オールスター競輪<函館>最終日
2025年08月17日
オールスター競輪も5日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった太田 海也(岡山)選手、吉田 拓矢(茨城)選手、寺崎 浩平(福井)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【準決勝VTR(08月16日結果)】
◆9R
脇本雄を逃がして太田海と山口拳が3番手を取り合う意外な流れ。これで得をしたのは脇本。さすがにナメられた? 脇本の逃げはド迫力だが、ドカして3番手捲る太田も強い。両者のデッドヒートは直線で太田。南修が食い下がる。
◆10R
ここは眞杉匠の先行で4番手が併走。番手の吉田拓が大きく車間を斬り、捲り上げる嘉永泰をブロックしながら抜け出した。援護を受けながらも眞杉は急失速し3番手を固めていた佐藤礼が内から2着。嘉永に切り替えて岩津裕が強襲
◆11R
赤板から伊藤颯がブン回すと、あとは捲り合戦。叩かれた新山が3番手だが初手前中団でサラ脚5番手の寺崎浩に余力あり。番手捲る山田庸の上を捲った。古性優はマークまで。苦しみながら踏み上げる深谷知を松本貴が捕らえ3着。
【11レース決勝(8月17日)】
1 古性 優作 100 大阪
2 太田 海也 121 岡山
3 吉田 拓矢 107 茨城
4 南 修二 88 大阪
5 松本 貴治 111 愛媛
6 佐藤 礼文 115 茨城
7 寺崎 浩平 117 福井
8 岩津 裕介 87 岡山
9 脇本 雄太 94 福井
■決勝インタビュー
古性優作=寺崎君のおかげ。それに尽きる。競輪はラインですね。
太田海也=自分の力を今節は出せていると思う。タイトルを獲りたい
吉田拓矢=体調面は問題ない。練習仲間の礼文さんと頑張りたい。
南修二=ワッキーのおかげ。自分の状態はいいですね。近畿4番手
松本貴治=2年前の決勝ではぶっちぎれた。そうならないように。
佐藤礼文=まさか決勝に乗れるとは。チャンスある位置でやれる事を
寺崎浩平=脇本さんの番手は2回目。タイトルをしっかり狙いたい。
岩津裕介=オールスター優勝は昔の事。でも相性のいい大会ですね。
脇本雄太=ラインで勝ち上がれた事に価値がある。決勝も自力でやる
■レース展開
強力布陣の近畿勢。9は全開でペースアップ
9714・28・36・5
■悲願達成
ついに訪れた脇本-寺崎の並び。脇本の男気先行に応えて寺崎がG1初制覇。太田、吉田も策を練って猛抵抗!
■本命信頼度50%
7=1-4・5・3
7=2-1・3・8
7-3-1・2・5
7-5-1・2・3
2-3-7・8・1
2-8-7・3・1
■狙い目
近畿の2段駆けを破るには世界で闘う太田の捲りしかない。大逆転の一撃で27=1、28=7。
オールスター競輪特設サイト
オールスター競輪著名人予想
【条件達成でもれなく最大35,000円分】8月17日(日)の函館競輪(GI) ミッション開催中!
