脇本雄太がラインの力でV
2024年03月24日
■□ 能登半島支援 ウィナーズカップ<取手>決勝結果■□
【開催日】2024/03/24
スタートは古性優作が勢い良く出て、近畿勢が正攻法からレースを進める。その後ろに清水裕友-河端朋之の中国勢。北井佑季-深谷知広が6、7番手。単騎の伊藤颯馬が8番手、同じく単騎の坂井洋は一番後ろからのレースになった。近畿の先頭を走る窓場千加頼は、赤板の1センターから誘導を外して先行態勢に入る。北井は猛然と巻き返しを図るが、前に出ることはできずに脇本雄太と併走。窓場の番手で併走が続くと、伊藤は最終ホームから勢い良く仕掛けて2コーナーの出口で窓場を捕らえる。すると、脇本は伊藤の後ろにスイッチ。北井も同時に踏んでいき、両者の併走が続くが、3コーナーで北井が古性に張られて外に浮くと、単独で2番手の位置を確保した脇本が一気に抜け出した。
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【優勝者 脇本雄太選手インタビュー】
今回の決勝は後輩の2人がすごくいい動きをしてくれたので、本当に感謝しかないですね。途中まで緊張で自分の中でどうしたらいいのか、わからない状況だったんですけど、スタートで位置取りが決まってからは意識というか、やるべきことに集中できたかなって思っています。併走は当たられたら返そうとは思っていたんですけど、そのあたりはしっかり我慢できたのかなって。(伊藤が最終ホームから巻き返してきたが)そのあたりは被っていたっていうのもありますし、慌てずにしっかり対処してからと思っていました。自分の中では不慣れな動きだったと思うんですけど、これも経験として積んでいきたい。横に並ばれた時の対処の仕方だったりは今回経験になったと思うので。(最終2コーナーで伊藤に切り替えていきながら北井と併走になったところは)勘というか感性で動いた感じです。ちょっと前に(伊藤)選手もいましたし、抜けるかどうか心配だったんですけど、4コーナーを回ってからは直線勝負できるかなって思っていました。本当に今開催はラインの力に助けられてのレースだったと思っています。まだ不調の中での戦いだったんですけど、ラインの力があれば不調の中でも優勝できるっていうのも思いましたし、今後はそういうことも含めて経験を積んでいきたい。
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