脇本雄太が弟・勇希の想いを胸に豪快まくりで地元記念6V達成!!
2024年07月23日
■□ 能登支援・万博協賛 不死鳥杯<福井>決勝結果■□
【開催日】2024/07/23
号砲とともに内枠3者がスタート取りに動くも、8番車の脇本勇希が外から一気に飛び出してスタートを取る。近畿勢が前受けとなり、新山響平は竹内智彦を背に6番手で周回を重ねる。その後ろに単騎の山田庸平、根田空史の順で回りレースが進む。残り2周の赤板にさしかかると、脇本勇希が先頭誘導員との車間を空けて、突っ張り態勢に入る。新山響平は赤板に向かって一気にスピードを上げると脇本勇希を力ずくで叩き切って打鐘手前で先頭に立つ。北日本勢を追っていた山田まで3車で出切ると、脇本雄太は最終ホーム手前でその後ろに切り替る。山田庸平が最終2コーナーから先にまくり上げると、脇本雄太はその動きを見極めながら、最終3コーナー付近から一気にスパート。追走していた稲川翔は離れてしまい、新山をまくり切った山田庸平を最終4コーナーでさらに捕らえると、そのまま後続を突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。
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■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
(初手は)正攻法しか考えていなくて、スタートから(脇本)勇希に任せていた。1センターぐらいで(新山が)いい感じできて、これは(勇希が新山に)負けるなと思ったけど、初日特選に寺崎浩平君と連係した時と同じような感じで、冷静に対処できた。(切り替えてからは山田)庸平さんなら竹内さんのブロックを乗り越えると思ったし、その隙を自分が潜り抜けようと思った。レースが始まる前から勇希が緊張しているというか、スイッチが入っているような感じはわかったので、それを汲み取って走った。自分もいい経験になったと思う。後輩たちも伸びてきているし、今開催も皆のおかげで勝てたと思う。今度は機会があったら自分がサポートしていきたい。(今年の)前半は状態が悪かったけど徐々に上向いている。(次回はオールスターを控え)G1も獲りたいし、その先にあるグランプリに気持ちを入れて臨んでいきたい。
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