窓場千加頼が記念初V
2024年12月22日
■□ 万博協賛 九十九島賞争奪戦<佐世保>決勝結果■□
【開催日】2024/12/22
6番車の渡邉雅也が号砲とともにS取りに出て、深谷知広を迎え入れる。その後ろは松浦悠士-荒井崇博で、5、6番手の位置から進めたのは佐々木悠葵と末木浩二の関東勢。窓場千加頼がけん引する近畿勢は7番手からレースを進める。青板過ぎの2コーナーから動いた窓場はゆっくり上昇して深谷に並びかけると、赤板をめがけて、誘導を外しにいく。そこを松浦が押さえるが、佐々木がすかさず巻き返して打鐘で先頭に躍り出る。末木浩二は佐々木との間隔を保って、松浦の動きを警戒するが、松浦は最終1センターから仕掛ける。このラインを追った窓場は2コーナー付近から車を外に持ち出してまくり発進。窓場は最終2センターで前団をとらえると、切り替えてきた荒井の追撃を振り切った。
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■□優勝者 窓場千加頼選手インタビュー■□
やっとGIIIを獲ったなって感じで、実感はないですね。これをステップに、GIを獲ることを目標にしたい。今年は、FIでの優勝はあったけど、こういうグレードレースで優勝できたことがうれしいです。車番が悪かったんで、まずは切って、深谷さん達の動き待ちになるかなと。赤板で切れたことがキーポイントだったと思うし、切ったから次の動きにつながると思うんで。佐々木君が本当にカカった先行だったんですけど、その上を行った松浦さんのスピードをもらって、まくることができた。ゴールも隣に誰か並んで来ているだろうなと思っていたし、誰もいないことが確認できて、手を上げました。(デビューから)長かったです。腐った時期もあったけど、もう一度頑張ろうと思えたのは、同期の古性(優作)さんの活躍だし、古性さんと、脇本(雄太)さんとウィナーズカップの決勝を走れたことがきっかけ。近畿の自力選手として成長しないとなって思ったし、後輩を育てていきたいと思った。(オールスターと地元記念の)大事なところで、2着だったし、何かを埋めないと優勝はできないと思っていた。それがこんなに早く優勝できたことは、自分でも驚きですし、成長できているのかなって思います。来月には和歌山記念がありますし、全日本選抜もすぐにある。近畿として総力戦で戦っていきたいです
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