開設72周年記念 水都大垣杯<大垣>初日
2024年11月29日
11月30日から4日間、大垣競輪場で開設72周年記念 水都大垣杯が開催されます。
山口拳矢(岐阜)選手、松浦悠士(広島)選手を始め強豪が競う4日間、ぜひご注目ください。
【12レース S級初特選】
1 松浦 悠士 98 広島
2 山口 拳矢 117 岐阜
3 窓場千加頼 100 京都
4 北井 佑季 119 神奈
5 森田 優弥 113 埼玉
6 山田 久徳 93 京都
7 中野 慎詞 121 岩手
8 坂井 洋 115 栃木
9 南 修二 88 大阪
■レース展開
血の濃いライン完成の3が気持ち良く飛び出す
369・1・2・4・58・7
■王者復権
競輪祭で復活をアピールした松浦からだが、新星の中野や北井もいて大激戦。地元で燃える山口も気合は人一倍。
■本命信頼度35%
1=7-4・2・6
1=4-7・2・6
1-2-7・4・6
1-6-7・9・4
7=4-1・2・6
■狙い目
ライン完成の森田と窓場はやり合う運命。単騎勢の捲り合戦は松浦優勢で1から2・4・7絡み。
【11レース S級一予選】
1 原 真司 86 岐阜
2 紺野 哲也 69 宮城
3 内藤 高裕 96 東京
4 坂本 紘規 117 青森
5 山口 富生 68 岐阜
6 磯川 勝裕 113 東京
7 中田 雄喜 97 福島
8 鰐淵 圭佑 90 群馬
9 藤井 侑吾 115 愛知
■レース展開
9のパワーが抜けている。強引に叩いて主導権
951・472・638
■逃げ差し
迫力逃げの藤井か地元御大の山口か。いずれにせよ二人の逃げ差しが中心。別線は苦しい戦いを強いられそう。
■本命信頼度50%
9=5-1・7・3
9=7-5・4・2
9-3-5・6・8
9-4-5・7・3
5-1-9・7・3
■狙い目
藤井-山口の「線」は崩れないだろうし、紛れがあるなら3着。9=54、9=57、9=56。
決勝結果
脇本雄太が難敵を退けて今年最後のG1を制す
2024年11月25日
■□ 競輪祭<小倉>決勝結果■□
【開催日】2024/11/24
スタートはライン3番車の荒井崇博が出て、犬伏湧也-松浦悠士-荒井の西日本勢が前受け。中団は菅田壱道-松谷秀幸で、単騎の浅井康太はその後ろ。寺崎浩平-脇本雄太-村上博幸は後方7番手の位置からレースを進める。寺崎は青板のバックで犬伏の横まで行き、赤板をめがけて一気のスパート。近畿勢が3車で出切ると、犬伏は中団に入る。打鐘で行きかけた犬伏だったが、仕掛けることはできずにタイミングを見送った。ひと呼吸を置いた後、最終ホーム線をめがけて再度の巻き返し。すると、脇本はすかさず合わせて番手から出て行き、脇本の後ろに犬伏が入って追いかける展開に。脇本は先頭に立ってからグングン加速して行き、そのスピードはゴール前まで落ちることはなく、犬伏を振り切って力強く先頭でゴール線を駆け抜けた。
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■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
(近畿勢として59年ぶりの競輪祭制覇となるが)どうしても意識してしまう大会だと思いますし、なんとか払拭したいなっていう気持ちはありました。去年のオールスターの大怪我からかなり時間は経ったとはいえ、自分の中で本調子ではない戦いが強いられているので、そのあたり少しづつですけど復調しているのかなって思います。最終ホームでいつでも行けるように構えてはいたんですけど、本当に来るとは思っていなかったので凄く焦りました。前回の失敗があるからこそ、今回は反応できたと思いますし。糧にできたのかなって思います。後ろに誰かはいるなって思っていたんですけど、どの選手かわからなかったので最後まで踏み続けることだけ考えていました。無我夢中だったので冷静ではなかったです。(優勝を確信したのは)ハンドル投げるまでは。古性君と2人でグランプリを目指すことができるのでしっかり頑張ります。(グランプリに向けて)去年の大怪我で、今年一年は苦労する一年だったんですけど、後輩たちのおかげで優勝することができたので、またしっかりこれをかみ締めながらグランプリに向けて頑張りたい。
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決勝予想
