決勝結果

郡司浩平が完全優勝で大会連覇

2025年01月26日

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■□ 万博協賛蒲生氏郷杯王座競輪<松阪>決勝結果■□
【開催日】2025/01/26

 スタートは外枠の郡司浩平と1番車の古性優作が出て出方を伺い、郡司が前を取って深谷知広を迎え入れる。南関勢が前受けでその後ろに古性-岩津裕介、単騎の浅井康太、佐藤慎太郎に山田庸平-小川勇介の九州勢で周回を重ねる。深谷は赤板で山田の上昇を突っ張って先行態勢に。車を下げた山田は4番手に入り、古性は山田と外で併走するが、小川に張られて車を下げる。深谷が軽快に駆けて行くと、郡司は最終ホーム付近から車間を空け始めて間合いを図る。後方では6番手の位置から浅井がまくり出て、その動きに合わせるように山田も前に踏み込む。山田の仕掛けに合わせて踏んだ郡司が先頭でゴールを駆け抜けた。

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■□優勝者 郡司浩平選手インタビュー■□
 前にも後ろにも世話になりっぱなし。(スタートは)外枠だったので、深谷さんを見て、古性も前っていう感じではなく、確認して。周りの動きも確認してでした。あとは任せていたので。昨日も今日も(深谷は)すごいですね。引くかなっていうところで突っ張ったので、また昨日のパターンだと、腹をくくりました。(古性が)自分たちの後ろにいたし、どこかで追い上げてくるかな、とか、外で踏みながら来るか、とか考えていました。深谷さんが突っ張った時点で番手の仕事に頭を切り替えて、2コーナーでは(別線が)来ていなくて、嫌なところできちゃうかなと。岩本さんが内を締めてくれていたし、深谷さん、岩本さんのおかげで優勝できました。(最後は)残しにかかると、くわれるので勝ちに徹した。(立川は準優勝だったが今回は優勝で)ホッとした感じはないですね。目の前のレースで1着をとるっていうのは決勝でも変わらずに、その意識で走れた。グランプリが終わった後からレースで悔しさをぶつけたいと年頭から思っています。目の前のレースで勝つことだけ考えていきます。
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決勝結果

佐々木悠葵が2度目のGIII制覇

2025年01月19日

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■□ 万博協賛 東日本発祥倉茂記念杯<大宮>決勝結果■□
【開催日】2025/01/19

村上博幸がスタート争いを制して、近畿勢が前団。佐々木悠葵が近畿勢の後ろに位置を取り、嘉永泰斗は7番手。寺崎浩平の後位は初手から脇本雄太と佐々木眞也の併走となり、道中では入れ替わりながらも赤板では脇本が外になる。2コーナーから上昇した嘉永が打鐘3コーナーで寺崎を押さえると、佐々木悠は九州勢を追って4番手。6番手に下げた寺崎は、最終ホーム手前から巻き返す。2コーナー手前で嘉永を叩いた寺崎を佐々木眞が追うも、脇本もバック手前で追い上げる。後方で脚をためていた佐々木悠が脇本、村上を追いかけて、そのまままくり上げる。佐々木悠が、抵抗する寺崎を2センターでとらえて先頭に立つ。武藤龍生は踏み出しで遅れて付いていけない。佐々木悠がそのまま後続を寄せつけず、先頭でゴール。2度目のGIII制覇を遂げた。

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■□優勝者 佐々木悠葵選手インタビュー■□
「最終日にやっと乗り方を思い出せて、それが一番良かった。自転車にあまり乗らなくて、忘れちゃうから3日目まではヤバいと思っていたけど、今日のアップで思い出した。骨盤の位置とかがこんな感じじゃないかなと。(寺崎は)突っ張るんじゃないかなと。突っ張れば、流したところを武藤さんと2人で行くつもりでした。(寺崎が)引いたので、(打鐘)4コーナーで仕掛けがありそうで、思っていた通りで完ぺきでした。佐々木眞也さんは競るって決めたらその位置を譲らないと思っていたし、脇本さんも追い上げてくると思っていたし想定通り。完ぺきでした。佐々木眞也さんがもってきて接触がありそうで、バックを踏んだのは良くなかったけど、乗り方が良くて脚を使わないまくりですごい良かった。武藤さんが離れたのはわからず、まくり切って武藤さんとワンツーだと思っていた。師匠(矢口啓一郎)がここ(大宮記念)で優勝していたので、師匠と弟子で優勝はすごくうれしい。今回は優勝を狙うっていうよりも地元選手の手助けと思って前で頑張ろうと思っていたけど、それで優勝できた。狙わずにいった方がいいのかなって。次は奈良ですね。少し(日にちが)空くので練習しながら追加がきたらなって。今日は展開が向いた。もっと脚が必要だなって感じた」
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決勝結果

