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第38回 北海優駿(ダービー)

競走要綱

競馬場 門別競馬場
開催日時 2010年6月1日(火)
競走距離2,000m

概要

6月1日(火)に門別競馬場にて、第38回北海優駿(ダービー)(3歳・2000メートル・20時30分発走予定)が行われます。今年ははじめて南関東から3頭の遠征馬を迎えての一戦となりました。昨秋以降に道営から全国に巣立った馬も多いですが、北の大地で力を蓄える馬も多数。総合力が要求される条件ですが、夏のJRA参戦も見据えた頂上決戦の行方に注目したいところです。

過去の傾向

過去5年間の結果から傾向をみていく。なお、07〜08年は旭川の1600メートルで実施。05〜06年は同時期に札幌の1700メートルで行われた春霞賞、北斗盃を対象とした。近5走のち3走以上を今回と同じ騎手で臨んでいた馬が毎年連対。前走が5月中旬で、そこで2着以内に入っていた馬も毎年連対している。連対馬10頭の勝利数は、2〜3勝が8頭と大多数。1勝馬で上位に入ったのは、昨年の3着馬が唯一だ。ちなみに牝馬も過去5年間で3着が1回と、苦戦傾向となっている。

出走馬短評

ハレブタイ 通算4戦1勝は劣勢の数字。中距離での2走も末の粘りに乏しい内容では苦戦必至。経験が今後につながればというところだろう。

マサノディフィート 通算17戦して掲示板を外したのは、JRAでの3戦と認定戦勝利直後の1戦のみ。距離延長は悪くなさそうだが、力量的には複穴までが妥当だろう。

ワンダートリック 川崎からの遠征馬。今年になって体質がしっかりしてきたようで、前走は完勝の内容。跳びの大きい走りはこの距離も歓迎。一発の可能性もありそうだ。

クラキンコ 父も母も北海優駿を制した“良血馬”。しかし短距離の実績は十分だが、今回は一気の距離延長が課題。末脚がいきる展開になるかがカギだ。

リュウノボーイ 船橋からの遠征馬。南部駒賞ではショウリダバンザイに先着の実績があるが、基本的には詰めが甘いタイプ。一気のマクリを狙いたいところだ。

エクセルチェイサー 川崎からの遠征馬。勝利は1つだけだが、相手なりに走れる力がある素材。ただ、これまで2度出走の重賞ではともに大敗。血統的にこの距離も微妙だ。

ハヤテシゲマサ 初勝利後の2戦は反動のせいか大敗したが、立て直してからは好走続き。今季初戦の前走も完勝。ここでも好勝負できる可能性を秘めている。

ブラザーキバ 道営では7戦めで認定勝ち。その後JRAを経て大井で1勝を追加。再度の道営移籍でどうかだが、走りにはムラがあるタイプ。一発に警戒する手もあるだろう。

プリモエナジー 南関東では、左回りが極端に苦手ということが原因で2戦とも大敗したが、道営に戻っての2戦でもいまひとつ。この距離も歓迎とはいいがたい。

ベルリオーズ 実績的には見劣りするが、トライアルの前走は好内容で2着。当時の勝ち馬が不在ならチャンスも十分。距離延長も悪くなさそうだ。

そのほかキャッチウイン、プロプエスタが出走する。

出走予定馬
馬名
エクセルチェイサー
フリーバスティア
リュウノボーイ
ワンダートリック
グランドマルク
オールナイトボーイ
ベルリオーズ
クラキンコ
プリモエナジー
ハヤテシゲマサ
マサノディフィート
ケイエムサウザー
ノイエジール
プロプエスタ
ハレブタイ
メジャーテースト
ブラザーキバ
キャッチウイン

5/25現在

レースの狙い

かなりの混戦だが、2000メートルを考慮すれば遠征馬のワンダートリックが有力となりそう。ハヤテシゲマサとベルリオーズも、この条件を味方にできるタイプだろう。クラキンコは末脚がハマる展開なら一発も十分。底力があるリュウノボーイも無視できない存在といえそうだ。

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2009年の結果

優勝馬:アラベスクシーズ
第37回 北海優駿(ダービー)

2009年6月2日(火) 門別第10競走 ダ2,000m(右回り) 天候:曇 馬場:良

優勝馬:アラベスクシーズ

着順枠番馬番馬名所属騎手調教師人気
1 7 7 アラベスクシーズ 北海道 3 宮崎光 堂山芳 2
2 6 6 フーガ 北海道 3 五十冬 桑原義 1
3 1 1 モエレアウトラン 北海道 3 小国博 桑原義 7
4 8 8 ムサシ 北海道 3 桑村真 角川秀 4
5 8 9 モルフェキイ 北海道 3 佐々国 谷口常 6
6 4 4 ビービールミナス 北海道 3 山口竜 角川秀 5
7 3 3 サンサンヒカリ 北海道 3 齊藤正 米川伸 3
8 5 5 マジカルパワー 北海道 3 坂下秀 原孝明 8
9 2 2 ロゼピスケス 北海道 3 小嶋久 岡島玉 9