決勝結果

地元の大声援を受けた佐藤水菜が優勝

2024年08月16日

■□ 女子オールスター競輪<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/15

 スタートで石井寛子が出ると、久米詩が後位に入る。児玉碧衣が追って、その後ろは佐藤水菜、日野未来、坂口楓華の並び。太田りゆは佐藤とスタート直後は併走して一度は下げるも、再び上昇して石井の後ろに入る。その動きをみた坂口も太田を追うが、入れてもらえず再び7番手に。隊列が落ち着いたまま、打鐘で誘導員が退避。坂口が一気に仕掛けると、太田も合わせて踏むが坂口の動きを追った佐藤が、2車併走する上を叩き出てホーム線を通過。先頭に立ってからは、内を抜けた太田が少しずつ車間を詰めるも4コーナーを通過してからは、踏み直した佐藤がまったく寄せ付けず優勝。

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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
 「人生初の胴上げだったので、すごく貴重な体験ができて幸せだった。たくさんの応援があったからこそ優勝できたんで、すごくうれしいです。パリオリンピックまでほとんどレースをせずに、ひたすらに練習に集中できたおかげで今回のオールスターもすごくいい結果が出せた。(ナショナルチームの活動で)みなさんに姿を見せられなかった間、自分がどれだけ進化できるかが課題だった。けど、すごくいい形で(ガールズケイリンに)帰ってこられたんじゃないかと思います。(周回中は5番手になり)私自身、位置取りは後方を狙っていた。坂口(楓華)選手が打鐘過ぎてから1回動いてきた。1周半から1周の間で行けるタイミングで自分から仕掛けようと思っていた。そのタイミングで坂口選手が動いたので、そこをうまく利用して脚を使わずに前に出ること、最後まで一番で駆け抜けることを考えていた。ゴール前は結構、タレてしまったんですけど、前半のリードがあったおかげで最後は逃げ切れました。基本的には自分が1着でゴールするために駆けているので、ゴール前は(誰にも)譲らない気持ちでした。もう(最終)1コーナーからすごい声援があったので、1コーナーからバックにかけて全開で踏んで、調子がいいなって思いながら。バックではすごく声援が聞こえて、さらに加速していけた。ゴール前でもちょっとキツいなって思ったところで声援があったので、踏ん張り切ることができました」
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決勝結果

昨年のグランプリ覇者・松浦悠士が夢の競演で勝利

2024年08月14日

■□ オールスター競輪ドリームレース<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/13

号砲とともに古性優作が出て、脇本雄太―古性の近畿勢が正攻法に構える。清水裕友―松浦悠士の中国勢が追って5番手に単騎の眞杉匠、その後ろに北井佑季―深谷知広の南関勢が入り、後方は新山響平―佐藤慎太郎の北日本勢が初手の並びに。青板周回のバックから北井と新山でけん制し合い、赤板周回に入るのを目がけてともにスパート。先手争いを演じたまま打鐘を迎え、北井が踏み勝ったものの4コーナーから脇本が後方から仕掛ける清水に合わせて出る。1センターで並ぶ前に深谷が番手まくりで応戦するも、脇本は踏み負けることなく4コーナーを迎えたが、清水が後退して近畿勢の後ろに切り替えた松浦が直線で中を割ってゴール線を一番に切った。

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■□優勝者 松浦悠士選手インタビュー■□
「(北井佑季と新山響平で壮絶な主導権争いになって)前がどうなっているかはわからなくて、(清水)裕友の後輪だけを見てました。(仕掛けた清水が近畿勢に合わされて)ちょっと待ったんですけど、自分が入らないと後ろに眞杉(匠)君もいたんで入られるんじゃないかと。(直線のコースは)狭かったけど、あそこを行かないとアタマがないと思っていきました。(脇本雄太が)膨らんではないけど、脇本さんと深谷(知広)さん(の間)なので、差し込んじゃえばなんとかなるかなと。感触自体はいいです。前回の(別府記念)決勝のいい雰囲気が今日(ドリーム)はありました」
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決勝結果

五輪直後の佐藤水菜が地元凱旋レースを制す

2024年08月14日

■□ オールスター競輪ガールズドリームレース<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/13

スタートで日野未来が出るも、上昇してきた太田りゆが誘導員の後ろに入る。佐藤水菜は3番手の位置から進めるも、石井寛子が外で併走。佐藤の後ろに児玉碧衣、久米詩、山原さくらが初手の並び。佐藤は赤板周回に入って、包まれる形を避けて車を下げると、久米が一気に上昇。打鐘直後に先頭に立つも、追った山原がすかさず叩いて出て、さらに佐藤も巻き返す。打鐘で6番手から仕掛けた佐藤が2コーナーで山原をとらえると、山原後位から切り替えてきた日野を寄せ付けることなく押し切った。

