2025年12月を振り返る

2026年01月23日

 
 12月で一番最初に行われた優勝戦は、新走路になって初めての開催となる浜松オートだった。ここでは地元のエース・鈴木圭一郎がしっかりと調整を合わせて優勝した。気温は18度、走路温度は21度と、そこまで冷え込んでいなかったが、タイムが出やすい新走路で試走26をマークした。レースは若手の栗原佳祐が速攻を決め、その後、鈴木宏和が交わして先頭に立ったが、鈴木圭一郎が見事なレース運びで勝利を勝ち取った。新走路への対応力の高さを見せつけた。
 
 3日に行われた山陽ミッドナイトの優勝戦は特に注目が集まった。ミッドナイト開催では参加選手数が少なく、更に言えば地元選手のあっせんが多いものだが、この優勝戦には佐藤励と黒川京介が乗っていた。結果は佐藤励に軍配が上がった。黒川京介は佐藤励の内枠だっただけに、なにがなんでも勝ちたかったところだろう。そして、その後の川口ナイトレースの優勝戦では再びこの両者が激突した。この戦いでも内枠に置かれた黒川京介は、速攻を決めて先頭に立つと追い込んできた佐藤励に大差をつけて優勝。見事に雪辱を果たすことができた。
 
 7日に行われた飯塚ミッドナイトの優勝戦は36期の浜野翼が優勝した。2級車時代は優出すらなかった浜野翼だが、2025年1月から1級車に乗り換わると、その優勝で3度目の栄冠となった。これまでにも1級車に乗り換わってから見違える成長を見せる選手は多くいたが、浜野翼もその一人と言える。
 
 10日に行われた山陽昼間開催では38期の植村愛悠斗が初優勝を決めた。初めて優出した8月の川口では7着と苦戦したが、地元での開催で優出した植村愛悠斗は0ハン単騎からペースを保って逃げ、最終コーナーで迫ってきた小栗勝太の差しをこらえて最高の結果を残せた。植村愛悠斗は養成所時代、優秀賞を獲得し、その将来を嘱望されていたが、デビューして一年以内に期待に応えてみせた。走りのセンスだけではなく、強靭なハートを持っているようなので今後も楽しみな一人。
 
 その同期の竹尾竜星は大みそ日の飯塚ミッドナイトで優勝。これは自身2度目となる優勝で、昨年末までの時点で言えば38期の中で最も多い優勝回数。デビュー後は重走路での勝利はあったものの、良走路ではなかなか結果が出せないでいたが、約半年後の7月に良走路で初勝利を挙げると、8月以降は急成長を見せていた。もう1年、2級車での戦いになるが今年も快速ぶりを発揮してくれるだろう。
 
 高橋義弘.JPG
 ↑高橋義弘選手
 
 12月に行われた記念レースは伊勢崎G2レジェンドカップと浜松G1スピード王決定戦、それに年末のスーパースター王座決定戦だ。レジェンドカップでは高橋義弘がG2開催で初優勝し、記念タイトル獲得数を5に伸ばした。スピード王決定戦では鐘ヶ江将平が記念レース初制覇となった。スーパースター王座決定戦は青山周平が同大会6度目の優勝で幕を閉じた。まだまだ青山時代は続いていきそうだ。
 
文/高橋
 

 

最新記事

月間アーカイブ