決勝結果

前S班の山口拳矢が3度目のG3制覇

2025年01月07日

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■□ 万博協賛 鳳凰賞典レース<立川>決勝結果■□
【開催日】2025/01/07

スタートでややけん制しあうも山口拳矢が飛び出して藤井侑吾―山口―清水一幸の中近勢が前受け。後位に郡司浩平―岡村潤の南関勢で単騎の平原康多はその後ろに位置付ける。さらに単騎の高橋築が追って、後方には取鳥雄吾―園田匠となって初手の並びが決まった。藤井は青板周回の最終バック過ぎから誘導員との車間を空けると、上昇してきた取鳥を残り2周で出さずに突っ張り先行。取鳥は再び8番手の位置まで戻り、一本棒で打鐘の合図を迎え2センター過ぎから藤井は全開駆け。郡司が1センター付近で仕掛けると、山口が番手から合わせるように出て郡司を横に並ばせることなく追撃を振り切って25年最初の記念を制した。

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■□優勝者 山口拳矢選手インタビュー■□
「(優勝は)すごい久々な感じでうれしい。(肩の)違和感はなくなることはなかったけど、チャンスを(藤井)侑吾さんがつくってくれて、それをモノにできて安心した。(レースは)侑吾さんが一番走りやすいように、突っ張るか引くかは状況次第でって感じだったけど、雰囲気で突っ張るなと思ったので、邪魔をしないように後輪にだけ集中していた。(藤井が突っ張ってからは)侑吾さんがスピードを緩めなかったので、このままのペースでいくんだろうなと思い、慌てることはなかった。(最終2コーナーで)見た時には真後ろに(郡司浩平が)いたので、何かしている間に行かれると思い何もできずに(タテに)踏んだ。優勝できたことだけが侑吾さんの気持ちに応えられたと思う。最後は迫られたし、やっぱり(郡司は)強いなと思った。(今年は)昨年の自分の成績を忘れてゼロから作り直していきたい。一昨年の自分の成績は越えたいので、とりあえず記念を一つ獲れたのであともう一つ。それとタイトル(GI)を獲りたい。あとはF1戦が始まるので、そこで自信を取り戻せれば」
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決勝結果

古性優作が3年前と同じ静岡で2度目のグランプリ制覇

2024年12月30日


■□ KEIRINグランプリ2024<静岡>決勝結果■□
【開催日】2024/12/30

スタートは内枠3名と単騎の6が勢いよく出たが、そのあと古性優作と平原康多でけん制が入り、結果的に平原がSを取って眞杉匠を迎え入れる。3番手に脇本雄太-古性の近畿勢。単騎の清水裕友はこの後ろを追走。6番手からは北井佑季-郡司浩平-岩本俊介の南関ライン。単騎の新山響平は最後方の位置で周回を重ねる。正攻法に構えていた眞杉は赤板前から誘導と車間を空け始め、後ろから上昇してきた北井と郡司を出させるが、岩本の位置で粘る。先頭に立った北井がペースを落とすと、脇本が打鐘手前から一気のスパート。単騎の清水、新山が近畿ラインの仕掛けに続き、郡司は最終ホーム過ぎに新山の後ろへと切り替える。先行した脇本のカカりが良く、別線は車を外に持ち出せない。脇本との車間を空けて間合いを計っていた古性が絶好の展開を生かして直線で抜け出した。

