決勝結果

単騎の西田優大が初の記念制覇

2025年07月06日

20250706_komatsuzima.jpg
■□ 阿波おどり杯争覇戦<小松島>決勝結果■□
【開催日】2025/07/06

 菅田壱道がスタート争いを制して北日本勢が前受け。単騎の杉森輝大が3番手を確保し、5車ラインを率いる犬伏湧也が4番手の位置からレースを進める。単騎の西田優大が最後方の9番手で周回を重ねる。赤板手前から菅田が後ろをけん制しつつ誘導との車間を空けていたが、犬伏は杉森との車間を空けて間合いを取ると、打鐘前1センター付近から一気にカマしていく。打鐘で犬伏が先頭に立ったが、3番手の小川真太郎が離れてしまい、菅田が島川の後ろに入る。ハイペースで飛ばす犬伏が最終ホームを先頭で通過し、菅田が1車身程空けてタイミングを計る。犬伏の番手を回る島川将貴が最終2コーナーで車間を空けて後ろを警戒していたが、後方7番手から仕掛けていた西田が瞬く間に前団に襲い掛かる。最終2センターで犬伏を捕らえると、切り替えながら自力に転じた島川を振り切ってゴール線へ一番乗り。初めて挑んだ記念決勝の舞台で、S級初優勝を記念制覇を達成した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□優勝者 西田優大選手インタビュー■□
信じられないですし、もうビックリです。菅田さんはSが早いし、前受けなら粘るんだろうと思って最後方から行けるタイミングがあればと思っていました。想定通りだったので焦ることはなく自分の力を出せるタイミングを見極めていました。小川さんが下がってきて、外を回すか、内かと思ったけど、内を行ったら、思いのほか、吸い込まれてスピードをもらえたかなと。2コーナー過ぎに島川さんが見えたあたりで越えられるかなと思った。出切ってからも菅田さんのスイッチがあるかなと、ゴールを切るまで優勝はわからなかったです。123期は不作と言われていますけど、ちょっとは挽回できたかなと思います。(オールスターでG1初出場となるが)オールスターは格上の選手ばかりなので力を出し切るだけですけど、その前のFI、2つの方が、記念優勝したら緊張するかなと思います
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【結果】阿波おどり杯争覇戦決勝の着順・払戻金

■【レース映像】阿波おどり杯争覇戦決勝

■【プロフィール】西田優大の成績を見る

■【施設情報】小松島競輪場を見る

 

月間アーカイブ