古性優作が同期ワンツーで通算7度目のG1制覇
2024年08月19日
■□ オールスター競輪<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/18
号砲で郡司浩平と、古性優作が飛び出し、スタート争いを制した近畿勢が前受け。窓場千加頼-古性、松井宏佑-郡司浩平、新山響平-佐藤慎太郎-守澤太志-渡部幸訓、単騎の眞杉匠が最後方となって周回中の隊列が整う。新山が赤板手前で上昇を開始。新山に一瞬合わせて踏んだ窓場だが、2コーナーでは車を下げて、北日本勢4車が打鐘できれいに前に出切る。地元勢は7、8番手に置かれて、眞杉が最後方。一本棒の隊列で最終ホームを通過する。窓場は、2コーナーから持ち出して、徐々に前団に接近。2センターで佐藤のブロックをもらい、一瞬は失速したが、そこからさらに再加速する。逃げる新山、追い込む佐藤、まくる窓場、その外から追い込む古性で、直線は横一線。際どい勝負を制したのは、ゴール前で鋭く伸びた古性。同期の窓場とのワンツー決着で、23年寛仁親王牌以来、通算7度目のG1制覇を成し遂げた。
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■□優勝者 古性優作選手インタビュー■□
本当に平塚競輪場が華やかで、ここで優勝したら嬉しいだろうなって。本当に(窓場)千加頼のおかげで優勝できたので、本当にうれしいです。今年、G1で不甲斐ない結果ばかり出していて、もどかしかったんですけど、状態的に岸和田がすごく良くて、そこから感覚的にも良くない感じが続いていて、今日(最終日)はしっかり初日から修正していって、一番感触が良かったのでしっかり修正できたなって。(レースは)千加頼に全任せしていたので(北勢の内で)粘るかなって一瞬、思ったんですけど。ジャンからホームぐらいまで緩んでいて、あっこれかかるなって思ったんですけど、千加頼がすごい加速していって、乗り越えれるなって一瞬、思ったんですけど(佐藤)慎太郎さんのブロックもすごい強烈でしたし。まあでも、その上を千加頼がいっているので、すごい強かったですね。あそこまでいってくれていましたし、外に飛んでくるなら内に行こうと思っていましたけど。しっかりそのまま踏んでいましたし、外回そうと思って回しました。準決勝ぐらいの感じだったら優勝できていないなって思います。体幹と股関節の使い方をちょっと考えて、開催中にできることの中ではいい感じにいったかなって思います。優勝できて本当にうれしいですし、なにより千加頼とワンツーできたのがすごくうれしい。
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決勝予想
オールスター競輪<平塚>最終日
2024年08月18日
オールスター競輪も5日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった新山 響平(青森)選手、松井 宏佑(神奈)選手、窓場千加頼(京都)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【準決勝VTR(08月17日結果)】
◆9R
後方から上昇した新山響が赤板先行で4番手に追い上げたのは浅井康。鐘4角6番手から犬伏湧が行く構えを見せたところで新山がスパート。圧倒的な掛かりに犬伏、深谷知の捲りは進まない。佐藤慎が番手迫り3番手渡部幸が続いた
◆10R
先行態勢の太田海は上昇する脇本雄を出させて3番手狙い。すると眞杉匠がすかさず追い上げ3、4番手併走。逃げる脇本のペースかに5番手から松井宏の2角捲りが決まった。守澤太が付け切り、脇本-南修を交わした眞杉が3着。
◆11R
S取り合戦の末に初手中団を得た窓場千が斬った松浦悠を叩き鐘先行。北井佑の捲りは3番手ヨコまで。その北井を睨み、内を突く松浦を阻んだ古性優が完璧な仕事っぷりで2着。窓場が逃げ切り、北井に乗って伸びた郡司浩が3着。
【11レース決勝(8月18日)】
1 郡司 浩平 99 神奈
2 古性 優作 100 大阪
3 佐藤慎太郎 78 福島
4 守澤 太志 96 秋田
5 眞杉 匠 113 栃木
6 渡部 幸訓 89 福島
7 窓場千加頼 100 京都
8 松井 宏佑 113 神奈
9 新山 響平 107 青森
■決勝インタビュー
郡司浩平=宏佑。ワッキーを捲れるのは今のアイツくらい。全面信頼
古性優作=千加頼は見ていて一番強い。自分自身はもう少し欲しい。
佐藤慎太郎=G1だし上積みが欲しい。決勝は響平を抜ける様に。再度
守澤太志=ラインから優勝者が出るようにサポートする。慎太郎さん
眞杉匠=初日は単騎で大失敗。優勝だけを狙って迷わず仕掛けます
渡部幸訓=絶好調ではないけど走れる状態。ラインの力です。守澤君
窓場千加頼=G1の決勝は初めて。気持ちを高めて決勝も出し切りたい
松井宏佑=郡司さんは僕を信じて任せてくれた。優勝を獲りにいく。
新山響平=内容にも満足している。決勝も強い気持ちで攻める。自力
■レース展開
9の先行意欲が一番。7や8も緩めばすぐ行く
81・72・5・9346
■好バトル
地元の絆に期待して郡司◎だが、窓場のハコがあるなら古性もいい。眞杉も単騎は常に高勝率。新山もパワフル!