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■□優勝者 古性優作選手インタビュー■□
本当に脇本さんのおかげで優勝できてうれしいです。(年間獲得賞金額の記録を更新したが)それよりも今年は近畿の仲間に助けてもらいましたし、そのおかげでこういう記録が達成できたと思います。(静岡は)やっぱり相性いいとずっと思っていたんですけど、走っていても気持ちがいいですし、走っていても勝てそうだなって思わせてくれるバンク。3年前のグランプリの年の、競輪祭のプレイバックをこないだやっていたんですけど、弱すぎてビックリしていたので、そのときと比べたら自分も強くなっていっているのかなって思います。理想通りの初手の位置を取ってでした。あの並び、あの叩き方になったら脇本さんが勝負するって。思っていた通りですね。周回から清水君が後ろにいるのはわかっていましたし、これはヤバいなって思いましたね。もうカカリが抜群というか、自分もホームから1コーナーにかけて勝手に口が空いていくぐらい加速してきましたし、これは誰も来れないだろうなって思っていました。(脇本は)昨日の夜の、最後の指定練習のタイムがやっぱりこの時期出るようなタイムではなかったですし、もちろんですけど合宿のときとは別人ですし。脇本さんがいままでいろいろトレーニングしてきて、ナショナルでトレーニングしてきて、そういうピーキングとかが抜群にうまいのかなって思うんですけど、僕も脅威に感じるくらいのタイムでしたね。僕も昨日の夕方の指定練習で仕上がった感じで、脚が軽いなって。本当に久々に仕上がったなっていう感じだったので。脇本さんもすごかったんですけど、脚的には今年一番いいなっていう感じはあったので。走る前から楽しみだなっていう感じでしたね。今年は寺崎(浩平)君も窓場(千加頼)君も力が一段も二段もアップしたと思いますし、本当にそこで助けてもらって2人でグランプリに乗せてもらって。そこでまた近畿のラインの強さも見せられたのかなって思いますし。来年はどんどん近畿の若い選手がでてくるように自分もしっかり援護して、自信をつけていって。またこういう舞台で走れるような選手がいっぱいでてきてくれたらうれしいなって思います。あと日本選手権と競輪祭を2個づつ取ったら全部2こづつなので、あと4回。燃え尽きない限り頑張りたい。(競輪祭は)近畿が相性悪いですけど、脇本さんが(優勝して)払拭してくれたので、来年は大丈夫かなって思います
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決勝結果

石井寛子が2度目のガールズグランプリ制覇

2024年12月30日

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■□ガールズグランプリ<静岡>結果■□
【開催日】2024/12/29

 号砲とともに勢い良く出たのは尾崎睦。尾崎は誘導員との距離を計りながら、車間を詰めて行くと、佐藤水菜が上昇して誘導員の後ろに入る。尾崎は2番手になり、3番手には尾方真生、児玉碧衣、石井貴子、石井寛子の順番になり、坂口楓華は入れる位置を探しながら尾方の外で併走をするが、位置を下げ、石井寛子の前に入って6番手からレースを進める。打鐘で誘導が退避すると、先頭の佐藤は後方の仕掛けに合わせて踏む準備をする。そこを坂口が4コーナーの下りを使って一気のスパート。この動きを追った石井寛子まで出切り、佐藤は3番手。1センターから仕掛けた児玉は佐藤に合わされて外に浮く。佐藤は前に踏み続けて迫るが、石井寛子が2センターから合わせるように踏んで、先頭でゴール線を駆け抜けた。

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■□優勝者 石井寛子選手インタビュー■□
 2017年に優勝をした時よりも、何倍も何倍もうれしくて、それは、12年間でずっと応援してくれる人が増えて、そのパワーだと思ったからです。7番車で後方を選んだけど、私は前々の勝負が多くて、グランプリでも前々勝負で勝てない日々が続いたんです。2024年は後ろから我慢のレースでした。最終バック2番手の状態でこの状態はなんなんだろう?という錯覚になって、1番いい状態じゃないですか?いつも通りに焦らず走れば、このまま突き抜けられると思った。(優勝の確信は)夢見心地で、グランプリのドキドキ、ワクワクを楽しもうと、緊張するのはもったいないと、走りながら思っていて、集中できていたし、ゴールをしてからも夢のようで、優勝したという感じではなく、勝ったというより、応援してくれた人の気持ちに応えられたかなと。感謝だなと。泣いていません(笑い)。昨年はグランプリに出られない1年でしたけど、とても応援してもらって、こういう形で返せてファンの人たちが喜んでくれていると思うのでうれしいです。7月には(ガールズグランプリに)出られないかもと、奮い立たせて、いろんな人と出会ってパワーをもらいました。(来年は)目標はグランプリ出場。一戦、一戦、応援してもらえるように心がけたいです。グランプリという大きい舞台で優勝できて、競輪を見ていない人にも見てもらえたと思う。これでまた、興味をもってもらえたら、うれしいです。また応援してもらえたら。
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決勝結果

卒記チャンプの纐纈洸翔がVロードを強襲

2024年12月28日

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■□ヤンググランプリ<静岡>結果■□
【開催日】2024/12/28

