決勝結果

嘉永泰斗が強敵を撃破して3度目の記念制覇

2024年04月07日


■□ 桜花賞・海老澤清杯<川崎>決勝結果■□
【開催日】2024/04/07

 号砲とともに山田久徳が飛び出して、古性優作が正攻法に構える。3番手の位置に郡司浩平-佐々木眞也が陣を取り、嘉永泰斗-松岡貴久の熊本勢。新山響平は佐藤慎太郎を背に7番手からの組み立てとなり、単騎の松本貴治が最後方となって周回を重ねる。
 残り2周手前から新山が押さえに行くと、気配を察知した嘉永が先に切ってペースを落とす。1コーナーで新山を張りながら上昇した郡司が2コーナーで嘉永を叩いて先頭に立つと、タイミングをうかがっていた新山が一気に巻き返して主導権取りへ。単騎の松本が北日本勢を追い掛けていき、最終ホームで郡司を締め込み3番手の位置を確保する。後方に置かれた古性に動きはなく、嘉永が2コーナーからまくり発進。3コーナー過ぎで佐藤にブロックされても、嘉永が力強く踏み続けてゴール線を一番に駆け抜けた。

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■□優勝者 嘉永泰斗選手インタビュー■□
 「(優勝できて)うれしいです。新山さんの後ろ攻めも想定していましたし、焦らず動けました。本当なら新山さんの3番手を取れれば良かったんですけど、郡司さんが先に来たので引いてっていう感じでした。(3番手の位置で併走になった)松本さんが郡司さんと折り合う前に仕掛ければ、チャンスはあると思って仕掛けました。無理やり仕掛けたのもあって、重かったですね。佐藤さんにいいけん制をもらって止まるかなとも思ったけど、ここまできたらあきらめずに踏めばチャンスはあると思っていた。なんとか乗り越えられて良かったです。(今後の目標は)まずはGI決勝に乗ることですね。(決勝に)乗れれば(タイトルを)獲れるチャンスが出てくると思う。まずは次の大きいレースがダービーなので、そこに向けて仕上げていきたいですね」
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