尾方真生が逃げ切りでビッグ初優勝
2024年07月16日
■□ ガールズケイリンフェスティバル<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/07/15
スタートで飛び出したのは當銘直美。その後、尾方真生が追い上げて誘導員の後ろに入る。前から尾方、當銘、坂口楓華、小林優香、山原さくら、児玉碧衣、中野咲で周回を重ねる。隊列は変わらず、打鐘で誘導が外れると、尾方はそのままペースアップ。後方から仕掛けた山原は車の進みが一息で1コーナーで一杯。追って上がってきていた児玉は中団外で併走に。2コーナーから坂口が仕掛けると、當銘も合わせるようにタテに踏む。両者の仕掛けが決まるかに見えたが、尾方が懸命に踏み直して合わせきり、ライバル達の追撃を振り切って逃げ切り勝ち。デビュー5年目で初のビッグタイトルを手にした。
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■□優勝者 尾方真生選手インタビュー■□
(デビューして)5年間長かったけど、自分の走りで優勝できて良かった。(レースを振り返って)前から攻めたいなって思っていた。山原さんが見えて、一回踏んで自分のペースに入れて最後は踏み直せました。(今開催前に)サンサンで練習した成果も出せたと思う。いつか(ビッグレースで)逃げ切って優勝できたらいいなって思っていたけど、その通りになって自分らしい勝ち方だった。大きいレースでは先行することが厳しくなっているけど、しっかり逃げ切れて良かった。
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決勝結果
眞杉匠がまくりでGII初制覇
2024年07月16日
■□ サマーナイトフェスティバル<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/07/15
スタートで古性優作が飛び出し、近畿勢が前受け。その後ろに眞杉匠-吉田拓矢の関東勢、単騎の山口拳矢が5番手、北井佑季は6番手となり、もう一人の単騎の新田祐大は最後方という初手の隊列。残り2周半をめがけて北井が動き出すと、先頭の脇本は突っ張り先行。残り2周過ぎて北井が脇本を叩くも、郡司浩平は古性に捌かれてしまう。2番手に入った脇本が最終ホームから仕掛けるも、2コーナーから更に外をまくり上げた眞杉が古性のけん制をかいくぐって前団をのみ込んだ。
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■□優勝者 眞杉匠選手インタビュー■□
【優勝者・眞杉匠選手インタビュー】
南関が後ろというのは想定外でした。中団になった以上は遅れないように注意していた。あれ以上(仕掛けが)遅くなるとコーナーに入っちゃうので、良いタイミングでいけたと思う。凄いカカリで余裕ではなかったし、きつかった。だいぶ外まで(古性が)牽制にきたので、大外を走ることになった。自信がなくても行くしかなかったし、がむしゃらに踏みました。(今年のビッグ)初優出で優勝できた。(今年の)前半戦は苦しかったけど、ここで良い流れを持ってこれたし、後半に繋がると思う。
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決勝結果
徳島のニューエース犬伏湧也が地元記念を初制覇
2024年07月07日
■□ 能支・万協 阿波おどり杯争覇戦<小松島>決勝結果■□
【開催日】2024/07/07
スタートで単騎の深谷知広が前を取り、その後ろを新田祐大が追う。周回中の並びは深谷知広、新田祐大-佐藤慎太郎、犬伏湧也-小倉竜二、嘉永泰斗-山田英明、清水裕友の順で整う。赤板過ぎに嘉永が切って、清水が九州勢を追走。下げた深谷は、4番手で清水と位置がバッティングして併走になる。犬伏は後方まで下げ切って8番手。新田は、打鐘前から前と車間を切って犬伏を警戒する。泳がされた嘉永は、打鐘3コーナー付近からスパート。犬伏の仕掛けがないとみるや、新田は最終1センターから巻き返す。嘉永と車間を切っていた山田は、3コーナーで大きく外に張って新田をブロックする。北日本勢を追いかけるようにして仕掛けた犬伏は、新田のさらに上を踏み上げる。イエローラインよりもさらに外を踏まされた犬伏だったが、そこから爆発的な加速を見せると、直線で前団をまとめてのみ込んで、地元記念初制覇を成し遂げた。
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■□優勝者 犬伏湧也選手インタビュー■□
地元っていうことで、重圧があって、いつもと違った緊張感で走ってて、優勝できて良かったです。取れた位置から、自分が行ける所から行こうと思ってました。(タイミングを)しっかり見極めて行った感じです。しっかり落ち着いて、タイミングだけ見て行こうと。吸い込まれる感じがあって、上を登ったんですけど、なんとか届いた。ゴール前はもう必死で、届いてくれと思いながら踏んでました。地元記念で決勝に上がれて、声援もすごかったんで、自分も興奮しましたね。今日(決勝)のレースは、イレギュラーなレースなんで、もっと自分の自力を出して、GIを狙っていきたい。