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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
「1周半か、1周では(仕掛けて)行こうと思っていたんですけど、6番の石井選手に押さえられて道がなくて、道ができてから行きました。パリッとしないレースだったんですけど、休まずに行けました。どんな展開でも、経験を増やしていかないといけないし、すんなり引かないところをアピールできた。よくない展開を、どう組み立て直すか勉強になりました。自転車をグランプリから乗り換えたんですけど、セッティングもまだ合わせてなくて、ローラーで合わせたぐらいで。全然セッティングが出てないまま走ったので、明日(2日目)はしっかりと修正して走れたらなと思います」
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決勝結果

新田祐大が完全優勝で今年2度目のGIII制覇

2024年08月11日


■□ 施設整備等協賛道後温泉杯争覇戦<松山>決勝結果■□
【開催日】2024/08/11

 福島武士がスタート争いを制し、四国勢が前受け。真鍋智寛-吉田智哉-福島-原誠宏、新田祐大-飯野祐太-宿口潤平、片岡迪之-坂本健太郎の隊列となり、周回を重ねる。真鍋は青板3コーナーから徐々に誘導員との車間を空け始め、後方から上昇した片岡を出させず赤板で突っ張る。新田が空いた内を進出すると、飯野は連結を外して中団に収まる。新田は打鐘で先頭の真鍋と併走になるが、2センターで1車下がり吉田の内で粘って残り1周を迎える。外併走の吉田は最終1センターで浮いてしまい、番手を奪った新田がバック手前でまくり上げる。福島が新田後位に切り替えて直線でとらえにかかるが、力強く踏み直した新田が振り切り、今年2度目のGIII制覇を完全優勝で決めた。

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■□優勝者 新田祐大選手インタビュー■□
 「スタートは位置次第で何でもあると。ゴチャついている中で、片岡君の動きを見過ぎてしまった。真鍋君のラインが締まり気味になって、難しいレースになりました。真鍋君はああなるのが、想定していなかったのか、吉田君が取られそうになって、真鍋君が流しているようならと(行く)意欲を見せた。そうしたら、真鍋君にスイッチが入ったかなと。そうなったからには(吉田と)勝負するしかない。結果、地元のところにいったので申し訳なく、動きとしても、後ろの2人に難しくなった。(仕掛けたところは)後ろが誰かはわからずに行こうと。長い時間、現場から離れて、戻って、GIIIからこなしていく中、レースの中で、自分に足りない部分、得意な部分を生かせるように。ここがゴールではないし、オリンピックから強いメンバーが戻ってきて日本の競輪はまた一歩、変わると思う。そこで活躍できるように精進していかないと。次に(ビッグに)出られるとしたら競輪祭。まずは出場権を取ること、そこで活躍できるように頑張りたい。走れるレースはしっかり走って高めていきたい」
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決勝結果

清水裕友が今年3度目のG3制覇

2024年08月04日

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■□ 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/08/04

 清水裕友がスタート争いを制して、取鳥雄吾-清水裕友-月森亮輔の中国ラインが正攻法に構える。平原康多-阿部力也が中団に構え、新村穣-深谷知広-岩本俊介-和田健太郎の南関ラインが後ろ攻めとなって周回を重ねる。取鳥は、青板周回から誘導と大きく車間を空けて、別線を突っ張る態勢を取る。だが、新村も標識線を目掛けて全開で踏み込み、青板バックで先頭に出る。新村に叩かれてしまった取鳥は、2番手の深谷の内で粘る形に。深谷は外併走で耐えるが、岩本は連係を外してしまい中国勢の後ろに降りる。前団がもつれて隊列が短くなると、平原が赤板2コーナーから車を外に持ち出して一気のカマシを先行。取鳥に競り勝った深谷が最終ホーム付近から自力に転じて平原ラインを追いかけるが、その後ろには清水がスイッチ。深谷が阿部に追いつく前に、清水は最終2コーナーからその上を強引に仕掛ける。スピードに乗った清水は、最終3コーナーで平原をとらえるとそのまま後続を引き離し、2着の月森に3車身差を付けてゴール線へ一番乗り。今年2月の静岡記念以来、通算12回目のG3優勝を飾った。

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■□優勝者 清水裕友選手インタビュー■□
 「普通に(南関に)先行されてバンマク(番手まくり)されたら勝負権がないので、(初手で)いい位置を取れたのがすべて。(取鳥は)突っ張り切れなかったらそこ(番手)で勝負するしかないと。やれるなかで全て出そうってことだった。3番手が取り切れたので、迎え入れる準備をして、雄吾が(番手を)取り切るか見てからと、準備はしていました。平原さんが(カマして)来たのは分かったけど、(切り替えるのは)雄吾の決着が付いてからだなと思った。単独で回れたし回りが見えていましたね。後ろがいるし自分で仕掛けました。踏んだときに行ける感じはあったけど、ハイピッチのレースで消耗していてキツかった。アップの仕方を考えて変えて、今回いい方向に向いた。今回結果が出たのでこの形で頑張りたい」

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