阿部将大が地元勢から23年ぶりの優勝!!
2024年07月28日
■□ オランダ王国友好杯<別府>決勝結果■□
【開催日】2024/07/28
スタートは阿部将大が出て伊藤颯馬を迎え入れ3番手の松谷秀幸までのラインが前受け。単騎の武藤龍生は4番手の位置に入り、中釜章成-古性優作-浅井康太が中団。松浦悠士-岩津裕介は後ろ攻めになった。松浦は青板のバックで中釜にフタをすると、赤板過ぎに内に切り込んでいき、松谷の後ろの位置を確保。後ろまで引いた中釜は打鐘前2コーナーからすかさず巻き返すが、伊藤も合わせて踏み込んでいき、ペースが一気に上がっていく。伊藤がハイペースで駆けていくと番手の阿部はホームから車間を空け始め、最終バック前から自らタテに踏み込む。そのまま力強くゴール線を先頭で駆け抜けた。
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■□優勝者 阿部将大選手インタビュー■□
(地元記念優勝は)うれしいですね。ほかの記念と違って、(地元は)特別なものですから。地元のみなさんの前で優勝できたんで良かった。ラインあっての勝ちだし、行ってくれた(伊藤)颯馬もそうだし、松谷(秀幸)さんが固めてくれて心強かった。中団が中釜(章成)君だったので、ワンチャン、松浦(悠士)さんがフタをしてくれればって思ったらそうなった。そのあとは後ろ(別線)が来てなかったけど、出させてもらった。誰も来てないのに(番手から出るのは)早すぎるかなって、颯馬に申し訳なかった。今度は逆に颯馬に恩返しができるように。(別府記念での地元選手の優勝は01年以来で)それ以来誰も獲ってなくて、難しい大会だった。そのなかで若い僕が獲れたのは励みになる。(これからの九州勢を)僕が引っ張っていくっていうより、若手全員で引っ張っていこうって。僕、颯馬、嘉永(泰斗)に(伊藤)旭、(松本)秀之介とかが続いてくれればって思います。
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決勝結果
脇本雄太が弟・勇希の想いを胸に豪快まくりで地元記念6V達成!!
2024年07月23日
■□ 能登支援・万博協賛 不死鳥杯<福井>決勝結果■□
【開催日】2024/07/23
号砲とともに内枠3者がスタート取りに動くも、8番車の脇本勇希が外から一気に飛び出してスタートを取る。近畿勢が前受けとなり、新山響平は竹内智彦を背に6番手で周回を重ねる。その後ろに単騎の山田庸平、根田空史の順で回りレースが進む。残り2周の赤板にさしかかると、脇本勇希が先頭誘導員との車間を空けて、突っ張り態勢に入る。新山響平は赤板に向かって一気にスピードを上げると脇本勇希を力ずくで叩き切って打鐘手前で先頭に立つ。北日本勢を追っていた山田まで3車で出切ると、脇本雄太は最終ホーム手前でその後ろに切り替る。山田庸平が最終2コーナーから先にまくり上げると、脇本雄太はその動きを見極めながら、最終3コーナー付近から一気にスパート。追走していた稲川翔は離れてしまい、新山をまくり切った山田庸平を最終4コーナーでさらに捕らえると、そのまま後続を突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。
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■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
(初手は)正攻法しか考えていなくて、スタートから(脇本)勇希に任せていた。1センターぐらいで(新山が)いい感じできて、これは(勇希が新山に)負けるなと思ったけど、初日特選に寺崎浩平君と連係した時と同じような感じで、冷静に対処できた。(切り替えてからは山田)庸平さんなら竹内さんのブロックを乗り越えると思ったし、その隙を自分が潜り抜けようと思った。レースが始まる前から勇希が緊張しているというか、スイッチが入っているような感じはわかったので、それを汲み取って走った。自分もいい経験になったと思う。後輩たちも伸びてきているし、今開催も皆のおかげで勝てたと思う。今度は機会があったら自分がサポートしていきたい。(今年の)前半は状態が悪かったけど徐々に上向いている。(次回はオールスターを控え)G1も獲りたいし、その先にあるグランプリに気持ちを入れて臨んでいきたい。
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決勝結果
まくりに転じた松本貴治がミッドナイトGIII初代覇者に
2024年07月19日
■□ WTミッドナイトG3<佐世保>決勝結果■□
