決勝結果

嘉永泰斗が単騎でGI初制覇

2025年10月26日

20251019_toyohashi.jpg
■□ 寛仁親王牌・世界選手権記念<前橋>決勝結果■□
【開催日】2025/10/26

 スタートを取ったのは松本貴治。犬伏湧也-松本-小倉竜二、古性優作、清水裕友-河端朋之、吉田拓矢-恩田淳平、嘉永泰斗の順で周回を重ねる。吉田が上昇すると、誘導との車間を切った犬伏はすんなりと車を下げて、残り2周半で吉田が誘導後位に収まる。嘉永が関東勢を追い、古性は四国勢から切り替えて4番手へ。犬伏が7番手まで下げ切ったのは赤板で、誘導は残ったままスローペース。後ろの出方をうかがっていた吉田は、2コーナーで腹を決め、誘導を降ろして先行態勢に入る。一気にペースが上がり、犬伏は7番手で構えて最終周回へ。脚を使わずに絶好の3番手となった嘉永は、2コーナーからまくりを打つ。吉田と間合いを取って備えた恩田だったが、スピードで上回る嘉永を止めきれない。後方の犬伏は不発で、嘉永を追った古性は、3コーナーで恩田と絡んで万事休す。4コーナーで吉田をまくり切った嘉永が、直線で後ろを引き離してGI初制覇を達成。2019年に高松宮記念杯を制した中川誠一郎以来のタイトルを九州にもたらした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 嘉永泰斗選手インタビュー■□
 うれしいのと、ちょっとまだ信じられない感じ。(九州は中川以来のタイトルで)自分も昨年とか、その前も調子落としたりして、なかなか上がっていかずに苦しい時期があったんですけど、なんとか優勝できたんでよかったです。(GI決勝は)初めてでしたし、単騎だったんで仕掛け所を間違わずに、力を出し切れたらと思って走りました。最初の行くラインについていって、あとは流れを見てという感じで。後ろを見る余裕なくて、吉田さんたちの動きに集中していました。この舞台であんな絶好の位置が回ってくるのはそうそうないと思うんで、しっかりチャンスをモノにできてよかったです。(恩田に)車間を空けて見られていたんで行きづらかったんですけど、踏んだら行けるなという感じでした。本当良かったです。初日から自分の中ではいい状態でした。(来年の地元GIはS班で迎えるが)それを目標にやってきたけど、責任もあると思う。その辺を考えてこれからまた練習していけたらと思います。(デビューから初タイトルまで)長かったと思います。(グランプリに向けて)まだ頭の中で考えられていないですけど、帰ってじっくり考えたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】寛仁親王牌・世界選手権記念決勝の着順・払戻金

■【レース映像】寛仁親王牌・世界選手権記念決勝

■【プロフィール】嘉永泰斗の成績を見る

■【施設情報】前橋競輪場を見る

 

決勝結果

山田庸平が番手まくりで貫禄のV

2025年10月20日

20251019_beppu.jpg
■□ 施設整備等協賛競輪<別府>決勝結果■□
【開催日】2025/10/19

 号砲が鳴ると、最内枠の阿部将大と、9番車の渡邉豪大が飛び出してスタート争い。阿部が前受けを選択して、中団が渡邉雅也、6番手の位置に青柳靖起で、単騎の長島大介が9番手からとなった。青柳が赤板前に上昇。赤板過ぎに阿部を叩いて先頭に立つ。阿部が中団に入って打鐘を迎えるが、7番手になった渡邉雅が3コーナーから反撃開始。それに反応して中団から阿部が合わせて踏み込むが、両者の反撃を察知した山田庸平が最終ホーム過ぎから番手まくりを敢行。山田はぐんぐんとペースを上げて最終バックを通過すると、そのまま後続の追撃を振り切ってゴールした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 山田庸平選手インタビュー■□
 青柳君が頑張ってくれました。いつも一緒に練習をしているのでうれしいですね。(青柳との連係は)ちょっと前の岐阜が初めてだったんですけど。(初手の位置取りは)だいたい後ろになるとは思っていました。(別線が巻き返して)来るならホーム線ぐらいで来るんじゃないかなって。それに合わせていけたので良かったです。やっぱり雨だと変わってくるので。前のガールズを見ていても前の自力選手は厳しそうだなって。自分は残り1周で余裕があったんで。まだそこまでの手ごたえはないんですけど。最近は優勝できていなかったので、勝てたのは良かったです。次の地元戦と競輪祭までは空くのでまた頑張りたい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】施設整備等協賛競輪決勝の着順・払戻金

■【レース映像】施設整備等協賛競輪決勝

■【プロフィール】山田庸平の成績を見る

■【施設情報】別府競輪場を見る

 

決勝結果

脇本勇希が消耗戦をまくり一撃! GIII初Vを達成!