ドリームレースは郡司浩平が制す
2025年08月13日
■□ オールスター競輪<函館>ドリームレース結果■□
【開催日】2025/08/12
スタートを勢い良く出たのは太田海也で清水裕友との中国勢が前受け。単騎の眞杉匠は3番手の位置で、その後ろに脇本雄太-古性優作の近畿勢、単騎の新山響平が6番手、同じく単騎の犬伏湧也が7番手、深谷知広-郡司浩平の南関勢は後ろ攻めになった。残り3周の青板過ぎから上昇した深谷はジワジワと上昇していき赤板過ぎ誘導を外す。そこを脇本が押さえて前に出るが、太田がすかさず巻き返して主導権を奪う。脇本が清水の内で粘る動きを見せると、深谷は1センターからスパート。最終バック過ぎに太田をとらえると絶好の展開になった郡司が交わした。
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■□勝利者 郡司浩平選手インタビュー■□
「(スタートは後ろになって)申し訳なかった。中途半端になってしまって、前を取るくらいに出ないとダメだった。(深谷が)思ったよりすんなり切れたけど、脇本(雄太)さんが来た。(脇本は)あそこからじゃ流すだろうし、太田(海也)もすかさず来ていた。あとは単騎勢に追い上げに来られないようにと。来なかったので、深谷さんの(仕掛ける)タイミングを見ていた。脇本さんが内にいたので、古性(優作)が踏むのかなっていうのもあった。でも、深谷さんがすんなり出切ってくれた。自分の体自体は、すごくいい状態で来られたっていう感覚はない。けど、走ってしまえば、集中力が高い状態で走れた。前が深谷さんっていう安心感もありました」
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決勝結果
柳詰正宏が地元バンクで初のGIII制覇
2025年08月11日
■□ 万博協賛 吉岡カップ(G3)<小倉>決勝結果■□
【開催日】2025/08/11
上野優太がスタート争いを制して林慶次郎が前受け。5番手に原田研太朗が位置を取り、阪本和也が7番手で周回を重ねる。赤板前から阪本が上昇するが、林慶が出させず赤板で突っ張る。阪本は5番手に降りて、後方に下げた原田研太朗は7番手で態勢を立て直す。林慶が後ろを見ながら打鐘でペースアップすると、初手から競りだったその番手は林大悟が櫻井正孝に競り勝ち2センターで単独回りに。林大は林慶との車間を空けて間合いを図り、最終2コーナーからまくり上げた原田に合わせて3コーナーで番手まくり。ゴール前は原田が外を迫るが、林大を追走していた柳詰正宏が直線で鋭く抜け出し、地元バンクで初のGIII制覇を達成した。
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■□優勝者 柳詰正宏選手インタビュー■□
(優勝は)想像できなかったし、フワフワしている感じで夢を見ているみたいです。感無量ですね。(林)慶次郎はあれ一本でしたし、自分も仕事をすることに集中できていた。競輪人生の全部の運を使ってもいいという想いで、この一戦に全部をかけました。正直、踏んだ時にあまり車が出なかったんですけど、自分の脚を信じて良かったです。(開催前は)自分が地元の牙城を守るとは思わなかったですけど、林兄弟が乗ってきてくれて、地元勢がもぎとれて、しかも自分が優勝できて信じられないですね。前半戦はここで優勝できて、後半戦の前に体調を崩してどうなるかなと思いましたけど、こうやって自分がやってきたことが実を結んで幸せです。GIIIを優勝して、少しは注目されると思うし、これからも一戦一戦気を引き締めて頑張りたいですね。
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初日予想
オールスター競輪<函館>初日
2025年08月11日
8月12日から6日間、函館競輪場でオールスター競輪が開催されます。
郡司浩平(神奈川)選手、犬伏湧也(徳島)選手、古性優作(大阪)選手、脇本雄太(福井)選手、眞杉匠(栃木)選手、清水裕友(山口)選手、新山響平(青森)選手、岩本俊介(千葉)選手らS級S班選手から目が離せない6日間、ぜひご注目ください。
【11レース S級DRM】
1 古性 優作 100 大阪
2 郡司 浩平 99 神奈
3 新山 響平 107 青森
4 犬伏 湧也 119 徳島
5 眞杉 匠 113 栃木
6 深谷 知広 96 静岡
7 清水 裕友 105 山口
8 太田 海也 121 岡山
