◆Mr.Friday Nightランキング ◆『有馬温泉兵衛向陽閣特別』展望
先週のそのだ金曜ナイター初日は、お楽しみいただけましたでしょうか?ぼく自身、パドック解説→実況→ナイター点灯式→イベント打ち合わせ→イベント本番→実況→表彰式の流れでアップアップ。ジックリと味わうことなどできずに、慌ただしく過ぎ去っていった感覚です。今週からは落ち着いて報告できるように頑張ります!
園田最強の“夜王"は誰なのか!?ランキングをつけていきます。それぞれ着順をポイント化し、金曜の夜に最も強い男を見つけ出そうという企画です。NARのHPで表示されているナイター競馬のみを対象レースとします。先週の場合ですと、7レース以降の4鞍ということになります。今年は11月までの10週間ですが、来年は4月から11月までの期間(予定)となりますので、その参考になるべく調査していきます。
1着=10P 2着5P 3着3P 4着1P 5着1P 着外0P
現在の順位
9月7日終了時点
1位 木 村 16P
2位 田 中 10P
2位 三 野 10P
2位 吉 村 10P
5位 川 原 7P
当然のように、木村騎手が首位発進!田中騎手も重賞制覇で強さを見せます。ベテラン三野騎手の奮起は、騎手会長としての誇りを示した形です。今後の順位変動にご注目!
◆日本一の明るさ!
ナイター初日、取材に来られていた方々から話を訊くと、口を揃えて「どこよりも明るい」と言ってくださいます。本当に嬉しいお言葉です。当日イベントに参加してくれたJRA岩田康誠騎手も、「大井よりも明るい」と絶賛してくれます。競馬場の大きさで言えば、どこよりも小さいと言われるぐらいの競馬場ですから、照らす部分が少なくて済むのも事実。それと、照明設備の技術向上もあって、明るさが確保できているんでしょう。
と言っても、昼間以上に明るいはずはなく、ところどころ明るさにはムラがあります。それでも、ジョッキーたちは「まったく問題ない」というように気にならないものだそうです。ただ、実況するぼくが少し戸惑ってしまっていて、付いて行けていないところがあります。お聞き苦しくならないよう、しっかり実況しますので、どうか見捨てないでください(>_<)
◆1700m枠順別データ
今週の金曜日のメインは1700m。ということで、この距離の枠順別のデータをご紹介します。
※今年1月〜6月の園田競馬で行われた1700m戦で、10頭以上で施行された67レースが対象。
馬番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3連率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番 | 4 | 9 | 15 | 38 | 6.1% | 19.7% | 42.4% |
2番 | 9 | 4 | 4 | 50 | 13.4% | 19.4% | 25.4% |
3番 | 5 | 5 | 3 | 53 | 7.6% | 15.2% | 19.7% |
4番 | 7 | 5 | 6 | 49 | 10.4% | 17.9% | 26.9% |
5番 | 6 | 5 | 3 | 53 | 9.0% | 16.4% | 20.9% |
6番 | 4 | 4 | 5 | 54 | 6.0% | 11.9% | 19.4% |
7番 | 10 | 3 | 3 | 51 | 14.9% | 19.4% | 23.9% |
8番 | 6 | 9 | 4 | 48 | 9.0% | 22.4% | 28.4% |
9番 | 5 | 9 | 7 | 45 | 7.6% | 21.2% | 31.8% |
10番 | 3 | 9 | 6 | 48 | 4.5% | 18.2% | 27.3% |
11番 | 5 | 2 | 5 | 32 | 11.4% | 15.9% | 27.3% |
12番 | 3 | 3 | 6 | 20 | 9.4% | 18.8% | 37.5% |
勝率、トップは7番。勝ち鞍も唯一の二桁を記録。狙い馬がこの枠に入れば、思い切ってアタマ狙いで行ってみましょう!2番も優秀な成績。11番、4番も10%超えを記録。連対率では8番、9番が20%超え。ところが、3連率なら1番がダントツの42.4%!2位の9番が31.8%だけに、その信頼度の高さがうかがえます。枠の内外による有利不利はなさそうですが、やはり1番の3着15回という多さは気になってしまうところ。ちなみに、その3着になった各馬の人気をみると2,7,5,3,5,4,5,1,9,7,2,6,5,5,10番人気と、ほとんどが人気以上の成績を挙げていることが分かります。3連複の軸として狙ってみたくなります…。
注目は(4)マンダリンレイが1700m戦でも対応できるかどうかというところ。サクラバクシンオー産駒で、JRA所属時も芝の短距
離で活躍。これまでの最長距離は芝1600mで、3歳500万下で14頭立てのしんがり負け。やはり距離は長いのかも。2番手ぐらいの評価で。
ならば、中央時代1000万クラスでもダート1800mで2着のある(9)ミラクルセッションに期待できそう。移籍初戦だった前走は、4コーナーまで良い手応えで運びながら、前が開かない不利。スムーズなら勝ち負け十分の内容。ここは巻き返し必至とみるべき。ちなみに、中央での勝ち鞍はいずれも1700m。
JRAから再び兵庫所属となった(6)オメガキングコングは、1700mは甘さがあるも堅実で【3711】と大崩れはない。現地記者によると仕上がりは良好とのことで、チャンスがあっておかしくない。
(5)コスモグレイスはA2では上位の常連。オープン経験もあって、力は上の評価。ただ、1700mの距離は実績がなく、その点だけが気になる…。
1番枠というだけで、(1)エイシンエンブレムは押さえておきたいところ。移籍初戦の内容からは上位争いも十分可能とみる。(8)ナムラビスマルクは中央時代の実績からは、最上位といえる存在。前走出遅れもあり、大敗して人気を下げているので、大穴の狙いで。