南関4車の番手から岩本俊介が完全V
2024年03月17日
■□ 花と海といで湯賞 万博協賛<伊東>決勝結果■□
【開催日】2024/03/17
1番車の岡村潤がスタートを制して、南関勢が前受け。茨栃勢が中団に収まり、川口聖二-井上昌己の西日本ラインが8、9番手で初手の隊列が整う。青板周回から誘導と車間を空け始めた道場晃規が、残り2周半の誘導退避のタイミングで川口を突っ張る。吉田拓矢が5番手をキープして、川口は8番手に戻る。道場は後ろを確認しながらも、赤板ではすでにハイペースに入れて駆けていく。別線は仕掛けられず、一本棒のままで最終周回を通過。1センターで一度外に振ってけん制を入れた岩本俊介は、2コーナーから番手まくり。そのままゴールまで一切失速しなかった岩本が、初日特選からの4連勝で完全Vを決めた。
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【優勝者 岩本俊介選手インタビュー】
道場君が頑張ってくれて、ラインでワンツーが決まったと思います。とにかくラインから優勝者を出そうとみんなが力を出した結果、たまたま僕の優勝だった。枠の良い岡村さんにスタートを取ってもらって、突っ張りの方がラインが壊されないなと思ってた。他が早めに来ることも想定していたし、道場君もいろんなところで注意して駆けてくれていた。とてつもない気合で、赤板のタイムもすごいんじゃないかな。(1コーナーでけん制したのは)自分のタイミングでした。(吉田が)初日に(最終)ホームですごい勢いで来てたのも覚えていたし、そのタイミングで振ってみて。(番手)らしいこともちょっとはできたかな。自力で走ったのは1走だけで、3走は番手だった。前が頑張ってくれたおかげだし、連勝は関係ないです。立ち回りは難しくなってるんですけど、動ける内は自力でやりたい。でも、勢いのある若手もいるんで、うまく立ち回りたい。(ラインの)前でやってきて、自力の気持ちはわかるので。ラインとしてまとまっていきたい。
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