 スタートは中野慎詞が出て大川剛と北日本勢が前受け。その後ろが太田海也-真鍋智寛の中四国勢、後藤大輝-東矢圭吾の九州勢、村田祐樹-纐纈洸翔の中部勢が7、8番手となり、単騎の山口多聞が最後方からレースを進める。レースを動かしたのは村田。赤板をめがけて一気にスピードを上げて行くが、後藤が間髪を入れずに叩きに出る。だが、太田の巻き返しも早く、最終ホーム前に先頭に立って主導権を奪う。真鍋が太田の動きに離れると、太田の仕掛けにスイッチしたのは中野。番手に入った中野は2コーナーからまくり出るが、太田も意地を見せて、両者の踏み合いはゴール前まで長引く。激しい踏み合いを制したのは中野だったが、空いた内を踏んだ纐纈の強襲が決まった。

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■□優勝者 纐纈洸翔選手インタビュー■□
 (優勝した率直な気持ちは)素直にうれしいですね。一番後ろ攻めだけは嫌だったんですけど、なっちゃったんで、割り切って仕方ないなって思って周回中は走っていました。ジャン前から結構ハイピッチで、モニターを見たときに(太田)海也さんがちょっと流し気味だったので真鍋さんをどかせたらいけるかなって思ったんですけど、どかせずっていう感じで一番後ろになってしまいました。1センターくらいで村田さんがいいスピードだったので、そのまま行っちゃうかなって思ったんですけど、バックくらいで煽りをもらっていて、内が空いているのが見えたので海也さんの後ろぐらいまで行けるかなって思って切り込んだ感じですね。内を突っ込んだときは正直、空いてくれと思いながら行ったので、一か八かで行きました。(最後のゴール前勝負は中野)慎詞さんよりは前にいれたと思うので、みんなから、おめでとうって言われて、優勝したのかなって感じでした。(今後の目標は)自力を出してしっかりG1のレースで力勝負できるようにしていきたいです。いま、愛知県と言ったら藤井侑吾さんだと思うので、愛知県と言ったら藤井侑吾さんと纐纈洸翔って言われるぐらいの自力選手になっていけたらなって思います。(今年一年を振り返り)夏が終わったぐらいから調子を落としていたんですけど、こうやって優勝して締めくくれたので来年につなげていきたい。
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決勝結果

窓場千加頼が記念初V

2024年12月22日


■□ 万博協賛 九十九島賞争奪戦<佐世保>決勝結果■□
【開催日】2024/12/22

6番車の渡邉雅也が号砲とともにS取りに出て、深谷知広を迎え入れる。その後ろは松浦悠士-荒井崇博で、5、6番手の位置から進めたのは佐々木悠葵と末木浩二の関東勢。窓場千加頼がけん引する近畿勢は7番手からレースを進める。青板過ぎの2コーナーから動いた窓場はゆっくり上昇して深谷に並びかけると、赤板をめがけて、誘導を外しにいく。そこを松浦が押さえるが、佐々木がすかさず巻き返して打鐘で先頭に躍り出る。末木浩二は佐々木との間隔を保って、松浦の動きを警戒するが、松浦は最終1センターから仕掛ける。このラインを追った窓場は2コーナー付近から車を外に持ち出してまくり発進。窓場は最終2センターで前団をとらえると、切り替えてきた荒井の追撃を振り切った。

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■□優勝者 窓場千加頼選手インタビュー■□
やっとGIIIを獲ったなって感じで、実感はないですね。これをステップに、GIを獲ることを目標にしたい。今年は、FIでの優勝はあったけど、こういうグレードレースで優勝できたことがうれしいです。車番が悪かったんで、まずは切って、深谷さん達の動き待ちになるかなと。赤板で切れたことがキーポイントだったと思うし、切ったから次の動きにつながると思うんで。佐々木君が本当にカカった先行だったんですけど、その上を行った松浦さんのスピードをもらって、まくることができた。ゴールも隣に誰か並んで来ているだろうなと思っていたし、誰もいないことが確認できて、手を上げました。(デビューから)長かったです。腐った時期もあったけど、もう一度頑張ろうと思えたのは、同期の古性(優作)さんの活躍だし、古性さんと、脇本(雄太)さんとウィナーズカップの決勝を走れたことがきっかけ。近畿の自力選手として成長しないとなって思ったし、後輩を育てていきたいと思った。(オールスターと地元記念の)大事なところで、2着だったし、何かを埋めないと優勝はできないと思っていた。それがこんなに早く優勝できたことは、自分でも驚きですし、成長できているのかなって思います。来月には和歌山記念がありますし、全日本選抜もすぐにある。近畿として総力戦で戦っていきたいです
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■【レース映像】万博協賛 九十九島賞争奪戦決勝

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