■1着信頼度30%
1=2-5・3・8
1=5-2・3・8
1-8-2・5・3
1-3-2・5・4
2=5-1・3・7
■狙い目
ラインの先頭を走る選手は皆頑張るし、単騎で気楽な眞杉が最後に捲り5から1・2・3絡み。
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決勝結果
地元の大声援を受けた佐藤水菜が優勝
2024年08月16日
■□ 女子オールスター競輪<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/15
スタートで石井寛子が出ると、久米詩が後位に入る。児玉碧衣が追って、その後ろは佐藤水菜、日野未来、坂口楓華の並び。太田りゆは佐藤とスタート直後は併走して一度は下げるも、再び上昇して石井の後ろに入る。その動きをみた坂口も太田を追うが、入れてもらえず再び7番手に。隊列が落ち着いたまま、打鐘で誘導員が退避。坂口が一気に仕掛けると、太田も合わせて踏むが坂口の動きを追った佐藤が、2車併走する上を叩き出てホーム線を通過。先頭に立ってからは、内を抜けた太田が少しずつ車間を詰めるも4コーナーを通過してからは、踏み直した佐藤がまったく寄せ付けず優勝。
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■□優勝者 佐藤水菜選手インタビュー■□
「人生初の胴上げだったので、すごく貴重な体験ができて幸せだった。たくさんの応援があったからこそ優勝できたんで、すごくうれしいです。パリオリンピックまでほとんどレースをせずに、ひたすらに練習に集中できたおかげで今回のオールスターもすごくいい結果が出せた。(ナショナルチームの活動で)みなさんに姿を見せられなかった間、自分がどれだけ進化できるかが課題だった。けど、すごくいい形で(ガールズケイリンに)帰ってこられたんじゃないかと思います。(周回中は5番手になり)私自身、位置取りは後方を狙っていた。坂口(楓華)選手が打鐘過ぎてから1回動いてきた。1周半から1周の間で行けるタイミングで自分から仕掛けようと思っていた。そのタイミングで坂口選手が動いたので、そこをうまく利用して脚を使わずに前に出ること、最後まで一番で駆け抜けることを考えていた。ゴール前は結構、タレてしまったんですけど、前半のリードがあったおかげで最後は逃げ切れました。基本的には自分が1着でゴールするために駆けているので、ゴール前は(誰にも)譲らない気持ちでした。もう(最終)1コーナーからすごい声援があったので、1コーナーからバックにかけて全開で踏んで、調子がいいなって思いながら。バックではすごく声援が聞こえて、さらに加速していけた。ゴール前でもちょっとキツいなって思ったところで声援があったので、踏ん張り切ることができました」
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決勝予想
女子オールスター競輪<平塚>最終日
2024年08月15日
女子オールスター競輪も2日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
予選通過した選手7人による熱い戦いに最後までご注目ください。
【12レース決勝(8月15日)】
1 佐藤 水菜 114 神奈
2 児玉 碧衣 108 福岡
3 日野 未来 114 奈良
4 石井 寛子 104 東京
5 久米 詩 116 静岡
6 坂口 楓華 112 愛知
7 太田 りゆ 112 埼玉
■インタビュー
佐藤水菜=自転車の状態は今が一番。決勝までに気持ちと体を整える
児玉碧衣=私はチャレンジャー。受けて立つのではなく思い切って。
日野未来=理想はサトミナの後ろ。位置が悪いなら自分から踏み込む
石井寛子=二日目は百二十点満点のレース。練習の成果を出したい。
久米詩=調子は良いけど力差がある。気持ちだけは負けないように
坂口楓華=上位の選手と比べるとまだまだ。今ある力を出し切りたい
太田りゆ=私の欠点はレースが下手くそ。脚は大丈夫。仕掛けを修正
■レース展開
自力型ばかりで難解。数字上は③の逃げだが...
5・3・6・1・2・7・4
■脚が違う
五輪直後の強行日程でも佐藤はやっぱり桁違い。完全V信頼の◎だ。他は皆横一線だが児玉、坂口、太田の順に。
■1着信頼度70%
1=2-6・7・3
1=6-2・7・3
1-7-2・6・3
1-3-2・6・7
1-4-2・6・7
■狙い目
2日間の太田を見ると少し嫌だが、最後はパリ五輪に出場した2人の車券。①=⑦から②・③・⑥
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決勝結果
昨年のグランプリ覇者・松浦悠士が夢の競演で勝利
2024年08月14日
■□ オールスター競輪ドリームレース<平塚>決勝結果■□
【開催日】2024/08/13
号砲とともに古性優作が出て、脇本雄太―古性の近畿勢が正攻法に構える。清水裕友―松浦悠士の中国勢が追って5番手に単騎の眞杉匠、その後ろに北井佑季―深谷知広の南関勢が入り、後方は新山響平―佐藤慎太郎の北日本勢が初手の並びに。青板周回のバックから北井と新山でけん制し合い、赤板周回に入るのを目がけてともにスパート。先手争いを演じたまま打鐘を迎え、北井が踏み勝ったものの4コーナーから脇本が後方から仕掛ける清水に合わせて出る。1センターで並ぶ前に深谷が番手まくりで応戦するも、脇本は踏み負けることなく4コーナーを迎えたが、清水が後退して近畿勢の後ろに切り替えた松浦が直線で中を割ってゴール線を一番に切った。
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■□優勝者 松浦悠士選手インタビュー■□
「(北井佑季と新山響平で壮絶な主導権争いになって)前がどうなっているかはわからなくて、(清水)裕友の後輪だけを見てました。(仕掛けた清水が近畿勢に合わされて)ちょっと待ったんですけど、自分が入らないと後ろに眞杉(匠)君もいたんで入られるんじゃないかと。(直線のコースは)狭かったけど、あそこを行かないとアタマがないと思っていきました。(脇本雄太が)膨らんではないけど、脇本さんと深谷(知広)さん(の間)なので、差し込んじゃえばなんとかなるかなと。感触自体はいいです。前回の(別府記念)決勝のいい雰囲気が今日(ドリーム)はありました」
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