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決勝結果
吉田拓矢が関東の仲間の想いを受け地元記念初V
2024年06月30日
■□ 能登半島支援 水戸黄門賞<取手>決勝結果■□
【開催日】2024/06/30
芦澤辰弘が号砲と同時に飛び出して5車で並ぶ関東勢が正攻法に構える。脇本雄太―山口拳矢の中近勢は脇本が6番手の位置にこだわる姿勢を見せるも、追い上げてきた守澤太志、松本貴治と単騎2人を入れて8番手の位置に。動きがなく赤板を迎えると関東の先頭を務める小林泰正が誘導をおろして一気にペースを上げる。残り1周を過ぎたところで番手の坂井洋が自力に転じると、守澤が内に入りすくわれた芦澤が外に浮く。煽りを受けた松本とともに反撃を開始した脇本も浮いてしまう。坂井を追走した吉田拓矢は、後ろでもつれる吉澤純平と守澤の動向、脇本が浮いてから自力に転じ勢いよく迫る山口の動向を確認しながら3コーナーで抜け出す。後続を寄せ付けず、そのままゴール線を一番に通過した。
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■□優勝者 吉田拓矢選手インタビュー■□
感無量でした。何度かチャンスがあったなかで優勝に届かなかったが、目標にしてやってきたのでうれしかった。辰弘さんがスタート取ってくれて泰正さんが他のラインを出させないように駆けてくれたのであの展開ができた。ビジョンをみて、守澤さんが入ってきているのがわかって待っていった分、後ろに勝負権なくなったのが申し訳なかったです。山口君がきているのも見えて、内を守澤さんがいかないように洋さんのすれすれをいったが内にいきすぎて守澤さんが落車しなくてよかった。(優勝は)先輩、後輩、仲間のおかげですし感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進していきたい。去年、眞杉(匠)のために頑張って、あっせんが止まることにもなったがけっしてマイナスではなかったと、それがあるから今があるんだと思います。
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決勝結果
九州の結束力を示して山崎賢人がライン3番手回りから強襲V
2024年06月25日
■□ 能支第30回中野カップレース<久留米>決勝結果■□
【開催日】2024/06/25
号砲とともに菅田壱道が飛び出して新山響平を迎え入れて新山-菅田-阿部力也の北日本ラインが正攻法に構える。1番車を生かした松浦悠士が中団取りに成功し田尾駿介を連れて周回を重ねる。九州ラインの先頭を任された伊藤颯馬は6番手の位置で前団の様子を窺うと、赤板手前から力ずくで踏み込んで、突っ張り気味に抵抗する新山を叩き切る。単騎の戦いとなっていた森田優弥は初手から九州ラインを追い掛けて4番手の位置をキープ。後方8番手に置かれた松浦が最終1コーナーから巻き返しを狙ったが、伊藤をリードしていた嘉永が最終2コーナー手前から番手まくり。森田が最終バック手前からすかさずその外をまくり上げると、真後ろからの仕掛けに対応できなかった山崎ではあったが、最終2センターで松浦を張りながら森田にスイッチすると、直線で鋭く伸びてゴール線を駆け抜けた。
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■□優勝者 山崎賢人選手インタビュー■□
もうしっかりラインとして機能しないといけないと思っていたので、内を締めてと思って。(伊藤は)しっかり新山君を叩き切ったのでとんでもなく強かったです。(嘉永が番手まくりをしたあと)すかさず(森田が)来たので、あっと思ったんですけど。その後ろをしっかりと思って。(切り替えたところの判断は)ちょっと迷ったんですけど、(嘉永と森田の)2人でモガき合っていたので。やっぱり周りが強い人ばかりなので、その時、その時で反応して判断しないといけないので。(5年7カ月ぶりの記念優勝となったが)ラインのおかげなので。昨日も今日も。ありがたいですね。(昨年の競輪祭以来となる久々のレースで結果がでたことは)ほっとしています。(ナショナルチームで)すごくいい環境で練習させてもらっているので。(レベルアップしている実感は)あります。もっともっと強くなって先頭で頑張らないと。今回は(自力で動いた初日、2日目と)勝ち上がりで1着を取れていないので、その辺はまだまだです。力をもっと上げていかないと。
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