車名の由来 6
2025年04月11日
選手が自分のエンジンの車名を決める理由は人それぞれ。強い思い入れがあったり、そうでもなかったり。そんな車名を決める決定打を聞いてきました。
北原岳哲...フィロソフィー。「哲学を英語でいうとフィロソフィーなんですけど、自分の名前の『岳哲』の哲が哲学の哲なので付けました。親からずっとその漢字が付けられているんですよ。父親も哲郎で、兄貴にも哲が付いてるんです。甥っ子とかもみんな哲が付いているんですよ。せっかくなのでそこから付けたんです。(レース場でもいろいろ考えながら走っているんですか?)常に頭フル回転ですよ。腕がなかなか追いつかないので、とりあえず考えるだけ考えながら、体を動かして頭使いながらです」
平川博康...ヤワラ。「『やわら鉄筋』という会社があって、そこの人にお世話になっているんですけど、その人、オートレースが大好きなんです。親父の後輩なんですけど、もう家族同然でかわいがってくれてるんですよ。田舎なので、そういうのは大切にしたいんです」
高石光将...チビサウザー。「北斗の拳の『サウザー』に似てるって言われるんですよ。あとは自分の身長を考えて。そのまんまですけど、北斗の拳も好きなので」
↑右が深谷俊太選手、ちなみに左は北市唯選手
深谷俊太...シグナル。「アジアで台風の意味らしいですよ。自分もよく分からないんですけど、味道楽のお客さんが付けてくれたんです」(深谷選手は以前に『アジドウラク』という車名を付けていました)
宮地朗...ザトラクターズ。「これは『ザドリフターズ』から文字って付けたんですよ。ちょうど休みの日に近所の仲間と農業をやっていて、それでトラクターも運転するので。米を作っているので、これから田植えとかあるし忙しくなるんですよ。乗り換わってからエンジンも良くなってるんです」
鈴木静二...ミル。「特に意味はないんですけど、リシャール・ミルっていう時計があって、それで車名に付けました。昔は時計が好きだったんですよ。まあ、今は持っていないんですけどね(苦笑)」
中原誠...ワンハート。「息子の名前を英語化したんですよ。息子の名前は『いっさ』といって、漢字で書いたら『壱』に『心』っ書くんですけど、それを英語化してワンハートです。(では、息子さんの名前を背負って走る、みたいな感じですか?)いやいや、そんな大きな意味はないですよ(笑)。そこまではないです(笑)。背負って走るとかそこまで重いモノはないですよ」
井上智詞...ウォーデン。「これはただ単に子どもが好きなゲームに出てくるキャラクターの名前です。マインクラフトっていうすごく流行っているゲームがあるんですけど、それの敵の強いキャラらしくて...。子どもに(車名を)どうしようかって話していたら、強そうだしウォーデンがいいんじゃない!?って言われて付けました」
下平佳輝...ガラナ。「そんなに意味はないんですけど、『ガラナ』っていう飲み物があって、力が付くみたいな事を言われてたから、じゃあ車名に付けてもいいかなって思いました。(エンジンにもパワーが出たらいいですね?)そうそう。最近はエンジンに力がないけどね(笑)」