決勝結果

阿部将大が2度目の当地GIII制覇

2024年04月14日


■□ 能支・万協 よさこい賞争覇戦<高知>決勝結果■□
【開催日】2024/04/14

号砲とともに犬伏湧也、阿部将大、永澤剛の3名が飛び出したが、最内枠を生かした犬伏が正攻法に構えて清水裕友が後ろに付ける。外枠ながらうまくスタートで飛び出していた阿部が中四国勢の後ろに付けて、大坪功一を背に中団をキープ。出遅れてしまった北日本勢は後ろ攻めとなり5番手から新山響平-佐藤慎太郎-永澤で並ぶ。単騎の深谷知広、坂井洋が8、9番手となり周回を重ねる。打鐘手前から上昇した新山であったが、待ち構えていた犬伏が突っ張ってそのまま先行態勢に。単騎の深谷と坂井がするすると内から北日本ラインを掬って5、6番手となって残り一周。犬伏が後ろを警戒しながら最終1コーナーから一気に踏み込むと、番手の清水が車間を空けながら別線ににらみを利かせる。5番手の位置で車間を空けて間合いを取っていた深谷が最終3コーナー過ぎから車を外に持ち出したが、清水があおりを作りながら最終4コーナーから前へ踏み込む。中四国勢の後ろでチャンスをうかがっていた阿部が清水の真後ろから直線で鋭く抜け出してゴール線を駆け抜けた。

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【優勝者 阿部将大インタビュー】
「犬伏さんと新山さんの踏み合いになれば、まくり頃になるかなって思っていました。犬伏さんが突っ張ったので、(打鐘からは)清水さんだけを見て。清水さんも車間を空けていたので、まくりにいったら弾かれるなって思ったので、まくり追い込みでいいかなって。(深谷の仕掛けは)全然見ていなかったです。清水さんが頼りで、ほんの数メートルしか踏んでいないのに脚が三角に回っていたので、差せないかなって思ったんですけど、なんとか伸びて良かったです。(高知は2年前にGIIIを優勝しているが)やっぱり走りやすいっていうのはありますね。ほかの選手が伸びていかない感じで、苦手なのかなって。自分は得意なので気持ち的にも余裕が出てくる感じですね。(具体的に高知バンクは)街道に近い感じです。自分は街道メインの練習なのでその感覚に近い感じで走れますね。基本的に追い込んだだけっていうのもあれですけど、自力として、もうちょっと動いた方がいいなっていうのはあったんですけど、メンバー的にも勝ちに徹しようと思いました。(今シリーズの走りに関しては)納得はしていないですね。もうちょっと自力を出して勝たないとなっていうのはあるので。次の別府は積極的に走って感覚をつかんで、ダービーに向けて調整していければ」


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決勝結果

直線強襲の畠山ひすいが優勝

2024年04月14日

■□ ガールズフレッシュクイーン<高知>決勝結果■□
【開催日】2024/04/14

竹野百香が号砲とともに出て、周りの気配をうかがいながら誘導員を追いかける。1番車の松井優佳がその後ろにつけて、以下、畠山ひすい、又多風緑、松本詩乃、藤原春陽、河内桜雪の並びで周回を重ねる。打鐘過ぎ2センターから最後方にいた河内が上昇して行くと、松井が竹野との間に空けていた車間を詰めていく。3番手は内で畠山、外で河内の併走になるが、畠山は松井が自転車を外に外したところを内へ切り込む。先頭の竹野は最終2コーナー付近からペースを上げて先行。その後ろは畠山と松井の併走が長引く。畠山は最終4コーナーまでコースが空かなかったが、松井が外へ自転車を外した瞬間に踏み込むと、竹野との間を踏んで直線で突き抜けた。


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【優勝者 畠山ひすいインタビュー】
「普段通りの気持ちでいけました。本当は(最終)2コーナーからカマそうと思っていたんですけど、フタをされてしまった。普段ならフタをされたら6、7番手まで下げてから勝負してたんですけど、それで前回(松阪の決勝で)失敗していた。なので、今回は引かないと決めていました。本当は自力で勝ちたかったし、内容には満足していないんですけど、フタをされた時のレパートリーが一個増えたかなと思います。まだGIを1回しか走ったことがないので、常にGIで戦えるように頑張りたい」

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決勝結果

嘉永泰斗が強敵を撃破して3度目の記念制覇

2024年04月07日


■□ 桜花賞・海老澤清杯<川崎>決勝結果■□
【開催日】2024/04/07

 号砲とともに山田久徳が飛び出して、古性優作が正攻法に構える。3番手の位置に郡司浩平-佐々木眞也が陣を取り、嘉永泰斗-松岡貴久の熊本勢。新山響平は佐藤慎太郎を背に7番手からの組み立てとなり、単騎の松本貴治が最後方となって周回を重ねる。
 残り2周手前から新山が押さえに行くと、気配を察知した嘉永が先に切ってペースを落とす。1コーナーで新山を張りながら上昇した郡司が2コーナーで嘉永を叩いて先頭に立つと、タイミングをうかがっていた新山が一気に巻き返して主導権取りへ。単騎の松本が北日本勢を追い掛けていき、最終ホームで郡司を締め込み3番手の位置を確保する。後方に置かれた古性に動きはなく、嘉永が2コーナーからまくり発進。3コーナー過ぎで佐藤にブロックされても、嘉永が力強く踏み続けてゴール線を一番に駆け抜けた。