2025年10月19日

20251019_toyohashi.jpg
■□ アジア・アジアパラ大会協賛競輪<豊橋>決勝結果■□
【開催日】2025/10/19

 号砲が鳴り笠松信幸と寺沼拓摩がS取りに動き、最内枠を生かした笠松がスタートを取り切って中部勢が前受けからスタート。赤板で吉田有希と単騎勢での動きはなく、志田が先頭誘導員との車間を空けて後ろを警戒する。そこを吉田が赤板の1コーナー過ぎから一気にカマして志田龍星と先行争いになる。両者の踏み合いは長引き、最後方で脚をためていた脇本勇希は最終ホーム付近から一気にスパートを開始。先行争いを制した志田の番手から纐纈洸翔が発進し合わせにかかるが、脇本がまくり切って、ゴール前では纐纈の後ろから切り替えた笠松の猛追も振り切った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 脇本勇希選手インタビュー■□
 (初手で)中団に入っても、吉田君のやる気をそぐだけになってしまうので後方から行こうと。それで動いてくれたら僕にもチャンスがあるなと。吉田君が出切ったらマズいと思ったけど、志田さんも地元3人が付いているし突っ張り切るだろうなと。自分は踏み遅れないように被る前に行きました。前回の佐世保でも自分の距離じゃないなという所からで良くて、今回もその感覚を忘れないようにと。バックでもう一伸びできると思ったけど、纐纈君がいたのでちょっと締めるかたちに。持って来られるのが一番しんどいんで。感覚的にも間合いを取って詰まった所をというのを今回も意識した。吉田君の後ろの(寺沼)拓摩が先に出たらきついと思ったけど、越えられたので(優勝が)あるのかなと。(今シリーズは)準決で近畿で決めたかったし反省している。自信があればまくりでも近畿で決められた。今回はたまたま優勝できただけ。警戒されていなかっただけなので。警戒されているなかでも力でねじ伏せられるように力をつけたい。今回の優勝で競輪祭の権利が取れたし、来年はGIの出場も増えるので、そこで活躍できるように。まずは全日本選抜で、あとはやっぱりダービー(出場)ですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】アジア・アジアパラ大会協賛競輪決勝の着順・払戻金

■【レース映像】アジア・アジアパラ大会協賛競輪決勝

■【プロフィール】脇本勇希の成績を見る

■【施設情報】豊橋競輪場を見る

 

決勝結果

新山響平がラインの力で今年初V

2025年10月13日

20251013_matsusaka.jpg
■□ 蒲生氏郷杯王座競輪<松阪>決勝結果■□
【開催日】2025/10/13

初周は酒井雄多-新山響平-佐藤一伸-渡部幸訓の北日本4車、古性優作-園田匠、郡司浩平-武藤龍生、単騎の浅井康太が最後方からレースを進める。酒井は青板バックで誘導との距離を空け始め、赤板をめがけて一気にきた郡司浩平を突っ張りきって主導権を渡さない。佐藤、渡部は外に迂回しながらも付け直して北日本の4車が先行。新山は最終2コーナー手前から番手まくりを放ち押し切る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 新山響平選手インタビュー■□
「酒井は気持ちが入っていたし、何としてもモノにしないといけないと思っていました。(スタートは)早い選手がそろって取れるかなと思ったけど(渡部)幸訓さんが脚を使って取ってくれてありがたいですよね。(赤板は)郡司さんがうまくて本当にギリギリのところでしたけど、郡司さんがバックを踏んでくれて、自分は引く準備をしていたけど、酒井が突っ張りきって慌てて踏んで、僕のせいで後ろがついてこられなくなって申し訳なかったです。(酒井のペースは)自分が先行していても来られないだろうなっていうペースがあるんですけど、その感じでした。ラインで決めるにはまくりが来てからだとからまれて危なくなるので、来ていなくても早めに迷わずに行かせてもらいました。本当にラインのおかげです。(今回は)疲れがある中でまあまあの走りができた。もうひと追い込みして寛仁親王牌に行きたいと思います」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】蒲生氏郷杯王座競輪決勝の着順・払戻金

■【レース映像】蒲生氏郷杯王座競輪決勝

■【プロフィール】新山響平の成績を見る

■【施設情報】松阪競輪場を見る

 

決勝結果

脇本雄太が後方一気でグランプリスラマーの力を示す!

2025年10月05日

20251005_keioukaku.jpg
■□ ゴールドカップレース<京王閣>決勝結果■□
【開催日】2025/10/05

 号砲が鳴り眞杉匠と和田真久留が飛び出し、関東、南関勢の混成ラインが前受けからレースをスタート。後ろ攻めとなった大川龍二は青板バック付近で上昇を開始し眞杉を押さえにかかるが、その動きを眞杉が突っ張る。中四国勢の後ろに位置した菅田壱道は大川が突っ張られるとすかさず迂回して打鐘前1センターからカマシを敢行。打鐘過ぎ2センターでは菅田が叩き切るも眞杉が飛び付き後位は新田祐大と併走になる。最終ホームでは大川がスパートを開始するも眞杉が押上げ併走していた新田が落車。それに乗り上げた大川も落車すると最後方となっていた脇本雄太は金網近くまで大きく迂回。最終バックでは眞杉がまくり、俊敏に追い上げた小倉竜二がそれを追っていく。最終3コーナーでは先頭に立った眞杉だが、後方からまくり上げた脇本が直線で一気に前団をのみ込んだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
 「(記念優勝は)かなり久しぶりの感じ。(レースは)何も考えずに9番手で構えて、何かしらの動きがあったら反応してアクションを起こそうと。大川が外に(車を)外したのを見て、その時には(自分も)外に行こうとした。落車を避けるので金網に近い所まで行ってしまい(前まで)遠くなってしまった。(外を踏まず)そのままいたら落車していたと思う。無我夢中で踏んで、前が遠いのもあったので、詰めてその勢いでと。前の感じはわからなかったけど、気が付けば伸びていた。(今シリーズは)体の悪影響(持病の腰痛)はないかなと思ったけど、気持ちの面が弱かった。(福井がバンク改修で使えず)少なくともいい影響が出ることはないので、悪い影響が出ないようにしたい。(次回は寛仁親王牌で)調子を落とさないように頑張りたい」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】ゴールドカップレース決勝の着順・払戻金

■【レース映像】ゴールドカップレース決勝

■【プロフィール】脇本雄太の成績を見る

■【施設情報】京王閣競輪場を見る

 

1 2 3 4 5 >|

月間アーカイブ