JBC 2013 金沢 特設サイト JBCクラシック(JpnI)2,100m 15:40発走 JBCスプリント(JpnI)1,400m 14:55発走 JBCレディスクラシック(JpnI)1,500m 14:10発走 11月4日(振休・月)金沢競馬場 キャンペーン実施中! 3レース全会員10%ポイント還元

予想情報

復活! エスポワールシチー

【中央馬】
タイセイレジェンド……2、3歳時は注目される馬ではなかった。4歳になってポンポンと勝ちだすが、まだそれほどでもない。が、5歳夏から地方へ矛先を向けると、北海道スプリントCで2着し、相手に恵まれたクラスターCを圧勝。東京盃はラブミーチャンに足をすくわれたが、JBCスプリントではセイクリムズン以下を完封して一躍、ダート短距離界の頂点に立った。連覇に向け順調なローテーションを組めているのは何より。地方の馬場で走らねばどこで走る!? 

セイクリムズン……4歳秋からダート短距離戦線で活躍し、これまで制した重賞はカペラS、根岸S、かきつばた記念2勝、黒船賞2勝、東京スプリント、さきたま杯と8つに及ぶ。この馬がすごいのは、7月のプロキオンSでクビ差の競馬をしているように、いまだ中央場所でもいい勝負ができること。さすがに勝ち切れないレースも目立ってきたし、2年続けて2着と縁のないタイトルのように思えなくもないが、「三度目の正直」目指して岩田騎手が腕を撫す。

ドリームバレンチノ……昨年の夏には函館スプリントSを勝ってスプリンターズS3着。今年の春先にはシルクロードSを勝って高松宮記念でロードカナロアの2着。この秋のスプリンターズSも3着という、芝の短距離戦線でおなじみの馬。そんな馬がダート、しかも地方の馬場に矛先を向けてきた。「やってみないと」と陣営は慎重なコメントだが、見込みが全くなければ使ってこないはず。鞍上も不気味だ。新境地開拓なるか注目。

テスタマッタ……ダート路線に転じると500万、1000万、そしてジャパンダートダービーと3連勝。自分の生きる道を見つけた。交流グレード路線を歩む馬にしてはムラなタイプ。その後は3勝なのだが、うち1つが昨年のフェブラリーSだから価値が高い。この距離だと後ろからだろうが、先行争いが激しくなりそうだけに、穴っぽさが充満する。

エスポワールシチー……これまでモノにしたG1レースは中央場所のJCダート、フェブラリーSに、かしわ記念3勝、南部杯3勝の計8つ。第一線で実に息の長い活躍である。左回りのマイルで強いというイメージだが、決して右回りがダメというわけではない。ダートに転じてからは最も短い距離での競馬となるが、これまでの走りっぷりからすれば問題はなかろう。JBC初参戦。新たに勲章を加えることができるか要注目だ。

【地方馬】
サミットストーン……中央1600万で足踏みすると、今年の春に金沢へ。条件的なものもあるだろうが、地方の砂に適性を見せて5連勝。うち2勝は1400mと2000m地方交流重賞である。距離が長いと思われた白山大賞典でも地元最先着を果たしている。JBC3レースに出走する金沢馬の中では最も可能性を感じる馬だ。この距離なら見せ場を作って場内を沸かせたい。

セイントメモリー……大井デビューの生え抜き馬。2、3歳重賞戦線をバリバリと…というほどではなく、一進一退といった感じだったが、ここにきて一気に爆発。5連勝でJpn3のオーバルスプリントを制している。2着だったタイセイレジェンドなどと今回は同斤量で戦わなければならないが、勢いは侮れない。

ファイアーフロート……中央では芝のマイルを中心に7勝。4歳時には京成杯オータムハンデを勝っている。今年の春に高知へ。地方のダートにもまずまず適応している様子。芝を求めて遠征した前走に不満がなくもないが、まあそういうこともあろう。中央馬が相手の今回は、G3ウイナーのプライドが騒く?

コスモワッチミー……中央では未勝利交流戦の1勝のみで、4歳初めに高知へ。かの地の水が合ったのか逃げ・先行で勝ち星を積み重ね、黒船賞では地方馬最先着の4着に入った。その後勝ち星がないのは遠征を続けているため。佐賀のサマーチャンピオンでは馬券になっている。同斤量で顔ぶれも違うので直結するとは言いづらいが、今後のためにも無抵抗で終わりたくない。

ブレーヴキャンター……道営→中央未勝利(0002)→金沢C級→中央500万(0004)という変遷を経て5歳夏に高知へ。金沢時代に5勝だから、高知に移ってから30勝を挙げているわけだ。ただ、いわゆる重賞は1勝のみ。相手にも恵まれていたようである。ここ2走の結果を見れば、古巣の金沢でもどうにもならないだろう。

トウホクビジン……全国の馬場を飛び回る笠松の女旅ガラス。地方馬同士の重賞ならたまに好走するから侮れない。こと盛岡の1600mで最後方からひとマクりで強い勝ち方をしている。ただ、さすがに中央交流では苦戦を強いられており、ましてやここは牡馬の一線級が相手。末脚勝負に徹して何頭交わせるかになろう。

ギオンゴールド……2、3歳時は九州ダービー栄城賞を勝つなど、佐賀を代表する存在。古馬相手になって足踏みするも、短距離に的を絞ると息を吹き返す。南関東ではオープン下だが船橋1000mを2勝した。しかし、南関東のオープンの壁は厚く、佐賀に戻ってもかつてのすごみは感じられない。サマーチャンピオンの走りからすると、ここでどんなものかは想像できよう。

【レース見解】
ダート短距離界にはロードカナロアのような絶対王者は存在せず、上位は拮抗している。そこに乗り込んできたのがエスポワールシチー。今年は1400m、2100mという距離設定で、相手関係を考えるとこちらの方がくみしやすい印象がある。本命はこの馬としたい。もちろんタイセイレジェンド、セイクリムズン、テスタマッタにはスプリント路線のトップを張ってきた意地がある。扱いが難しいのはドリームバレンチノ。脚力的にはこれらを凌駕する可能性をも秘めるが、いかんせん初のダート、しかも地方の砂だ。似たようなローテだと、一昨年のダッシャーゴーゴーは0秒2差3着に入っているが、09年のビービーガルダンは2秒差の6着に終わっている。地方馬ではオーバルスプリントも勝って5連勝中のセイントメモリーに注目。サミットストーンは地元の声援が後押し。

◎エスポワールシチー
○タイセイレジェンド
▲セイクリムズン
△テスタマッタ
×ドリームバレンチノ
×セイントメモリー
×サミットストーン

(文/全国公営競馬専門紙協会事務局)


  • おすすめ買い目
  • 馬単 12→1 12→6 12→10 12→7 12→3 12→2

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

★オッズパークへの登録はこちら!

オッズパークではインターネットで地方競馬の予想、投票、レース観戦をまるごと楽しめます。 入会費・年会費無料の会員登録をして頂けますと、レース・パドックなどのライブ映像、予想情報などを無料でご利用頂けます!!
さらに、馬券購入金額に応じたポイント還元や現金・豪華賞品が当たるキャンペーンなども随時実施中ですので、まだ登録がお済でない方は、この機会にぜひお試し下さい!!

新規会員登録(無料)

地方競馬ならオッズパーク