決勝結果

地元の鈴木竜士が2度目のGIII制覇

2025年07月28日

20250728_keiokaku.jpg
■□ 東京オーヴァルカップレース<京王閣>決勝結果■□
【開催日】2025/07/28

 号砲とともに内枠4車がS取りに動き、最内枠の眞杉匠が制して前受けからレースを進める。中団は寺崎浩平が取る。後ろ攻めとなった荒井崇博は青板の2コーナー付近から早めに上昇。赤板で眞杉を押さえにかかるが、眞杉がその動きを張りながら突っ張る。突っ張られた荒井が中団に降りると、寺崎は1センター過ぎから一気にカマシを敢行。打鐘3コーナーで眞杉を叩き切り番手の三谷将太までは出切るが、3番手の友定祐己がからまれ吉田拓矢と併走になる。3番手にハマった眞杉は最終ホーム手前からすかさず巻き返すも、寺崎が合わせて眞杉は不発。吉田は2コーナー付近から自力に転じて、逃げる寺崎を4コーナーでまくり切る。続いた鈴木竜士が、渾身のハンドル投げで吉田を差し切った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 鈴木竜士選手インタビュー■□
過去イチ、うれしいです。ラインにすごく恵まれたと思います。今年グランプリに出る2人に、おんぶにだっこだったんですけど、その中での優勝なんで、めちゃくちゃうれしいです。まず離れないようにっていうことだけでした。自分の状態も状態なんで、優勝できるとは1ミリも思ってなかった。地元パワーですね。(ゴールの瞬間は)必死すぎて覚えてないんですけど、特に細かいことは考えてなくて、本当に迷惑を掛けないようにってことだけでした。前の2人のおかげです。僕は何もしてないし、2人の力だと思います。今の競輪は先行力がないと勝てない。自在性だけじゃなくて、真っ直ぐ走る力も付けて、2人の前を引っ張れるようになりたい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】東京オーヴァルカップレース決勝の着順・払戻金

■【レース映像】東京オーヴァルカップレース決勝

■【プロフィール】鈴木竜士の成績を見る

■【施設情報】京王閣競輪場を見る

 

決勝結果

関東4車で結束し眞杉匠が大会連覇を達成

2025年07月22日

20250721_tamano.jpg
■□ サマーナイトフェスティバル<玉野>決勝結果■□
【開催日】2025/07/21

号砲とともに1番車の眞杉匠が飛びてしてS取りに成功すると、佐々木悠葵を迎え入れて4車で結束した関東ラインが正攻法に構える。地元の太田海也と清水裕友の中国勢が中団に構え、後ろ攻めとなった郡司浩平が青板周回から早めに上昇していく。正攻法に構えていた佐々木は誘導員との間合いを取って突っ張ると打鐘手前2コーナーから一気にペースアップ。中団で車間を空けていた太田は打鐘過ぎ2センターから一気に巻き返すと、眞杉のけん制を乗り越えて最終1センターで先頭に踊り出る。煽りを受けて太田との車間が空いてしまった清水に対して吉田がブロックすると、眞杉が太田の後ろへとスイッチ。最終2センターから車を外に持ち出すと、直線外を迫る吉田とのゴール前勝負を微差で制して大会連覇を達成した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 眞杉匠選手インタビュー■□
(優勝が)だいぶ遠のいていたし、記念でも情けないレースばかりで。今年たぶん決勝にも2回しか上がっていないんで。久しぶりで、ラインのおかげなんですけど、すごいうれしいです。理想は前で、中団、後ろだったんですけど。一番車だったので緊張しましたけど、なんとかそこの仕事はできたかなと思います。基本はそれ(突っ張り)で行かれたら行かれたで、その時に考えて。どのパターンも考えていました。直線で佐々木さんもすごいかかっていたんですけど、その上を凄い勢いでこられちゃって止め切れなかったですね。あれ(太田を外に張る)があって遅れたので、そこの隙を突いてなんとかですね。(太田が)本当にずっとカカっていた感じで記憶にないですね。一回止め切れなくて、切り替えるので脚を使って。すぐにはいけなかったですね。(吉田とのゴール前勝負は)手応えは完全に抜かれたなっていう感じでした。(結果は)微差だったんですかね? (準決勝が終わって自転車のセッティングは)いじりました。番手だったのでわからなかったですけど、4日間の中では一番、セッティング的には良かったのかなって思うんですけど。ちょっと前回使っていたフレームに戻してもいいかなって思います。今回のレース内容的には佐々木さんがいいレースを毎日していて、僕は自分だけのレースになっちゃっていたので。ここ最近を見てもそうなんですけど。もっと切り替えて後半戦、頑張っていきたいと思います。もちろん自分が獲るつもりで毎回挑んで。練習も逆算してやって、それに合わせてやって。内容的にはやっぱり、ここ一年良くないので。もっと後半は内容重視で、結果がついてくれば。(G1優勝が)遠のいているので。あの(一昨年の競輪祭を優勝した)時の方が積極的だったと自分でも思うので。やれていたことがやれなくなったということはないと思うので、徐々に戻していきたい。次の京王閣に関しても、終わってからのオールスターに関しても期間は短いんですけど、その中でもしっかり自分を追い込んで。内容にこだわっていいレースができるように頑張ります
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】サマーナイトフェスティバル決勝の着順・払戻金