GPチャンプの古性優作がVスタート

2025年01月13日

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■□ 万博協賛 和歌山グランプリ<和歌山>決勝結果■□
【開催日】2025/01/13

 スタートを制した菅田壱道が前で構えて、古性優作は3番手。5番手に松本貴治で、地元3車は後方に待機して周回を重ねる。赤板手前から石塚輪太郎が上昇すると、古性も動いて先に切りに出るが菅田は突っ張る。そこを切った松本の上を、石塚が押さえて赤板2コーナー過ぎに主導権。しかしながら、松本も合わせて踏み上げて番手に飛び付く。逃げる石塚の後ろで番手、3番手がもつれるが、番手は松本が奪取して最終周回へ。
 6番手の古性が前団の様子をうかがい、松本は2コーナー手前から番手まくりを打つ。離れながらも山田英明が、松本を追走。古性も2コーナー過ぎから踏み込んで、前団に襲い掛かる。松本、山田に直線半ばで並んだ古性が、そのまままくり切り抜け出して優勝。


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■□優勝者 古性優作選手インタビュー■□
「結局、前検日に入ったまま、疲労感が抜けなくて苦しかった。(赤板で)踏み込みたいタイミングがあったけど、(誘導員早期追い抜きが)怖くなって、バックを踏んでる間に(菅田に)差し込まれた。隙があったし、僕が下手だった。脚がたまらなくて、正直、周回中からキツくて、優勝できたから良かったものの、ヤバいなってずっと思っていた。前との車間も、脚を使わないギリギリで回してる中で、自然と空いた車間だった。前の(併走の)決着が長引いて、それも苦しかった。近畿で別線でやる以上は、思いっきり力勝負がしたかった。(石塚)輪太郎も、これからの近畿を背負ってくれないと困る選手ですし、僕も愛を持って力勝負がしたかったのに、ああいうレースになって変な気持ちです。自分でチャンスをつぶして、リカバリーした感じですけど、ラインで決まってないですし、もっとしっかり力でねじ伏せたかった。(今年の目標は)とにかくGIの決勝に乗って、そこでしっかりと戦って、僕に付いてくれば2着はあるっていうレースをすれば、自ずと近畿でグランプリに乗れる確率は高くなると思う。成長しないといけないんで、昨年の成績よりも良い成績を残せるようにしたい」
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決勝結果

前S班の山口拳矢が3度目のG3制覇

2025年01月07日

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■□ 万博協賛 鳳凰賞典レース<立川>決勝結果■□
【開催日】2025/01/07

スタートでややけん制しあうも山口拳矢が飛び出して藤井侑吾―山口―清水一幸の中近勢が前受け。後位に郡司浩平―岡村潤の南関勢で単騎の平原康多はその後ろに位置付ける。さらに単騎の高橋築が追って、後方には取鳥雄吾―園田匠となって初手の並びが決まった。藤井は青板周回の最終バック過ぎから誘導員との車間を空けると、上昇してきた取鳥を残り2周で出さずに突っ張り先行。取鳥は再び8番手の位置まで戻り、一本棒で打鐘の合図を迎え2センター過ぎから藤井は全開駆け。郡司が1センター付近で仕掛けると、山口が番手から合わせるように出て郡司を横に並ばせることなく追撃を振り切って25年最初の記念を制した。