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■□優勝者 嘉永泰斗選手インタビュー■□
 「(優勝できて)うれしいです。新山さんの後ろ攻めも想定していましたし、焦らず動けました。本当なら新山さんの3番手を取れれば良かったんですけど、郡司さんが先に来たので引いてっていう感じでした。(3番手の位置で併走になった)松本さんが郡司さんと折り合う前に仕掛ければ、チャンスはあると思って仕掛けました。無理やり仕掛けたのもあって、重かったですね。佐藤さんにいいけん制をもらって止まるかなとも思ったけど、ここまできたらあきらめずに踏めばチャンスはあると思っていた。なんとか乗り越えられて良かったです。(今後の目標は)まずはGI決勝に乗ることですね。(決勝に)乗れれば(タイトルを)獲れるチャンスが出てくると思う。まずは次の大きいレースがダービーなので、そこに向けて仕上げていきたいですね」
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決勝結果

山田庸平が強烈まくりで地元G3初制覇!

2024年03月31日


■□ 大阪・関西万博協賛競輪<武雄>決勝結果■□
【開催日】2024/03/31

スタートけん制が入るも山田庸平―山口敦也の地元勢が前受け。単騎の菅田壱道が3番手に入り、4番手に浅井康太―朝倉佳弘の90期ライン。6番手は中四国勢で、後方は菅原大也率いる南関勢で隊列が落ち着く。青板周回のバックで菅原が上昇すると町田太我の横で止まる。併走を嫌った町田は下げて8番手の位置となり赤板を通過。1コーナーから菅原が再び始動して前受けの山田を叩くと、その上を町田が打鐘で強引に叩く。一本棒でレースは進み、5番手になった山田は2コーナーでまくり発進。一気に前団に迫ると逃げる町田を4コーナーで仕留めてゴールした。


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【優勝者・山田庸平選手インタビュー】
 ここに向けてやってきて、3日間走って昨日までは良くなくて。ダービーを見据えて通過点と思って臨んだ。優勝できたのでいままでやってきて良かった。3日間反応が遅く、良くするためにイメージトレーニングとかをして上向いた。スタートは町田君か菅原君に取ってほしかったので様子をみたけど、誰もいかなかったので前でいいかなと。今日は緊張せずに周回中から余裕があった。赤板から鐘までに立ち遅れていたのでそこは集中した。それで中団が取れたので脚に余裕があった。3番手を取った菅原君は余裕がなさそうで前の雰囲気を見て町田君のカカりも良くて目標にしてまくり切った。ペダリングが崩れそうになったが慌てずにうまく踏み込めました。5月は地元記念とダービーが重なるからそこが目標。高松宮記念杯も相性が良いですしそこを目標にしていきたい。(G3だから)地元の記念を優勝した感はないけど、最終日の1着は次につながる。九州のみんな、佐賀じゃない人も待っててくれて胴上げしてくれたのは嬉しかったし、次もまた頑張ろうって思いました。
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決勝結果

脇本雄太がラインの力でV

2024年03月24日


■□ 能登半島支援 ウィナーズカップ<取手>決勝結果■□
【開催日】2024/03/24

 スタートは古性優作が勢い良く出て、近畿勢が正攻法からレースを進める。その後ろに清水裕友-河端朋之の中国勢。北井佑季-深谷知広が6、7番手。単騎の伊藤颯馬が8番手、同じく単騎の坂井洋は一番後ろからのレースになった。近畿の先頭を走る窓場千加頼は、赤板の1センターから誘導を外して先行態勢に入る。北井は猛然と巻き返しを図るが、前に出ることはできずに脇本雄太と併走。窓場の番手で併走が続くと、伊藤は最終ホームから勢い良く仕掛けて2コーナーの出口で窓場を捕らえる。すると、脇本は伊藤の後ろにスイッチ。北井も同時に踏んでいき、両者の併走が続くが、3コーナーで北井が古性に張られて外に浮くと、単独で2番手の位置を確保した脇本が一気に抜け出した。


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【優勝者 脇本雄太選手インタビュー】
今回の決勝は後輩の2人がすごくいい動きをしてくれたので、本当に感謝しかないですね。途中まで緊張で自分の中でどうしたらいいのか、わからない状況だったんですけど、スタートで位置取りが決まってからは意識というか、やるべきことに集中できたかなって思っています。併走は当たられたら返そうとは思っていたんですけど、そのあたりはしっかり我慢できたのかなって。(伊藤が最終ホームから巻き返してきたが)そのあたりは被っていたっていうのもありますし、慌てずにしっかり対処してからと思っていました。自分の中では不慣れな動きだったと思うんですけど、これも経験として積んでいきたい。横に並ばれた時の対処の仕方だったりは今回経験になったと思うので。(最終2コーナーで伊藤に切り替えていきながら北井と併走になったところは)勘というか感性で動いた感じです。ちょっと前に(伊藤)選手もいましたし、抜けるかどうか心配だったんですけど、4コーナーを回ってからは直線勝負できるかなって思っていました。本当に今開催はラインの力に助けられてのレースだったと思っています。まだ不調の中での戦いだったんですけど、ラインの力があれば不調の中でも優勝できるっていうのも思いましたし、今後はそういうことも含めて経験を積んでいきたい。

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■【レース映像】能登半島支援 ウィナーズカップ決勝

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