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ダービー大予想 ダービーウイーク「北海優駿」

赤見千尋さんの予想

  • ◎クラキンコ
  • ○リュウノボーイ
  • ▲ケイエムサウザー
  • △エクセルチェイサー

唯一の全国交流戦である『北海優駿』は、南関東からの遠征馬もいてかなり難しい一戦です。

本命にしたのは【クラキンコ】。昨年の夏に門別でデビューして、2戦目で勝ち上がりました。10月の『エーデルワイス賞』では、【オノユウ】の2着に頑張って、早くからその能力の高さを見せていた馬です。その次のJRA挑戦では、後にGI馬となる【アパパネ】と対戦!!大井2戦を挟んで、門別に復帰した前走『北斗盃』では、さすがの貫禄を見せた感じ。ここまで戦って来た相手が違うし、このメンバーでは頭ひとつ抜けた存在でしょう。

対抗は【リュウノボーイ】。昨年6月に盛岡でデビューして初戦勝ち。3戦目となった芝のレース『ジュニアグランプリ』では、現在岩手の大将格となった【ロックハンドスター】に迫ってクビ差の3着と大健闘☆その後は岩手重賞戦線、JRA挑戦、そして南関東重賞戦線を走っています。前走の『東京湾カップ』では、圧倒的な力を見せ付けた【マグニフィカ】は別として、2着【ブンブイチドウ】を巡ってハナ・クビ・クビ差の5着。勝負強いレースを見せてくれました。

斎藤修さんの予想

1冠目の北斗盃を制したクラキンコが2冠制覇を狙う。北斗盃が昨年の1700メートルから1200メートルに距離短縮され、クラキンコ自身も1400メートルまでしか勝ち星はない。しかしなんといっても父クラキングオー、母クラシャトルはともに北海優駿の勝ち馬。血統的に距離延長はまったく問題ないはず。2歳時は子供っぽいところがあって持てる力を発揮できないレースが目立ったが、大井から戻っての成長ぶりには目を見張るものがある。

船橋から遠征のリュウノボーイは、川崎・クラウンカップ3着、大井・羽田盃9着、船橋・東京湾カップ5着という成績で、東京ダービーではなく北海優駿へ出走してきた。2歳時の活躍馬が移籍によって抜けてしまった北海道なら十分に可能性はある。

トライアルのフサイチコンコルド賞(1800メートル)を制したオールナイトボーイ、4月29日の3歳オープン(1700メートル)を制したハヤテシゲマサは、3歳になっての充実ぶりがうかがえる。

川崎から遠征のワンダートリックも、長期休養明けの2戦で2、1着と軽視できない存在だ。