■【レース映像】サマーナイトフェスティバル決勝

■【プロフィール】眞杉匠の成績を見る

■【施設情報】玉野競輪場を見る

 

決勝結果

和田健太郎が直線強襲で5度目のGIII制覇

2025年07月17日

20250716_keiokaku.jpg
■□ シン東京ミリオンナイトレース<京王閣>決勝結果■□
【開催日】2025/07/16

 号砲が鳴り、単騎の中釜章成が前に出ようとするもけん制が入り、同じく単騎の和田健太郎が追い上げて誘導員を追いかける。上昇してきた山崎賢人が誘導の後ろに入って初手の隊列は九州勢が前受けとなり、その後ろに和田と中釜。吉田有希と地元コンビは中団で、埼玉勢が後ろ攻めとなる。赤板めがけて上昇した山口多聞は吉田にフタをして、打鐘の手前で前団を押さえて先行態勢へ。すかさず吉田も巻き返すが、山口がペースを上げ、3番手は内に山崎、外に吉田で併走になる。山口が先頭のまま最終ホームを通過。単騎の和田は田中誠をキメると、内へ潜り込み山崎をすくって埼玉勢の後ろを確保する。吉田が不発となり、2コーナーから自力に転じた寺沼拓摩だったが、藤田周磨がけん制。4コーナーを絶好の展開で迎えた藤田が踏み込んで抜け出すかと思われたが、その内から和田がシャープに追い込んで突き抜けた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 和田健太郎選手インタビュー■□
 (スタートは)中釜君が出たから、追ってほしかったけど、(前を)取らないなら僕が取ったほうが並び的に良いと思ったんで、(誘導を)追いかけました。初手は思ってたのと違って、吉田君たちが前受けして突っ張る感じかなと思ってた。意外な並びだったけど、あとは臨機応変にと。(埼玉勢が叩いた)3番手をきれいに取りたかったんですけど、アンコになってしまった。田中誠君が遅れ気味だったんで、そこをしのいで、(山崎)賢人が瞬間的に空けた内を行けた。なんとか結果的に、思ってた位置が取れました。単騎はタラレバだけど、(優勝は)嬉しいです。優勝できると思ってなかったし、GIとか関係なく、次のレースに向けて何か得るものがあればと思って自分でやった。昨日(2日目)は、新田(康仁)さんを付けてまくれなくて悔しかった。今日も最悪まくりに行こうと思ってたけど、似たような展開になった。でも、持ち味は出せたと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】シン東京ミリオンナイトレース決勝の着順・払戻金

■【レース映像】シン東京ミリオンナイトレース決勝

■【プロフィール】和田健太郎の成績を見る

■【施設情報】京王閣競輪場を見る

 

