レース展望・予想

高知からの刺客リケアカプチーノ「スプリングカップ」(名古屋競馬)

2025/02/12

2月12日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「第50回スプリングカップ」(3歳、名古屋競馬場1700メートル)。

西日本地区の交流重賞に遠征勢3頭を含む、厩舎期待の好素材3歳馬がそろって見逃せない一戦。ただ昨今の地区レベルを考えれば、高知、兵庫勢を上位視するのがベターだろう。デビューから6戦パーフェクト連対を誇る高知の◎2 リケアカプチーノ(牡、高知・田中守厩舎)に一番魅力を感じる。昨年10月のネクストスター高知は3馬身差2着で2歳チャンピオンの座は逃したが、直前の2走をともに豪快に抜け出し2連勝中。特に前走の準重賞・土佐水木特別では抜群の勝ちっぷり。好位外から脚いろよく先頭に並びかけ、出されたゴーサインに鋭く反応。一気に先頭に立ち、直線半ばから流して5馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露した。掛かるタイプではなく、好位から安定した運びができるレース巧者でもある。唯一、不安要素を挙げれば初めての長距離輸送。パドックや返し馬で気配チェックは欠かさずしたい。

兵庫の○4 キングスピカ(牡、兵庫・保利良平厩舎)も7戦5連対の好素材。前走の重賞・園田ジュニアカップでは無敗のオケマルに7馬身差をつけられたが、しぶとく2着キープした走りは評価できる。ソツのないレースができ、1700メートル戦は3度目。距離経験の多さは強みになりそうだ。

地元勢では▲5 ページェント(牡、塚田隆男厩舎)に期待がかかる。暮れのライデンリーダー記念Vに続いて、前走のゴールドジュニアも鋭い決め脚を発揮して重賞V2達成。レース間隔が中7日とデビュー以来初の連闘策で単穴評価に留めたが、東海の3歳戦線トップクラスの力は誰もが認めている。地の利を生かして重賞3勝目を狙う。

勝ちみは遅いタイプも距離、相手を問わず堅実に差し脚を伸ばして好勝負を続ける△9 エバーシンス(牝、角田輝也厩舎)は3連単候補に欠かせない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔4・5・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・5・7・9→4・5・7・9 4・5・7・9→2→4・5・7・9(24点)

スプリングカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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