南部杯

 

東スポ予想記事

11日、岩手・盛岡競馬場で「第23回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnT)」が行われる。例年通りJRA勢の下馬評が圧倒的。そこで本紙は今回参戦するJRA馬の中から優勝馬を探るべく、5日間にわたって特別企画で優勝候補をピックアップする。

(5) バーディバーディ 〜池江郎師に聞く〜

春はユニコーンSを制してJRA3歳の頂点に立ったバーディバーディ(牡3・池江郎)。前走のジャパンダートダービーは1番人気に応えられなかったが、古馬相手のここで巻き返しはあるのか。管理する池江郎師を直撃した。

―JRA勢の大将格として臨んだJDDは6着。距離のカベを指摘する声もありましたが

池江: むしろ使いづめの影響だったと思う。今にして思えばユニコーンSのときに比べて、臨戦過程、調教の動きともバーディらしさに欠けていたからね。少し疲労が出ていたんじゃないかな。

―その後は放牧でリフレッシュした

池江: 猛暑の影響を心配したが順調ですよ。ここを目標に予定通りに仕上がりました。

―今回は左回りのマイル戦に替わります

池江: 先々を考えると距離はこなしてほしいが、今回は結果の出ているマイルだからね。地方の深い砂も問題ない。

―エスポワールシチーをはじめ、かなりの猛者が揃った

池江: これから強い古馬とどんどん戦っていくことになる。確かに相当強いメンバーだが、避けて通れない関門でしょう。今のバーディでどこまで勝負になるのか楽しみですよ。

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