2026年6月を振り返る

2026年08月21日

 3日の川口デイレースは最終日が台風の影響を受けて全レース中止となり、代わりにこの月最初の優勝戦となった同日夜の飯塚ミッドナイトは丹村飛竜が2026年4度目のV。幻となった川口決勝戦の8車立て8号車に置かれていた黒川京介は、日程が連結して4日~6日に開催された川口ナイトレースも前節と同様に2戦2勝で優出すると、今度は無事におこなわれた決勝戦を制して3戦全勝の完全V。この年6度目の優勝を飾った。


 4日には、浜松デイレース初日に鈴木圭一郎が勝利。史上35人目の通算1000勝を達成した。最年少記録は田代祐一(引退)の従来記録を7年以上も更新し、デビューからの日数は前年に青山周平が打ち立てた最短記録を1年以上も塗り替えてみせた。


 7日には『スーパースターガールズ王座トライアル』予選第3戦が山陽デイレースで実施されて、新井日和が4月の第1戦に続いて勝利。王座決定戦の出場をかけたポイント順位トップを堅持した。


 10日~14日には、例年おおよそこの時季に実施される川口ナイター名物として定着してきた感のある『G2川口記念』が開催されて、鈴木圭一郎や地元の銘柄級レーサーたちを抑えて長田稚也が大会初制覇。この年はやくも4度目のタイトル獲得となった。
 この決勝戦には、2月にレース場で負傷して以来3か月あまりの療養を経て戦列復帰した小林瑞季が、いきなり決勝戦まで駒を進めたうえに、8周回のレース終盤まで見せ場を作って3着に大健闘した。
 

 9日の伊勢崎アフター5ナイターは、前月・前節にグレード初優出したばかりの浅倉樹良がその余勢を駆ってV。17日の飯塚デイレースも、3月にグレード初優出した福岡鷹がこの年3度目、通算11度目の優勝を決めた。
 この月は森下輝・石橋啓士・山口航太・菅原すずの・丹下昂紀など、37期たちが前月に続いて好成績を挙げた。菅原すずのは翌7月に1級車へ乗り換えて大きく飛翔することとなる。


 21日は『スーパースターガールズ王座トライアル』予選第4戦がおこなわれて、地元浜松の岡谷美由紀が1着。第3戦が終了した時点のポイント上位だった佐藤摩弥や松尾彩の上をゆき、2026年のトライアル初参戦にして新井日和と並ぶ1位タイに躍り出た。
 翌22日には、8月に開催される『SGオートレースグランプリ』の出場選手が発表されて、37期からは森下輝・浅倉樹良・福岡鷹の3名と、他に吉林直都・山本翔・佐藤大地・北原岳哲・藤川竜・祐定響が通算2度目の出場。36期の村瀬月乃丞・石田啓貴と37期の村田光希は大会初出場を果たして、28期の稲原良太郎は、2018年の第22回大会以来8年ぶりのグランプリおよびSG出場となった。


 24日~28日は伊勢崎において『G2稲妻賞』が、この季節らしく5日間を通じてグズついた空模様のもと開催された。過去3度の大会制覇いずれも良走路だった青山周平は、今年は初日~4日目の雨走路2戦とも着外に敗れて、降雨のコンディションとなった決勝戦も7着と大敗することになる。
 近3回は遠征車へのタイトル流出を許している当大会、この年の決勝戦で人気となったのは、雨の強さが全国トップクラスの加賀谷建明と、総合能力が全国屈指である高橋貢。グレード初制覇を狙う松本康も上位人気に推された。だが勝ったのは、濡れ走路での高速イン走法を得意技とする若井友和。1周回1コーナー8番手からの7車抜きを決めて、通算2度目のG2、3年ぶりのグレードタイトル獲得となった。

 
 
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《記録達成のレース後『1走1走を妥協せず1500勝・2000勝をめざしたい』と語った、デビュー最短・史上最年少1000勝レーサーの鈴木圭一郎》


 
 
【当月の優勝選手】
3日 川口デイレース  台風の影響により開催中止
  飯塚ミッドナイト 丹村飛竜

6日 浜松デイレース 村瀬月乃丞
  川口ナイトレース 黒川京介

9日 山陽デイレース  森本優佑
  伊勢崎アフター5  浅倉樹良
  飯塚オーバーミッド 滝下隼平

12日 山陽オーバーミッド 丹村飛竜

14日 浜松アーリー 落合巧
   川口ナイター 長田稚也

17日 飯塚デイレース  福岡鷹
   山陽ミッドナイト 重富英雄

20日 川口デイレース  鈴木清
   飯塚ミッドナイト 高宗良次

23日 浜松デイレース  笠木美孝
   川口ナイトレース 平田雅崇

26日 山陽オーバーミッド 山本翔

28日 浜松アーリー  番田隆弘
   伊勢崎ナイター 若井友和


 文/鈴木
 
 

 

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