【開催日】2024/07/18
後藤大輝-岩谷-阪本和也の九州勢が前受けし、中団に単騎の平原康多、久田裕也-松本貴治-隅田洋介の中四国勢後攻めに。赤板周回に入ると、後藤は後続の動きを待たずに突っ張り先行に出る。飛ばす後藤のペースが緩んだ最終ホームで久田が反撃を開始。好スピードで上がってくる久田に合わせて岩谷が番手まくりを敢行。久田は後退するが、今度はバックでまくりに転じた松本が襲う。懸命に振り切ろうとした岩谷を、ゴール前で松本が捕まえてV。
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■□優勝者 松本貴治選手インタビュー■□
久田君がいってくれたという気持ちを無駄にしたくなかった。本当に久田君のおかげですね。内に平原さんは見えましたけど、自分はまっすぐ踏みました。3日間共、前の選手が頑張ってくれて優勝できました。調子が悪い時も、気持は切らさず練習はしていたし、自信を持ってレースに臨めるようにしていました。ミッドナイトは始まったら、あっという間に終わる感じですね。次もしっかり練習して、いいレースができるようにしたいですね。
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決勝結果
尾方真生が逃げ切りでビッグ初優勝
2024年07月16日
■□ ガールズケイリンフェスティバル<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/07/15
スタートで飛び出したのは當銘直美。その後、尾方真生が追い上げて誘導員の後ろに入る。前から尾方、當銘、坂口楓華、小林優香、山原さくら、児玉碧衣、中野咲で周回を重ねる。隊列は変わらず、打鐘で誘導が外れると、尾方はそのままペースアップ。後方から仕掛けた山原は車の進みが一息で1コーナーで一杯。追って上がってきていた児玉は中団外で併走に。2コーナーから坂口が仕掛けると、當銘も合わせるようにタテに踏む。両者の仕掛けが決まるかに見えたが、尾方が懸命に踏み直して合わせきり、ライバル達の追撃を振り切って逃げ切り勝ち。デビュー5年目で初のビッグタイトルを手にした。
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■□優勝者 尾方真生選手インタビュー■□
(デビューして)5年間長かったけど、自分の走りで優勝できて良かった。(レースを振り返って)前から攻めたいなって思っていた。山原さんが見えて、一回踏んで自分のペースに入れて最後は踏み直せました。(今開催前に)サンサンで練習した成果も出せたと思う。いつか(ビッグレースで)逃げ切って優勝できたらいいなって思っていたけど、その通りになって自分らしい勝ち方だった。大きいレースでは先行することが厳しくなっているけど、しっかり逃げ切れて良かった。
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決勝結果
眞杉匠がまくりでGII初制覇
2024年07月16日
■□ サマーナイトフェスティバル<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/07/15
スタートで古性優作が飛び出し、近畿勢が前受け。その後ろに眞杉匠-吉田拓矢の関東勢、単騎の山口拳矢が5番手、北井佑季は6番手となり、もう一人の単騎の新田祐大は最後方という初手の隊列。残り2周半をめがけて北井が動き出すと、先頭の脇本は突っ張り先行。残り2周過ぎて北井が脇本を叩くも、郡司浩平は古性に捌かれてしまう。2番手に入った脇本が最終ホームから仕掛けるも、2コーナーから更に外をまくり上げた眞杉が古性のけん制をかいくぐって前団をのみ込んだ。
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■□優勝者 眞杉匠選手インタビュー■□
【優勝者・眞杉匠選手インタビュー】
南関が後ろというのは想定外でした。中団になった以上は遅れないように注意していた。あれ以上(仕掛けが)遅くなるとコーナーに入っちゃうので、良いタイミングでいけたと思う。凄いカカリで余裕ではなかったし、きつかった。だいぶ外まで(古性が)牽制にきたので、大外を走ることになった。自信がなくても行くしかなかったし、がむしゃらに踏みました。(今年のビッグ)初優出で優勝できた。(今年の)前半戦は苦しかったけど、ここで良い流れを持ってこれたし、後半に繋がると思う。
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