決勝結果

五輪直後の佐藤水菜が地元凱旋レースを制す

2024年08月14日

■□ オールスター競輪ガールズドリームレース<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/13

スタートで日野未来が出るも、上昇してきた太田りゆが誘導員の後ろに入る。佐藤水菜は3番手の位置から進めるも、石井寛子が外で併走。佐藤の後ろに児玉碧衣、久米詩、山原さくらが初手の並び。佐藤は赤板周回に入って、包まれる形を避けて車を下げると、久米が一気に上昇。打鐘直後に先頭に立つも、追った山原がすかさず叩いて出て、さらに佐藤も巻き返す。打鐘で6番手から仕掛けた佐藤が2コーナーで山原をとらえると、山原後位から切り替えてきた日野を寄せ付けることなく押し切った。

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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
「1周半か、1周では(仕掛けて)行こうと思っていたんですけど、6番の石井選手に押さえられて道がなくて、道ができてから行きました。パリッとしないレースだったんですけど、休まずに行けました。どんな展開でも、経験を増やしていかないといけないし、すんなり引かないところをアピールできた。よくない展開を、どう組み立て直すか勉強になりました。自転車をグランプリから乗り換えたんですけど、セッティングもまだ合わせてなくて、ローラーで合わせたぐらいで。全然セッティングが出てないまま走ったので、明日(2日目)はしっかりと修正して走れたらなと思います」
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決勝結果

新田祐大が完全優勝で今年2度目のGIII制覇

2024年08月11日


■□ 施設整備等協賛道後温泉杯争覇戦<松山>決勝結果■□
【開催日】2024/08/11

 福島武士がスタート争いを制し、四国勢が前受け。真鍋智寛-吉田智哉-福島-原誠宏、新田祐大-飯野祐太-宿口潤平、片岡迪之-坂本健太郎の隊列となり、周回を重ねる。真鍋は青板3コーナーから徐々に誘導員との車間を空け始め、後方から上昇した片岡を出させず赤板で突っ張る。新田が空いた内を進出すると、飯野は連結を外して中団に収まる。新田は打鐘で先頭の真鍋と併走になるが、2センターで1車下がり吉田の内で粘って残り1周を迎える。外併走の吉田は最終1センターで浮いてしまい、番手を奪った新田がバック手前でまくり上げる。福島が新田後位に切り替えて直線でとらえにかかるが、力強く踏み直した新田が振り切り、今年2度目のGIII制覇を完全優勝で決めた。

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■□優勝者 新田祐大選手インタビュー■□
 「スタートは位置次第で何でもあると。ゴチャついている中で、片岡君の動きを見過ぎてしまった。真鍋君のラインが締まり気味になって、難しいレースになりました。真鍋君はああなるのが、想定していなかったのか、吉田君が取られそうになって、真鍋君が流しているようならと(行く)意欲を見せた。そうしたら、真鍋君にスイッチが入ったかなと。そうなったからには(吉田と)勝負するしかない。結果、地元のところにいったので申し訳なく、動きとしても、後ろの2人に難しくなった。(仕掛けたところは)後ろが誰かはわからずに行こうと。長い時間、現場から離れて、戻って、GIIIからこなしていく中、レースの中で、自分に足りない部分、得意な部分を生かせるように。ここがゴールではないし、オリンピックから強いメンバーが戻ってきて日本の競輪はまた一歩、変わると思う。そこで活躍できるように精進していかないと。次に(ビッグに)出られるとしたら競輪祭。まずは出場権を取ること、そこで活躍できるように頑張りたい。走れるレースはしっかり走って高めていきたい」
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決勝結果

清水裕友が今年3度目のG3制覇

2024年08月04日

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■□ 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/08/04

 清水裕友がスタート争いを制して、取鳥雄吾-清水裕友-月森亮輔の中国ラインが正攻法に構える。平原康多-阿部力也が中団に構え、新村穣-深谷知広-岩本俊介-和田健太郎の南関ラインが後ろ攻めとなって周回を重ねる。取鳥は、青板周回から誘導と大きく車間を空けて、別線を突っ張る態勢を取る。だが、新村も標識線を目掛けて全開で踏み込み、青板バックで先頭に出る。新村に叩かれてしまった取鳥は、2番手の深谷の内で粘る形に。深谷は外併走で耐えるが、岩本は連係を外してしまい中国勢の後ろに降りる。前団がもつれて隊列が短くなると、平原が赤板2コーナーから車を外に持ち出して一気のカマシを先行。取鳥に競り勝った深谷が最終ホーム付近から自力に転じて平原ラインを追いかけるが、その後ろには清水がスイッチ。深谷が阿部に追いつく前に、清水は最終2コーナーからその上を強引に仕掛ける。スピードに乗った清水は、最終3コーナーで平原をとらえるとそのまま後続を引き離し、2着の月森に3車身差を付けてゴール線へ一番乗り。今年2月の静岡記念以来、通算12回目のG3優勝を飾った。

