東スポ予想記事
(3) セレスハント(10月7日掲載)
11日、岩手・盛岡競馬場で「第23回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnT)」が行われる。例年通りJRA勢の下馬評が圧倒的。 そこで本紙は今回参戦するJRA馬の中から優勝馬を探るべく、5日間にわたって特別企画で優勝候補をピックアップする。
(3) セレスハント 〜大渡助手に聞く〜
7回目の重賞挑戦、初の地方交流参戦となった前走の佐賀サマーチャンピオン(JpnV)で重賞初制覇に輝いたセレスハント(牡5・松永幹)。
小倉のオープン特別勝ちにより賞金を加算できたことで出走にこぎつけたわけだが、その勝ちっぷりも2着ダイショウジェットに3馬身差をつけるワンサイドだった。
5歳夏になってようやく本格化のいま、重賞2つ目を狙って虎視眈々。大渡助手に胸の内を直撃―。
―オープンに入ってからしばらく足踏み状態の続いていた馬がここにきて2連勝にはびっくりですね
大渡: 小倉は1700の初距離がちょっと長いかなと思ったが、2番手で折り合いをつけてジョッキーがうまく乗ってくれた。これまで戦ってきた相手からすればあれぐらいは走って当然だけどね。
―その勢いで佐賀の重賞も連勝はすごい
大渡: スーニとかダイショウジェットとかけっこう強敵も揃っていたけど結果はハナに行って楽勝だったからね。
―以前に比べて変わってきたところは
大渡: 前は道中かかったりして折り合いに課題があったが、最近ではそれも徐々に解消されつつある。
―中間の状態は
大渡: 先週の水曜日に馬なりでサーッと流し、今週はたぶん木曜日に追い切ることになると思う。
―勝算のほどは
大渡: 距離は短い方が折り合いがつきやすいが、小倉で1700を克服できたことは大きい。ゴチャつくとモロい面もあるけどマイルでもかからなければしまいまでしっかり伸びてくれる。 内枠を引いてすっと好位につけられる展開が理想だね。
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