東スポ予想記事
(4) テスタマッタ(10月8日掲載)
11日、岩手・盛岡競馬場で「第23回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnT)」が行われる。例年通りJRA勢の下馬評が圧倒的。 そこで本紙は今回参戦するJRA馬の中から優勝馬を探るべく、5日間にわたって特別企画で優勝候補をピックアップする。
(4) テスタマッタ 〜村山調教師に聞く〜
前走の日本テレビ盃はフリオーソの前に4着。下半期初戦としてはまずまずの内容でスタートさせたテスタマッタ。 予定通りにひと叩きしてここに挑戦するが、果たしてどこまで良化してきたのか。村山調教師に感触をうかがってみた。
―前走は骨折休養明けでの1戦。どのようにとらえている
村山: 久々でしたからね。後ろから行く馬にとっては厳しい展開でしたが、その中でよく詰めてきたと思います。
―ここへの参戦を決めたのは
村山: 正直、選ばれるとは思っていなかったんですけどね。順番が回ってきたので使うことにしました。もっとも間隔が空きすぎるよりはいいと思います。
―中間と直前の調整は
村山: 順調に来ていますよ。見た目にガラッと変わったというわけではないですが、息遣いなどは違ってきています。レースの直前には栗東で追い切らず、7日に盛岡に出発。
スクーリングもかねてレースの前日に15―15の追い切りを行う予定です。
―最後にこのレースにかける意気込みを
村山: 1頭強いのがいますからねえ。フェブラリーSでもあの馬は抜けて強かった。少しでも食い下がれるといいのですが。
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