2026年度後期ランキングを考察

2026年08月14日

 
 
 オートレースでは年に2回、適用ランクの変動があるが先日、2026年度後期のランクが発表された。これは2026年1月1日から6月30日までの間における競走成績を審査して決定される。今回はどのような変化があったのか。そして、気になる選手は...。
 
 まず全国ランク1位は青山周平。青山は4期連続となる13度目の全国1位になった。今回の審査期間だけではなく、常にトップの走りを披露し、それに見合うだけの成績を残し続けている。誰の目にも文句のないランキングと言えるだろう。
 
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 2位は前期と同じく黒川京介。黒川はこれで3期連続での全国2位となった。2026年前期では特別G1プレミアムカップと、G1ゴールデンレースで2つのタイトルを含め6回の優勝を誇っている。SGでの優勝はなかったが優出2着と3着が1回ずつ。十分な成績を残している。大敗するケースも少なくなっているが、より着取りを高めていければ全国ランク1位の道筋も見えてくるだろう。
 
 3位は鈴木圭一郎。鈴木圭も黒川と同様に3期連続で、3位となった。審査期間の優勝が1回だけと、鈴木圭にとっては物足りない数字になっているが、予選道中は1着率が高く、車券に絡むシーンがほとんどだ。5期ぶりの全国1位返り咲きを目指し、2026年後期も取り組んでくるはず。
 
 2026年度後期から初のS級になったのは5人。森下輝、福岡鷹、浅倉樹良、古城龍之介、永島潤太郎だ。森下、福岡、浅倉は37期をけん引する3名。2026年1月から1級車に乗り換わり、その潜在能力を遺憾なく発揮している。デビュー直後こそ浅倉の活躍がやや目立っていたが、今では3者とも切磋琢磨して走力を上げている様子。
 
 前期B級からA級に上がった中では村田光希、丹下昂紀、石橋啓士、山口航太が気になる存在。奇しくも4人とも上記3人と同じく37期生。各地を席巻している次期S級の同期3者が発奮材料となっているか。4人ともハンデがどんどん重くなり、山口以外はすでに最重ハンで走っている。更に言えば丹下は最近、最重ハンで優勝まで果たしている。37期は大注目の期と言える。
 
 逆に2026年度後期からA級に降格した中で気になるのは木村武之。2004年度前期には自己最高の全国2位まで行き、その後も長らくS級として活躍してきたが、次期はA級4位となってしまった。審査期間に優出は1回のみだし、以前ほどの成績を残せないでいるのでランク降格も致し方ないことかもしれない。ただ、エンジン状態の立て直しがうまくいっていないだけであれば、整備や調整次第でS級返り咲きは十分ある。なにしろ走りのセンスは超一級なのだから。SからA級になった中では新井日和と藤川竜にも注目。S級でいる期間は最重ハンでの競走を余儀なくされるが、A級となるとハンデ的に軽くなる場合も多い。そうなった時はS級として走っていた経験が糧となり、再び上位着を量産するケースが今までにも多く見られた。
 
 ちなみに、2026年度後期のランクでS級が最も多い地区は川口で16名。他の地区は7~9名なので地区別でいえば川口一強となっている。
 
文/高橋

 

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