年末までもう待てない 第40回スーパースター王座トライアル出場16名が決定!
2025年11月14日


早いもので、あと1ヵ月と少しで2025年の年末を迎える。そして、おおみそかのスーパースター王座決定戦へ出場する8名を決めるトライアル戦へ出場する16名が決まった。

まずは、全日本選抜優勝の青山周平。伊勢崎の競走成績1位も兼ねている。続いてはグランプリを勝ってグランドスラマーの仲間入りした鈴木圭一郎。言わずもがな浜松の競走成績1位である。そして、先日の日本選手権を獲ったばかりの佐藤励はオールスターに続きSG2冠となった。この3名はSG覇者として優先出場。
続いては川口の競走成績1位が黒川京介。SG・プレミアムカップ優勝戦ポイントでも断トツの1位だったが、こちらが優先になる。飯塚の競走成績1位は有吉辰也で出場は6大会連続。山陽の競走成績1位は松尾啓史だ。※競走成績の審査期間は2025年1月1日~10月31日
SG・プレミアムカップ優勝戦ポイントは1位が金子大輔、2位が鈴木宏和、3位に佐藤摩弥。佐藤摩弥はガールズ王座でも出場権利あったが、格上のSS王座トライアル出場となる。以下、4位・荒尾聡、5位・中村雅人、6位・早川清太郎、7位・佐藤貴也、8位・伊藤信夫、9位・吉林直都、10位・篠原睦の以上16名がトライアル出場を決めた。
佐藤励と吉林直都がトライアル初出場となり、最多出場は荒尾聡の22大会連続出場(安定感はバツグン)で、2017年にはSS王座に輝いてる。
今年で第40回を数えるスーパースター王座決定戦は昨年覇者が鈴木圭一郎、その前が青山周平と第34回(2019年)から、この両者でタイトルを獲りあっており、青山周平は2019年からSS3連覇の偉業も成し遂げた。
今年は川口を本拠地とする黒川京介と佐藤励が、上記の2名に割り込みそう。というか今年の黒川京介はスタート、スピードがズバ抜けており、佐藤励もスピードを増しており、捌きでは黒川京介を上回る評価。ちなみに11月12日に開幕したG2オートレースメモリアル初日の選抜予選では、黒川京介が飛び出して圧勝し、2番手に付けた鈴木圭一郎を佐藤励が捌き、場内はどよめいた。
どうやらオート界の勢力図が変動期に入った感があり、来年から1級車に乗り換わる37期の動向にも注意が必要だが、現在S級15名と全国で一番多く輩出してる川口王国の地位を他場の選手が揺るがすかどうかの構図は続きそうだ。

初日にはガールズ王座決定戦も組み込まれており、出場する8名は以下の通り。ガールズ王座予選ポイント1位が新井日和、2位は岡谷美由紀、3位に西翔子、4位が松尾彩。5位は稲原瑞穂、6位に本田仁恵。加えて競走成績1位として小椋華恋、2位が前年にガールズ王座獲った高橋絵莉子の計8名。新井日和はこの中で唯一、今年の日本選手権を経験しており、勝利こそなかったがオール0mで戦った貴重な体験のアドバンテージがある。※競走成績の審査期間は2025年1月1日~10月31日
スーパースター王座決定戦は2025年12月31日(5日目)の12R、ガールズ王座は12月27日(初日)の10R(現時点では未発表)。どんなドラマが待ってるのか、今から楽しみでならない。
(文/中村)


