拓く若き世代が疾走を誓う!スター誕生の瞬間を見逃すな!
【11レース SA混合YGP】
1 中野 慎詞 121 岩手
2 太田 海也 121 岡山
3 村田 祐樹 121 富山
4 真鍋 智寛 121 愛媛
5 後藤 大輝 121 福岡
6 大川 剛 121 青森
7 東矢 圭吾 121 熊本
8 山口 多聞 121 埼玉
9 纐纈 洸翔 121 愛知
■レース展開
ライン先頭は1・2・3・5。仕掛け果敢
39・16・24・57・8
■五輪両者
太田が連覇へ更なる成長した姿を披露。昨年の雪辱に燃えるのは中野。力は互角。4角番手なら東矢にもチャンス
■本命信頼度40%
2=1-7・4・6
2=7-1・4・3
2-4-1・7・3
1=6-2・7・3
1-7-6・2・3
■狙い目
パリ五輪出場の中野と太田が力の勝負を演じて1=2。3着はそれぞれの番手4・6に7・9。
【10レース S級初特選】
1 松本 貴治 111 愛媛
2 武藤 龍生 98 埼玉
3 稲川 翔 90 大阪
4 伊藤 颯馬 115 沖縄
5 桑原 大志 80 山口
6 山田 久徳 93 京都
7 坂井 洋 115 栃木
8 諸橋 愛 79 新潟
9 山崎 賢人 111 長崎
■レース展開
9-4の並びとなった九州勢が先手は取る
15・728・63・94
■坂井期待
坂井が得意のダッシュ戦で前団ひと飲み。武藤-諸橋がマーク。組み立て一つで松本が一発。九州連係も僅差。
■本命信頼度30%
7=2-8・1・4
7=1-2・5・4
7-4-2・9・1
7-9-2・4・1
1=5-7・4・9
■狙い目
逃げそうな山崎をマークの伊藤が抜け出し4アタマ。2、3着は1・2・7・9へ。
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決勝結果
窓場千加頼が記念初V
2024年12月22日

■□ 万博協賛 九十九島賞争奪戦<佐世保>決勝結果■□
【開催日】2024/12/22
6番車の渡邉雅也が号砲とともにS取りに出て、深谷知広を迎え入れる。その後ろは松浦悠士-荒井崇博で、5、6番手の位置から進めたのは佐々木悠葵と末木浩二の関東勢。窓場千加頼がけん引する近畿勢は7番手からレースを進める。青板過ぎの2コーナーから動いた窓場はゆっくり上昇して深谷に並びかけると、赤板をめがけて、誘導を外しにいく。そこを松浦が押さえるが、佐々木がすかさず巻き返して打鐘で先頭に躍り出る。末木浩二は佐々木との間隔を保って、松浦の動きを警戒するが、松浦は最終1センターから仕掛ける。このラインを追った窓場は2コーナー付近から車を外に持ち出してまくり発進。窓場は最終2センターで前団をとらえると、切り替えてきた荒井の追撃を振り切った。
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■□優勝者 窓場千加頼選手インタビュー■□
やっとGIIIを獲ったなって感じで、実感はないですね。これをステップに、GIを獲ることを目標にしたい。今年は、FIでの優勝はあったけど、こういうグレードレースで優勝できたことがうれしいです。車番が悪かったんで、まずは切って、深谷さん達の動き待ちになるかなと。赤板で切れたことがキーポイントだったと思うし、切ったから次の動きにつながると思うんで。佐々木君が本当にカカった先行だったんですけど、その上を行った松浦さんのスピードをもらって、まくることができた。ゴールも隣に誰か並んで来ているだろうなと思っていたし、誰もいないことが確認できて、手を上げました。(デビューから)長かったです。腐った時期もあったけど、もう一度頑張ろうと思えたのは、同期の古性(優作)さんの活躍だし、古性さんと、脇本(雄太)さんとウィナーズカップの決勝を走れたことがきっかけ。近畿の自力選手として成長しないとなって思ったし、後輩を育てていきたいと思った。(オールスターと地元記念の)大事なところで、2着だったし、何かを埋めないと優勝はできないと思っていた。それがこんなに早く優勝できたことは、自分でも驚きですし、成長できているのかなって思います。来月には和歌山記念がありますし、全日本選抜もすぐにある。近畿として総力戦で戦っていきたいです
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