2026年4月を振り返る
2026年06月19日
オートレース2026年度の第1節目を制したのは丹村飛竜。ハイペースで逃げた角翔太郎を最終6周回3コーナーで捕えた勝負強さと、SGタイトル2冠(当時)の佐藤励を地元代表として破った点において、価値ある1勝となった。
2026年度上期の全国ランキングにおいて3期連続・通算12度目のS1となった青山周平は、4月2日に開幕した伊勢崎デイレース3日制から新年度を始動した。この節は一般開催ながら、青山周と鈴木圭一郎の対戦が優勝戦で見られそうだと注目されて、じじつ両者とも予選~準決勝戦に連勝し、優勝戦で全勝対決が実現した。結果は、鈴木圭と鈴木宏の浜松32期強豪コンビを、地元の青山周が後ろから捌いて完勝。全国ナンバー1の面目躍如となった。
上旬には飯塚ナイター最終日とミッドナイト初日が接している連続開催が実施された。ナイターの方は4年半ぶり3度目の優勝を決めた稲川聖也と金子大輔が1着・2着に入り、今期の地元ランキングトップとして優勝請負人の立場であった篠原睦は3着に敗退。だが篠原は次のミッドナイトを4戦全勝の完全V。前節の無念を見事に晴らすと、勢いに乗って翌週17日の飯塚ミッドナイトも連続で制してみせた。
12日には山陽デイレースで『G1令和グランドチャンピオンカップ』優勝戦がおこなわれて、長田稚也がこの年3度目のG1制覇を果たした。このレースで特筆すべきは、これがデビュー18度目、グレード6度目の優出であった松尾彩が準優勝したことだ。実はまだ初優勝すらしていないのに、鈴木圭・鈴木宏・伊藤信といった超級レーサーを浴びせたのは、ゴールは2着であっても快挙と称えられて良いだろう。
13日の川口ナイトレースでは信沢綾乃が通算7度目の優出で初優勝。19日の浜松デイレースは森下輝が通算5度目のV。23日の山陽デイレースは丹下昂紀がおよそ2年ぶり2度目のV。この節との連続開催になった26日のミッドナイトは古谷匠が初優出で初優勝。若い期が続々と台頭するムーブが起きた。
4月24日~29日の飯塚ナイターでは『第45回オールスター』が開催された。濡れ走路のもと0mオープン戦でおこなわれた優勝戦は、スタート先行した青山周平を1周で捌いた佐藤励が、ゴール前の大逆転劇でSG初制覇した前年大会からの2連覇を達成した。
【当月の優勝選手】
3日 山 陽 丹村飛竜
4日 伊勢崎 青山周平
7日 川 口 永井大介
飯 塚 稲川聖也
10日 飯 塚 篠原睦
12日 山 陽 長田稚也
13日 川 口 信沢綾乃
15日 伊勢崎 早川清太郎
17日 飯 塚 篠原睦
19日 浜 松 森下輝
20日 川 口 中村雅人
23日 川 口 岩田裕臣
山 陽 丹下昂紀
26日 山 陽 古谷匠
27日 浜 松 岩科鮮太
29日 飯 塚 佐藤励
文/鈴木