決勝結果

地元支部の末木浩が記念初制覇

2025年07月13日

20250713_yahiko.jpg
■□ ふるさとカップ<弥彦>決勝結果■□
【開催日】2025/07/13

 号砲とともに勢い良く飛びしだした松浦悠士がS取りに成功すると、石原颯を迎え入れて中四国ラインが正攻法に構える。関東ラインの先頭を務める坂井洋が4番手の位置で周回を重ね、単騎の新山響平がその後ろで様子をうかがう。後方7番手の位置からの運びとなった脇本雄太は青板周回のバック線手前から上昇していき、石原の突っ張りを警戒しながら誘導員を降ろして先頭に立つ。浅井康太が近畿勢に遅れをとりながら追い掛けていくと、石原は被る前にと打鐘で踏み込む。浅井に被ってしまった松浦は追えずに内に詰まる形となり、坂井が反応良く追い上げていって石原の番手に収まる。最終ホーム目掛けて単騎の新山が一気のカマシを狙ったが、気配を察知した石原が合わせて踏み込む。坂井は新山を張りながら最終2コーナー付近からまくり発進。後方に置かれた脇本が外に浮いていた新山の動向を見ながらまくりを放ち、脇本の後ろを奪った松浦が直線中を鋭く追い込んできたが、坂井をリードしていた末木が伸び勝って記念初制覇を達成した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 末木浩二選手インタビュー■□
 (優勝した率直な感想は)ちょっと自分でも信じられないですね。あの並びだと思っていたんですけど、脇本さんが押さえに来たのは想定外でした。坂井君が器用に、臨機応変に立ち回ってくれました。(坂井が石原の)番手にはまったので、どうするんだろうって思っていたらタテに踏んでいってくれたので、優勝できたと思います。余裕はなくすごい勢いでみんなくるだろうなって。優勝かはわからなかったですけど、がむしゃらにゴールまで踏みました。(今回は)新潟支部エースの諸橋(愛)さんが欠場してしまったので、まずは誰かしら決勝には乗れるようにって。みんなで前検日に気合を入れて。結果、地元から優勝者を出せたので良かったです。最近はラインのおかげですね。自分の力というよりは。(番手を回るレースが増えていて)すごくいい経験をさせてもらっています。少しずつ成長できているのかなって。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】ふるさとカップ決勝の着順・払戻金

■【レース映像】ふるさとカップ決勝

■【プロフィール】末木浩二の成績を見る

■【施設情報】弥彦競輪場を見る

 

決勝結果

単騎の西田優大が初の記念制覇

2025年07月06日

20250706_komatsuzima.jpg
■□ 阿波おどり杯争覇戦<小松島>決勝結果■□
【開催日】2025/07/06

 菅田壱道がスタート争いを制して北日本勢が前受け。単騎の杉森輝大が3番手を確保し、5車ラインを率いる犬伏湧也が4番手の位置からレースを進める。単騎の西田優大が最後方の9番手で周回を重ねる。赤板手前から菅田が後ろをけん制しつつ誘導との車間を空けていたが、犬伏は杉森との車間を空けて間合いを取ると、打鐘前1センター付近から一気にカマしていく。打鐘で犬伏が先頭に立ったが、3番手の小川真太郎が離れてしまい、菅田が島川の後ろに入る。ハイペースで飛ばす犬伏が最終ホームを先頭で通過し、菅田が1車身程空けてタイミングを計る。犬伏の番手を回る島川将貴が最終2コーナーで車間を空けて後ろを警戒していたが、後方7番手から仕掛けていた西田が瞬く間に前団に襲い掛かる。最終2センターで犬伏を捕らえると、切り替えながら自力に転じた島川を振り切ってゴール線へ一番乗り。初めて挑んだ記念決勝の舞台で、S級初優勝を記念制覇を達成した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 西田優大選手インタビュー■□
信じられないですし、もうビックリです。菅田さんはSが早いし、前受けなら粘るんだろうと思って最後方から行けるタイミングがあればと思っていました。想定通りだったので焦ることはなく自分の力を出せるタイミングを見極めていました。小川さんが下がってきて、外を回すか、内かと思ったけど、内を行ったら、思いのほか、吸い込まれてスピードをもらえたかなと。2コーナー過ぎに島川さんが見えたあたりで越えられるかなと思った。出切ってからも菅田さんのスイッチがあるかなと、ゴールを切るまで優勝はわからなかったです。123期は不作と言われていますけど、ちょっとは挽回できたかなと思います。(オールスターでG1初出場となるが)オールスターは格上の選手ばかりなので力を出し切るだけですけど、その前のFI、2つの方が、記念優勝したら緊張するかなと思います
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】阿波おどり杯争覇戦決勝の着順・払戻金

■【レース映像】阿波おどり杯争覇戦決勝

■【プロフィール】西田優大の成績を見る

■【施設情報】小松島競輪場を見る

 

1 2 3 4 5 >|

月間アーカイブ