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■□優勝者 山口拳矢選手インタビュー■□
「(優勝は)すごい久々な感じでうれしい。(肩の)違和感はなくなることはなかったけど、チャンスを(藤井)侑吾さんがつくってくれて、それをモノにできて安心した。(レースは)侑吾さんが一番走りやすいように、突っ張るか引くかは状況次第でって感じだったけど、雰囲気で突っ張るなと思ったので、邪魔をしないように後輪にだけ集中していた。(藤井が突っ張ってからは)侑吾さんがスピードを緩めなかったので、このままのペースでいくんだろうなと思い、慌てることはなかった。(最終2コーナーで)見た時には真後ろに(郡司浩平が)いたので、何かしている間に行かれると思い何もできずに(タテに)踏んだ。優勝できたことだけが侑吾さんの気持ちに応えられたと思う。最後は迫られたし、やっぱり(郡司は)強いなと思った。(今年は)昨年の自分の成績を忘れてゼロから作り直していきたい。一昨年の自分の成績は越えたいので、とりあえず記念を一つ獲れたのであともう一つ。それとタイトル(GI)を獲りたい。あとはF1戦が始まるので、そこで自信を取り戻せれば」
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決勝結果

古性優作が3年前と同じ静岡で2度目のグランプリ制覇

2024年12月30日


■□ KEIRINグランプリ2024<静岡>決勝結果■□
【開催日】2024/12/30

スタートは内枠3名と単騎の6が勢いよく出たが、そのあと古性優作と平原康多でけん制が入り、結果的に平原がSを取って眞杉匠を迎え入れる。3番手に脇本雄太-古性の近畿勢。単騎の清水裕友はこの後ろを追走。6番手からは北井佑季-郡司浩平-岩本俊介の南関ライン。単騎の新山響平は最後方の位置で周回を重ねる。正攻法に構えていた眞杉は赤板前から誘導と車間を空け始め、後ろから上昇してきた北井と郡司を出させるが、岩本の位置で粘る。先頭に立った北井がペースを落とすと、脇本が打鐘手前から一気のスパート。単騎の清水、新山が近畿ラインの仕掛けに続き、郡司は最終ホーム過ぎに新山の後ろへと切り替える。先行した脇本のカカりが良く、別線は車を外に持ち出せない。脇本との車間を空けて間合いを計っていた古性が絶好の展開を生かして直線で抜け出した。

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■□優勝者 古性優作選手インタビュー■□
本当に脇本さんのおかげで優勝できてうれしいです。(年間獲得賞金額の記録を更新したが)それよりも今年は近畿の仲間に助けてもらいましたし、そのおかげでこういう記録が達成できたと思います。(静岡は)やっぱり相性いいとずっと思っていたんですけど、走っていても気持ちがいいですし、走っていても勝てそうだなって思わせてくれるバンク。3年前のグランプリの年の、競輪祭のプレイバックをこないだやっていたんですけど、弱すぎてビックリしていたので、そのときと比べたら自分も強くなっていっているのかなって思います。理想通りの初手の位置を取ってでした。あの並び、あの叩き方になったら脇本さんが勝負するって。思っていた通りですね。周回から清水君が後ろにいるのはわかっていましたし、これはヤバいなって思いましたね。もうカカリが抜群というか、自分もホームから1コーナーにかけて勝手に口が空いていくぐらい加速してきましたし、これは誰も来れないだろうなって思っていました。(脇本は)昨日の夜の、最後の指定練習のタイムがやっぱりこの時期出るようなタイムではなかったですし、もちろんですけど合宿のときとは別人ですし。脇本さんがいままでいろいろトレーニングしてきて、ナショナルでトレーニングしてきて、そういうピーキングとかが抜群にうまいのかなって思うんですけど、僕も脅威に感じるくらいのタイムでしたね。僕も昨日の夕方の指定練習で仕上がった感じで、脚が軽いなって。本当に久々に仕上がったなっていう感じだったので。脇本さんもすごかったんですけど、脚的には今年一番いいなっていう感じはあったので。走る前から楽しみだなっていう感じでしたね。今年は寺崎(浩平)君も窓場(千加頼)君も力が一段も二段もアップしたと思いますし、本当にそこで助けてもらって2人でグランプリに乗せてもらって。そこでまた近畿のラインの強さも見せられたのかなって思いますし。来年はどんどん近畿の若い選手がでてくるように自分もしっかり援護して、自信をつけていって。またこういう舞台で走れるような選手がいっぱいでてきてくれたらうれしいなって思います。あと日本選手権と競輪祭を2個づつ取ったら全部2こづつなので、あと4回。燃え尽きない限り頑張りたい。(競輪祭は)近畿が相性悪いですけど、脇本さんが(優勝して)払拭してくれたので、来年は大丈夫かなって思います
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■【結果】KEIRINグランプリ2024決勝の着順・払戻金

■【レース映像】KEIRINグランプリ2024決勝

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