単騎の犬伏湧也が最後方から大外強襲
2024年10月29日
■□ 万博協賛ゴールドカップレース<京王閣>決勝結果■□
【開催日】2024/10/29
初手は古性優作が前受けで小林泰正が3番手、新山響平は5番手、眞杉匠が7番手となり、単騎の犬伏湧也が最後方からのレースになった。青板のバックで上昇した眞杉は新山にフタをして赤板を迎える。小林が打鐘をめがけて誘導を切りに行き、そこを眞杉が叩くと、ペースが一気に上がる。3番手に入った小林は1センターからまくりでるも鈴木竜士に止められて失速。2コーナー付近から仕掛けた古性が前団をのみ込んだが、同じくらいのタイミングで仕掛けた新山がさらに外を伸びる。北日本勢の後ろにいた犬伏は最終4コーナーまで最後方だったが、前のスピードに乗って大外を一気に突き抜けた。
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■□優勝者 犬伏湧也選手インタビュー■□
「まさか、こういうメンバーで優勝できるとは思わなかったですし、うれしいです。とにかく流れを見ながらでした。眞杉(匠)君のペースが上がって、すごいカカっていたし、しかも雨だったのでキツかったですね。バックで新山(響平)さんが仕掛けてくれて、それに乗りながら新田(祐大)さんの後輪に集中していました。しっかりゴール前で踏めるように、脚を削らずに残して。4コーナーから下りに向かって力一杯踏んで、思いのほか伸びてくれたと思います。今回は単騎でしたけど、ラインがある時はしっかり力を出し切りたいですね。まだまだグランプリは諦めてないですし、和歌山を走って、競輪祭に向けてしっかり練習したい」
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