競輪祭<小倉>最終日
2024年11月24日
競輪祭も5日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった脇本 雄太(福井)選手、松浦 悠士(広島)選手、寺崎 浩平(福井)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【準決勝VTR(11月23日結果)】
◆10R
赤板で正攻法の窓場千が佐々木悠を突っ張ったが、打鐘で新山響-永澤剛-荒井崇でブッ叩いてバック1本棒。4角で荒井が先踏みから前2人を捕らえるが、窓場から外を回した脇本雄が届く。続いた浅井康が新山を写判交わし3着。
◆11R
中釜章が赤板過ぎに先頭に立つ。そこを北井佑が叩くと眞杉匠が追い上げて3番手は併走。これを見た犬伏湧が鐘4角過ぎに発進して北井を叩き、4角絶好の松浦悠が差して4連勝。この後ろにスイッチの松谷秀が眞杉を弾いて3着。
◆12R
突っ張った寺崎浩を中野慎が叩くが、古性優が菅田壱を弾き寺崎が番手。最終ホーム郡司浩がスパートするが、古性が弾くと郡司と深谷知が落車だ。番手捲りの寺崎が1着で古性は2着も失格。村上博と菅田が繰り上がって2着3着。
【12レース決勝(11月24日)】
1 松浦 悠士 98 広島
2 脇本 雄太 94 福井
3 荒井 崇博 82 長崎
4 寺崎 浩平 117 福井
5 松谷 秀幸 96 神奈
6 村上 博幸 86 京都
7 犬伏 湧也 119 徳島
8 菅田 壱道 91 宮城
9 浅井 康太 90 三重
■決勝インタビュー
松浦悠士=決勝はまだスタートライン。もう一つ頑張るだけ。犬伏君
脇本雄太=寺崎君。親王牌の決勝と同じ失敗だけはしないように走る
荒井崇博=中四国の後ろ。ここが一番チャンスのある位置。頑張るよ
寺崎浩平=自力。優勝を狙いつつ、脇本さんとゴール前勝負したい。
松谷秀幸=単騎より菅田君に任せた方がチャンスはありそう。初連係
村上博幸=復帰してからGI決勝を目標にやってきた。福井の後ろ。
犬伏湧也=自力。スピードバトルになると思う。自分に自信を持って
菅田壱道=やれることは最大限やりたい。任されたし責任を持って。
浅井康太=単騎で。負けていった中部の気持ちを背負って走りたい。
■レース展開
4と7は壮絶な踏み合いに発展しそう
713・85・9・426
■首位争い
寺崎がバック取りの走りになれば番手の脇本に有利。逆に犬伏がバック取りに成功なら松浦が急浮上する。
■本命信頼度40%
2=6-1・9・8
2=1-6・3・9
2-9-6・1・8
1=3-2・9・8
■狙い目
寺崎と犬伏が逃げ争いになっても、外にいられれば脇本が自力発進して26=1、26=9。
競輪祭<小倉>5日目
2024年11月23日
競輪祭5日目もGIの熱い戦いにご注目ください。
【12レース S級準決勝(11月23日)】
1 古性 優作 100 大阪
2 菅田 壱道 91 宮城
3 郡司 浩平 99 神奈
4 中野 慎詞 121 岩手
5 深谷 知広 96 静岡
6 河端 朋之 95 岡山
7 寺崎 浩平 117 福井
8 岩本 俊介 94 千葉
9 村上 博幸 86 京都
■レース展開
どのラインも自力-自力の布陣で踏み合いだ
42・719・358・6
■好勝負だ
GP出場へ正念場の深谷-岩本。郡司を目標に抜け出し決勝へ。目標のある古性、菅田の抜け出しにも一考。
■本命信頼度30%
5=8-1・2・6
5=1-8・9・2
5-2-8・1・6
5-6-8・1・2
1-9-5・2・6
■狙い目
どこのラインも二段駆け可能。1番車の古性がS取りなら、寺崎は突っ張り19=5、19=6。
【11レース S級準決勝(11月23日)】
1 松浦 悠士 98 広島
2 森田 優弥 113 埼玉
3 松谷 秀幸 96 神奈
4 三谷 竜生 101 奈良
5 北井 佑季 119 神奈
6 中釜 章成 113 大阪
7 眞杉 匠 113 栃木
8 山崎 芳仁 88 福島
9 犬伏 湧也 119 徳島
■レース展開
積極タイプが揃い、ハイペースの流れ
728・91・64・53
■SS自力
眞杉はSS機動型。同期森田と決めるべく仕掛ける。仕上がった松浦は犬伏に託す。北井-松谷のパワーにも注目
■本命信頼度30%
7=2-8・1・5
7=1-2・9・5
7-5-2・3・1
7-9-2・1・5
1=9-7・2・5
■狙い目
