37期・勝手に通信簿(若獅子杯を戦い終えて)
2024年10月18日
◎たいへんよくできました◎
福岡 鷹...24年4月9日の飯塚ナイターで自身2度目の優勝果たし、9月26日の飯塚ミッドナイトではV3を飾った。若獅子は予選→準々決勝戦を突破し準決へ進み4着。最終日も4着だったが、ここぞの準々決勝戦で1着取ったのは立派。勝ちを1つ増やし通算38勝と稼ぎ頭。今年のGPで10m前のハンデ経験してるが現在、最重ハンの20m前(若獅子準決から10m前)で健闘しておりこれからも精進して行くことだろう。
若獅子杯の成績《2・7・1・4・4 節間の本走最高タイム3.42》
田中崇太...父・田中茂がSGホルダーというプレッシャーはないと思うが、優出3回して準優勝が2度と、初優勝までもう一歩まで来てるのは確か。若獅子杯では準決へ進み節間3勝挙げており、経験値も上昇気配で将来の走りに期待が持てる。勝利数は25。
若獅子杯の成績《3・1・1・6・1 節間の本走最高タイム3.43》
森下 輝...フランチャイズの浜松が施設改善の工事で開催できず、遠征回りを余儀なくされている。0ハンから逃げるレースが少なくなり、追い上げるレースでも持ち前のグリップワークで勝利数は34と福岡に次ぐ。伊勢崎のGPでは雨走路1着、そのあと伊勢崎走路で雨3勝と天候に左右されない強みもある。現在、最重ハンの20m前。若獅子杯では準決進めなかったが、最終日のアウト戦は目を見張るものあった。
若獅子杯の成績《4・7・4・5・1 節間の本走最高タイム3.43》
○よくできました○
丹下昂紀...8月9日の山陽ミッドナイトで初優勝。波はあるが着実に力を付けており現在18勝と数は少なめだが、ここ最近の動きには目を見張るものがある。同期の村田光希をインから抜いたこともあり。若獅子では4日目にスタート落車して停止。2日目1着の内容が良かっただけに残念。
若獅子杯の成績《7・1・7・停・6 節間の本走最高タイム3.46》
村田光希...6月の川口で4戦3勝とキッカケを掴んだのか、その後に9月3日の山陽ミッドナイトで初Vを完全優勝で飾る。その前に飯塚で3連勝しており都合6連勝。勝利数も24といつの間にか上位級の力を付けてる印象。若獅子杯も初日2着と好発進したが2日目以降は見せ場なく終わった。
若獅子杯の成績《2・5・8・5・6 節間の本走最高タイム3.47》
北市 唯...地道に勝利数を伸ばしてる印象。特に0ハン単騎の逃げで力を発揮する。勝利数は14だが、2・3着も多い。若獅子杯でもタイムが足りず準決へは進めなかったが、着取りは安定。最終日はブチ走路で1着。
若獅子杯の成績《2・3・3・5・1 節間の本走最高タイム3.48》
●もう少しがんばりましょう●
浅倉樹良...デビュー13連勝とオート界に衝撃を与えたのは確かなのだが、ハンデが後ろになるにつれてスタートの甘さが露呈してしまう。さらには、前を抜こうとする意識が強い裏返しなのか、反則を取られたり挙句の果てには周回誤認の大失態。持ってる素質は優秀なだけに、近況の動きには不満残り評価を下げた。勝利数も23と伸び悩んでおり巻き返しなるか。若獅子杯は準決へ進めなかったが着はまとめており、これから走路が冷えてスピード勝負になるので楽しみにしたい。
若獅子杯の成績《3・6・1・5・2 節間の本走最高タイム3.46》
石橋啓士...今年7月に初優出を決めており。逃げがハマるととんでもないパワーを発揮する。勝利数も気がつけば17に。
若獅子杯の成績《3・2・7・6・4 節間の本走最高タイム3.47》
菅原すずの...山口と同じ川口所属。こちらも7勝と伸び悩んでるが、2・3着に残る粘り腰を持ち合わせており、時折タイム出す意外性もある。
若獅子杯の成績《7・3・5・2・6 節間の本走最高タイム3.50》
佐藤智也...主に逃げのレースが多いが、展開に左右される面もある。 もう少し地力を付けて後続を突き放すことができれば...。勝利数8、2着7、3着8。
若獅子杯の成績《6・4・5・6・5 節間の本走最高タイム3.50》
山口航太...川口所属で一時、勢いが付きかかったのも長続きせずタイムも物足りない。いまだ6勝と奮起をうながしたい。
若獅子杯の成績《8・6・6・8・5 節間の本走最高タイム3.50》
滝谷 圭...8月4日に初勝利。現在3勝のみだが、少しずつスタミナを付けており序盤の勢いを保てれば勝利数は増やせるかも。
若獅子杯の成績《6・6・3・7・8 節間の本走最高タイム3.51》
【浅倉樹良】
(文/中村)