9 脇本 雄太 94 福井
■レース展開
一流が揃って超が付くほどのハイペース競走
91・62・3・5・4・87
■人気応え
ファン投票人気順にシードされた9人の対決。互角の激戦だが、総合力ある近畿の軸となる古性に期待した。
■本命信頼度40%
1=9-2・5・3
1=2-9・6・5
1-5-9・2・3
2-5-1・9・7
2-3-1・4・5
2-6-1・5・3
■狙い目
深谷が逃げて郡司の進出。深谷の残りより単騎で位置取り上手い眞杉を絡めた2=56、2=53
【10レース S級一予選】
1 和田真久留 99 神奈
2 菅田 壱道 91 宮城
3 桑原 大志 80 山口
4 福永 大智 113 大阪
5 町田 太我 117 広島
6 隅田 洋介 107 岡山
7 青野 将大 117 神奈
8 中井 太祐 97 奈良
9 和田 圭 92 宮城
■レース展開
5と7の先行争い。2は好位確保からの捲り
29・71・48・536
■和田真◎
青野の番手で脚温存可能な和田真が最後に抜け出す。神奈川勢を中心視したが、別線の抵抗でもつれると宮城勢も
■本命信頼度40%
1=7-2・9・3
1=2-7・9・3
1-3-7・5・6
1-9-7・2・3
2=9-1・3・7
■狙い目
青野に対して同期の町田が頑強に抵抗すると混戦。その流れなら菅田が捲って2=9。3着1と3
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決勝結果
佐藤水菜が豪快まくりでグランプリスラム達成!
2025年08月11日
■□ 女子オールスター競輪<宇都宮>決勝結果■□
【開催日】2025/08/10
号砲が鳴り7番車の久米詩が大外からSを取り、柳原真緒が追って佐藤水菜がその後ろを主張した。児玉碧衣が外から追い上げて2番手で位置を主張するも入れず車を下げると、それと同時に太田美穂が先頭まで位置を上げて久米が迎え入れる。その後は赤板過ぎまで仲澤春香が佐藤にフタをして打鐘前に1車位置を上げて柳原の外で併走となり佐藤が前との車間を空ける。最後方となっていた児玉は上昇を開始し仲澤を追走。最終ホームからスパートを開始した仲澤が太田を叩くと、児玉がそのままの勢いでまくり上げて久米が俊敏にスイッチ。児玉が最終2コーナー手前には仲澤を捕らえるが、最終1センター付近から始動していた佐藤が異次元のスピードで前団をのみ込み最終3コーナーで先頭に立つと、そのまま後続を一気に突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。
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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
やり切りました。思い残すことはありません。頑張りました。(レースは)多分、太田選手がSだろうと思っていて、その後ろに自在っていうコメントの選手がいる。じゃあその後ろがいいなって思っていたので、並びは結構自分の思う通りに走れて、自分のタイミングが来るまで脚を溜めて、自分のタイミングの時に全力を出し切れたかなと。人の後ろしか見れていなかったので、今が何コーナーなのか残りあと何周なのかとか、距離感覚が全くない状態でガムシャラにモガいてしまったので、500バンクに慣れていない部分がありつつ、どこがゴールなんだろうという不安がありつつ、しっかり前に踏み込むということだけを徹底して、ゴール線が見えて自分が一番で入れたのですごくうれしかったです。動きが激しかったので、レースがどこでっていうより人の動きしか見れてなかったので、結構ギリギリの戦いだったかなと思います。やっぱり昨日頑張り過ぎちゃって、脚を痛めてローラーモガキも昨日乗っている方が良かったので、不安を抱えて弱気のまま入ってしまったんですけど、皆が背中を押してくれたのでやるしかないという気持ちで無理矢理、前を向いて頑張んなきゃという気持ち一つだけで乗り切りました。大勢の方が表彰式に残ってもらって、胴上げもしてもらえてすごいうれしかったです。(今後は)ちょっと気持ちを立て直すまでに時間があるので、しっかりと考えて頑張ります。今が最後で、今がベストでっていうぐらいギリギリでやっているので。前を向くのは時間がかかるけど、全日本(選手権トラック)は全力で倒しにいきます。
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