北井が逃げたのは2日目の一回だけ。欲求不満を準決で晴らすと5から1・2・3・7の2、3着
【10レース S級準決勝(11月23日)】
1 荒井 崇博 82 長崎
2 新山 響平 107 青森
3 脇本 雄太 94 福井
4 坂井 洋 115 栃木
5 浅井 康太 90 三重
6 山田 庸平 94 佐賀
7 窓場千加頼 100 京都
8 永澤 剛 91 青森
9 佐々木悠葵 115 群馬
■レース展開
3が後ろの7の逃げ期待だが機動力は2が上
28・1・94・735・6
■番手脇本
窓場が脇本を浅井を連れ発進とみたが、新山-永澤の先制も十分。佐々木-坂井の関東勢も良いスピードを持つ。
■本命信頼度45%
3=5-2・9・7
3=2-5・8・9
3-7-5・2・9
3-9-5・4・2
2=8-3・9・1
■狙い目
佐々木が気になる。窓場の後ろに飛び付き、脇本と併走なら、新山が捲り281、286。
決勝結果
世界女王の佐藤水菜がタイトル獲得でグランプリへ
2024年11月22日
■□ 競輪祭女子王座戦<小倉>決勝結果■□
【開催日】2024/11/21
スタートは見合う形になったが、太田りゆが追いかけて誘導の後ろに入る。2番手の位置に石井貴子が入り、梅川風子、尾崎睦、佐藤水菜、當銘直美、久米詩の順番で周回を重ねる。残り2周まで隊列に動きはなく、赤板を過ぎたあたりから梅川が前の2人と距離を空け始める。5番手の佐藤も4番手と距離を空けて縦に長い隊列に。先頭の太田は後ろの動きを警戒しながら、最終ホームから巻き返してきた梅川を合わせて先行。梅川は合わされて不発になったが、その外を佐藤が仕掛けていく。逃げ粘る太田は最終4コーナーも先頭で通過して最後の直線は2人の争い。イエローラインを力いっぱい踏み込んだ佐藤の勢いが良くゴール前で太田を交わした。
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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
最終日は自力とまではいかなかったんですけど、ゴールまで長い距離を踏んで優勝することができてうれしい。結果自体は優勝することですごく良いものに収まったんですけど、内容だったりとか自分自身の調子だったりとかは、去年とか今年のオールスターだったりとかには全然及ばないような自分の力だったんで、あと1カ月でグランプリまでに仕上げたいなっていう風に、早く練習したいなっていう風に思いました。(決勝は)本当はSに行きたかったんですけど、初手でヨーイドンと出たときに2番車(久米詩)が自分の後ろを確保するような動きが見えたので。そうはさせないようにとしたので初手の位置は後方になってしまったんですけれど、あとは5番車(梅川風子)が中団だったので、そこをまくり切れたらっていう風にすぐ組み立てできたので。そのように思うようにうまくいけて良かったです。自分の直感としては世界選手権で一緒に決勝を戦った梅川選手は本当に強いというのは体感してるので、まずは梅川選手を乗り越えられるかどうかっていうのが自分自身の課題になっていたので、そこをまくり切れた後はゴールまで行くだけだと思えたので。本当に5番車をまくり切れたところで少し山を乗り越えたっていう風な感覚があって。その後はゴールまで外々だったんですけど、そういうのは得意だったので自分の持ち味を生かせたのかなと思います。(世界選のケイリンで金メダルを獲得して)世界女王というものになれましたが、自分がまだその地位に見合ったような人間だとは思っていないのが正直なところなので。オリンピックで競技を辞める、その前の年も辞めたいって思う時期もありましたし。オリンピックを終えて世界選で今後の競技人生をやるか辞めるかを決断しようと自分の中では決めていて、その中での世界選の優勝という結果だったので。自分としてはすごく難しい大会にはなりましたけど、結果はすごく良かった。色々思うことはありますけど。静岡グランプリまであと1カ月しかないので、しっかりと一から基礎を作り直して、また少しでも前の調子を取り戻せるように、そして(グランプリを)2連覇できるように。今年は競輪祭(女子王座)リベンジできたので、グランプリも2連覇できるように体を作り直して戦いたいと思います。
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