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■□優勝者 清水裕友選手インタビュー■□
 「普通に(南関に)先行されてバンマク(番手まくり)されたら勝負権がないので、(初手で)いい位置を取れたのがすべて。(取鳥は)突っ張り切れなかったらそこ(番手)で勝負するしかないと。やれるなかで全て出そうってことだった。3番手が取り切れたので、迎え入れる準備をして、雄吾が(番手を)取り切るか見てからと、準備はしていました。平原さんが(カマして)来たのは分かったけど、(切り替えるのは)雄吾の決着が付いてからだなと思った。単独で回れたし回りが見えていましたね。後ろがいるし自分で仕掛けました。踏んだときに行ける感じはあったけど、ハイピッチのレースで消耗していてキツかった。アップの仕方を考えて変えて、今回いい方向に向いた。今回結果が出たのでこの形で頑張りたい」

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決勝結果

阿部将大が地元勢から23年ぶりの優勝!!

2024年07月28日

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■□ オランダ王国友好杯<別府>決勝結果■□
【開催日】2024/07/28

 スタートは阿部将大が出て伊藤颯馬を迎え入れ3番手の松谷秀幸までのラインが前受け。単騎の武藤龍生は4番手の位置に入り、中釜章成-古性優作-浅井康太が中団。松浦悠士-岩津裕介は後ろ攻めになった。松浦は青板のバックで中釜にフタをすると、赤板過ぎに内に切り込んでいき、松谷の後ろの位置を確保。後ろまで引いた中釜は打鐘前2コーナーからすかさず巻き返すが、伊藤も合わせて踏み込んでいき、ペースが一気に上がっていく。伊藤がハイペースで駆けていくと番手の阿部はホームから車間を空け始め、最終バック前から自らタテに踏み込む。そのまま力強くゴール線を先頭で駆け抜けた。

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■□優勝者 阿部将大選手インタビュー■□
 (地元記念優勝は)うれしいですね。ほかの記念と違って、(地元は)特別なものですから。地元のみなさんの前で優勝できたんで良かった。ラインあっての勝ちだし、行ってくれた(伊藤)颯馬もそうだし、松谷(秀幸)さんが固めてくれて心強かった。中団が中釜(章成)君だったので、ワンチャン、松浦(悠士)さんがフタをしてくれればって思ったらそうなった。そのあとは後ろ(別線)が来てなかったけど、出させてもらった。誰も来てないのに(番手から出るのは)早すぎるかなって、颯馬に申し訳なかった。今度は逆に颯馬に恩返しができるように。(別府記念での地元選手の優勝は01年以来で)それ以来誰も獲ってなくて、難しい大会だった。そのなかで若い僕が獲れたのは励みになる。(これからの九州勢を)僕が引っ張っていくっていうより、若手全員で引っ張っていこうって。僕、颯馬、嘉永(泰斗)に(伊藤)旭、(松本)秀之介とかが続いてくれればって思います。
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決勝結果

脇本雄太が弟・勇希の想いを胸に豪快まくりで地元記念6V達成!!

2024年07月23日

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■□ 能登支援・万博協賛 不死鳥杯<福井>決勝結果■□
【開催日】2024/07/23

 号砲とともに内枠3者がスタート取りに動くも、8番車の脇本勇希が外から一気に飛び出してスタートを取る。近畿勢が前受けとなり、新山響平は竹内智彦を背に6番手で周回を重ねる。その後ろに単騎の山田庸平、根田空史の順で回りレースが進む。残り2周の赤板にさしかかると、脇本勇希が先頭誘導員との車間を空けて、突っ張り態勢に入る。新山響平は赤板に向かって一気にスピードを上げると脇本勇希を力ずくで叩き切って打鐘手前で先頭に立つ。北日本勢を追っていた山田まで3車で出切ると、脇本雄太は最終ホーム手前でその後ろに切り替る。山田庸平が最終2コーナーから先にまくり上げると、脇本雄太はその動きを見極めながら、最終3コーナー付近から一気にスパート。追走していた稲川翔は離れてしまい、新山をまくり切った山田庸平を最終4コーナーでさらに捕らえると、そのまま後続を突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。

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■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
 (初手は)正攻法しか考えていなくて、スタートから(脇本)勇希に任せていた。1センターぐらいで(新山が)いい感じできて、これは(勇希が新山に)負けるなと思ったけど、初日特選に寺崎浩平君と連係した時と同じような感じで、冷静に対処できた。(切り替えてからは山田)庸平さんなら竹内さんのブロックを乗り越えると思ったし、その隙を自分が潜り抜けようと思った。レースが始まる前から勇希が緊張しているというか、スイッチが入っているような感じはわかったので、それを汲み取って走った。自分もいい経験になったと思う。後輩たちも伸びてきているし、今開催も皆のおかげで勝てたと思う。今度は機会があったら自分がサポートしていきたい。(今年の)前半は状態が悪かったけど徐々に上向いている。(次回はオールスターを控え)G1も獲りたいし、その先にあるグランプリに気持ちを入れて臨んでいきたい。
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■【レース映像】能登支援・万博協賛 不死鳥杯決勝

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