決勝結果

眞杉匠のまくりに乗って抜け出した吉田拓矢がダービー王に!

2025年05月04日

■□ 日本選手権競輪<名古屋>決勝結果■□
【開催日】2025/05/04

 号砲とともに菅田壱道と阿部力也が飛び出すと、新山響平を迎え入れて北日本ラインが正攻法に構える。単騎の古性優作が4番手に陣を取り、眞杉匠-吉田拓矢が5、6番手の位置で周回を重ねる。単騎の浅井康太は関東勢の後ろからレースを進め、後方8番手となっていた松井宏佑は青板周回の2コーナー付近から上昇していき、前団の様子を窺う。気配を察知した新山は誘導員との車間を空けながら、松井を突っ張って先頭に立ち、うまくペースをコントロール。初手と同じ隊列に戻ったところで打鐘を迎える。新山は落ち着いてピッチを刻みながら、最終ホーム手前の4コーナーから一気にペースアップ。5番手の位置で車間を空けていた眞杉が最終バック付近から車を外に持ち出して前団に襲いかかる。最終4コーナーで眞杉と接触した菅田が落車のアクシデントに見舞われたが、冷静に避けた吉田が直線で鋭く抜け出した。

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■□優勝者 吉田拓矢選手インタビュー■□
「(表彰式では実感がわかないと言っていましたが)本当にまだ、まさか、自分が獲れると思わなかった。
(初めて獲った競輪祭とは違うと思うが)そうですね。今回は仲間のおかげで獲れたタイトルなので、今まで頑張ってきてよかったなと思いました。(レースを振り返って)北日本が前を取ると思ったんで中団が取れたらいいねと。多分(新山が)突っ張るだろうと。あとは南関が削ってくるのを対処して、あとは眞杉が届くところで、自分がもつと思ったところで行ってくれればと思っていました。(追走していて)眞杉が車間を空けていたので、これは一気にいくんだろうなと思って。そこだけ離れないように集中して。(古性が前にいたが)かかりがすごかったんで、そんなにみんな横に動く雰囲気でもなかったんで、とりあえず眞杉が越えてくれたんで、あとは、抜けるか、どうかだったんですけど。けっこう(眞杉が車間を)空けていて、これ行けるのかなって思ったんですけど、強かったですね。(最後の直線は)余裕というか、余力はあったんで、抜けました。(目の前で落車があったが)眞杉が締めているのがわかったんで、それで落車があったってわかったんで、眞杉が失格だったら、また、オールスターの時みたいな感じになっちゃうと思って、それだけは嫌だと思って。自分の確定より、眞杉が失格してないかが、気になりました。(AS失格から骨折などいろいろあったが競輪祭を)獲ってから、あんまいいことの方が少なかったんで、それでも、腐らずにやってきたんで、ちゃんと報われた感じはします。(ここまで頑張ってこれたのは)家族のためにも、落ち込んでられないと思っていたんで。子どもが尊敬するじゃないけど。誇りに思ってくれる父親でいたいと思ったんで。腐ってられないなと思って頑張りました。(眞杉とは)本当に、上下関係がないような。僕もとっつきやすいし、向こうも何でも話してくれるし、そういう間柄なんで、いい関係性だと思います。今回、獲らせてもらったんで、こういう前後で走れるように、僕がもっと強くならないといけないと思ったんで。自信をもって眞杉の前を回れるようにならないといけないなと。(GP出場権を獲得したが)まさかって感じですけど、さらに気を引き締めて。(今後のG1の戦い方として)関東でなるべく勝ち上がれるように、今回は2人ですけど、みんなで盛り上げて、僕自身もですけど、みんなで決勝に乗ってG1優勝者を出したり、グランプリに乗れる選手を出したりしたい」
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■【結果】日本選手権競輪決勝の着順・払戻金

■【レース映像】日本選手権競輪決勝

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決勝予想

日本選手権競輪<名古屋>最終日

2025年05月03日

日本選手権競輪も5日目が終了し、いよいよ決勝メンバーが出そろいました。
準決勝を勝ち上がった新山 響平(青森)選手、岩本 俊介(千葉)選手、菅田 壱道(宮城)選手ら9人による熱い戦いに最後までご注目ください。

【準決勝VTR(05月03日結果)】
◆9R 新山響が正攻法で太田海は8番手。太田が打鐘でカマすが太田マークの松浦悠が離れ、番手に新山が入る形に。そしてバックから捲って勝利。続く成田和は坂井洋と絡み、3番手から阿部力が伸びて2着。脚溜めた松井宏が外強襲3着

◆10R 石原颯が赤板で切るとすかさず眞杉匠が打鐘で叩く。そして深谷知が更に叩いて最終主導権。眞杉は番手に飛び付くが岩本俊が死守。3番手の小原太が遅れたので3番手へ。最後は岩本-眞杉で追い込み1着と2着。浅井康内伸び3着

◆11R 大方の予想通りに犬伏湧の先行。柏野智が続き、その3番手には菅田壱が入った。続く山崎芳を捌いて、菅田後位に吉田拓が入る。寺崎浩-古性優が後方から捲るが前には遠く。菅田-吉田で突き抜けて1着、2着。古性が何とか3着

【11レース決勝(5月4日)】
1 古性 優作 100 大阪
2 新山 響平 107 青森
3 眞杉  匠 113 栃木
4 浅井 康太 90 三重
5 岩本 俊介 94 千葉
6 阿部 力也 100 宮城
7 松井 宏佑 113 神奈
8 菅田 壱道 91 宮城
9 吉田 拓矢 107 茨城

11レース出走表

■決勝インタビュー
古性優作=単騎で自力、自在に。映像を見ると少し踏み過ぎている。
新山響平=自力。ラインに助けられている。いつもの走りをやるだけ
眞杉匠=自力。少し足りない感じがある。拓矢さんと決められる様
浅井康太=単騎で。準決は執念の走りだったかな。結果を出せる様に
岩本俊介=松井君。S班になったし今度は表彰台の真ん中を目指して
阿部力也=北の3番手。特別競輪の決勝は初めて。しっかり追走する
松井宏佑=自力。脚の感じは悪くないけど組み立ての甘さが出ている
菅田壱道=新山君。準決は思わず雄叫びが出た(笑顔)。脚は抜群。
吉田拓矢=眞杉君。技量が無く思い切りも足りない。しっかり援護。


■レース展開
決勝でもバック取りの走りは2か
286・1・39・4・75

■激戦模様
互角の優勝戦。眞杉-吉田の栃茨勢に本線期待だが、古性の強さ、新山の機動力、準決1着の岩本も鋭く伸びる。

■本命信頼度30%
3=9-1・2・5
3=1-9・2・5
3-2-9・8・1
3-5-9・7・1
1-9-3・2・5
1-2-8・3・5

■狙い目
ヨコの強さもある眞杉が前団の牽制を乗り越え優勝。続く吉田と安定の古性へ39=1。


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