園田金曜ナイター 9月7日(金)スタート!オッズパークは10:00から発売開始

11月9日 そのだ金曜ナイター

◆Mr.Friday Nightランキング ◆『競馬キンキ杯』展望

関西初のナイター競馬として、アツい視線を集めた『そのきんナイター』もきょうがいよいよ今年の最後。しっかりと見届けてください!そうでないと、来年の春までお預けですからね。
とにかくナイターフィナーレを存分にお楽しみください♪

◆Mr.Friday Nightランキング

現在の順位
10月26日終了現在
1着10P 2着5P 3着3P 4着1P 5着1P
※概ね後半の6つのレースが対象

順位 騎手 1着 2着 3着 4着 5着 総合P
1位→ 田中 9 9 2 3 5 149
2位→ 下原 6 3 6 4 7 104
3位↑ 木村 5 6 5 6 1 102
4位↓ 川原 4 6 4 4 8 94
5位→ 坂本 4 3 5 2 2 74
6位→ 大山 4 2 3 3 6 68
7位→ 吉村 5 1 0 3 2 60
8位↑ 松平 4 1 1 3 0 51
9位↓ 永島 2 3 2 3 2 46
10位↑ 瀬沢 0 3 2 3 2 26

最終順位ではありませんが、田中騎手の総合優勝は間違いないところ。先週は勝ち鞍こそなかったものの、2着4回と堅実ぶりを発揮。着外(6着以下)も1回だけと、これまで通りの優秀な成績。初代"Mr.Friday Night"の称号は間違いなくこの人です。

下原騎手が2位を死守。騎乗数44回は全騎手中最多。ナイター時に依頼がないことには、成績を挙げられないわけですから、この数字は素晴らしい。木村騎手が先週は奮起。4戦して2勝3着2回の成績で下原騎手に迫る。遅きに失した感もありますが、さすがと思わせる巻き返しです。下原騎手との2位争いが注目。

吉村騎手の勝利数では3位となる5勝は立派。"アタマあってヒモなし"の成績になりましたが、いずれもインパクトを与える勝利で、やはりこの人も夜は注目。瀬沢騎手が勝ち鞍は挙げられていないものの、ジワジワポイントを重ね10位にランクイン。自身はナイターにいい感触得たでしょうし、来年に繋がりそう。ケガで離脱の永島騎手が9位に粘っており、この人もナイターに強いという印象を忘れないでください。

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◆川原騎手レース成績データ

※現在の成績(10月19日現在。他場含まず)

1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 3連率
148 113 93 466 18.00% 31.8% 43.2%

田中、木村騎手に続くリーディング第3位。

◇距離別成績

集計期間:1月1日〜10月19日(姫路競馬含まず)
※( )内はそのカテゴリーでの勝利数順位

距離 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 3連率
1400m(3) 98 74 64 283 18.9% 33.1% 45.5%
1700m(3) 17 16 9 60 16.7% 32.4% 41.2%
1230m(1) 9 5 4 26 20.5% 31.8% 40.9%

1400、1700mでは田中、木村に後れを取るも、1230mではトップタイ(田中騎手と並ぶ)。勝率では唯一の20%超えで、得意距離と言って良さそう。もちろん他の距離でも安定感は抜群。

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◇条件別成績

集計期間:1月〜10月19日(姫路競馬含む)
※( )内はそのカテゴリーでの勝利数順位
※クラスは古馬(3歳以上または4歳以上)の条件で、混合条件を含まない
※3歳単独条件では、重賞以外のJRA交流戦は含まない

条件 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 3連率
C3(1) 30 23 17 72 21.1% 37.3% 49.3%
C2(3) 42 33 24 134 18.0% 32.2% 42.5%
C1(2) 19 14 12 52 19.6% 34.0% 46.4%
B2(2) 12 7 7 40 18.2% 28.8% 39.4%
B1(3) 7 5 4 26 16.7% 28.6% 38.1%
A2(2) 5 8 2 18 15.2% 39.4% 45.5%
A1(2) 5 1 3 15 20.8% 25.0% 37.5%
2歳(7) 1 3 2 12 5.6% 22.2% 33.3%
3歳(4) 14 11 16 72 12.4% 22.1% 36.3%

最下級のC3での30勝は、2位の木村騎手に5勝差をつける余裕のリーディング。勝ち鞍自体はC2の方が多いが、良績はC3。この辺りが田中、木村騎手との違い。2歳、3歳戦では苦戦模様。とくに2歳戦は意外と思える低調ぶり。しかし、オープン(A1)での勝率20%超えはさすが!最下級と最上位で強さを発揮しているという面白いデータ。

※特筆データ

川原騎手にはいくつか特徴的なデータがあるので、それをご紹介します。

厩舎 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 3連率
JRA馬 7 0 1 4 58.30% 58.30% 66.70%
柏原厩舎 36 20 15 69 25.70% 40.00% 50.70%
森沢厩舎 14 8 4 18 31.80% 50.00% 59.10%

まず、JRA交流競走が行われるときに、JRAの厩舎から依頼されたときの成績が抜群。12戦して7勝という驚異的な数字。交流戦でJRAの馬に乗ってるだけで、馬券の狙いはほぼ決まりか!?

また柏原、森沢厩舎の馬に騎乗したときも抜群の成績。この2厩舎からの厚い信頼が見て取れる数字。勝負のときは川原騎手を乗せてくるという風に捉えてもいいのかも知れません。

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◆『競馬キンキ杯』展望

お楽しみいただいた"そのきんナイター"がいよいよ最終日。そのメインレースはオープン特別が組まれる予定でしたが、頭数が8頭となってレース変更。B1クラスのレースがメインとなりました。このレース難しい…、混戦模様の一戦です。なお、オープン特別の9レースも注目です。3月に『六甲盃』を勝ったパーフェクトランの復帰戦でもあります。何はともあれ、混戦のメインレース展望です。

注目されるのは(2)エーシンユリーシズ。3歳最多の6勝馬で、3月に名古屋で重賞勝ち。骨折休み明けで、それ以来の実戦となる今回、初の古馬との対戦でもあって、やはり割引が必要。能力だけで勝ってしまう力はありますが…。

実績では(7)オーシャンハンターに注目。A2で勝ち鞍があり、A1(オープン)でも入着経験がある同馬にとって、B1なら家賃が安い。持ち前の先行する脚が見られないのが少し気がかりも、もう奮起のしどころ。

(3)クエーサーも実績があって、ここでも軽視できない存在。差しに回った前走だが、本来は先行力活かすタイプ。大きく崩れた前々走は度外視すれば、他では安定した成績。今回はチャンス十分。

逃げを打てそうな(9)フセノブルースもマイペースに持ち込めると渋太い。ナイターで勝利を挙げているといのも有利な材料になりそう。前走B1に昇級して3着に粘ったように、力差はそうないと見る。

(4)ロブストニケは近走崩れないものの、ソコソコ止まり。ただ、昨年はこの時期に7連勝。B1は2勝している。鞍上の田中騎手と言えば、言わずと知れたMr.Friday Night。押さえなくちゃ。

(11)ミッキーハンターは間隔好走で、勝ち負けを繰り返してる。ということは今回は勝つ番か?騎乗する下原騎手もナイターに強い!

9月にスタートした関西初の、園田競馬のナイター競馬。お楽しみいただけましたでしょうか?火・水・木に戻るこれからの昼間の開催も、どうぞお楽しみにください。そして、また来年は4月から始まるナイター競馬にもご期待、ご声援よろしくお願いします。

10週間お付き合いありがとうございました。  竹之上次男

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