レース展望・予想

JRA2勝の地力発揮ならフラッグアドミラル「曳山祭特別」(金沢競馬)

2023/04/04

日、火曜日で開催されている新年度最初の金沢競馬。4月4日(火)のメインカードは第10レースの「曳山祭特別」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)で、今季から金沢入りしたメンバーをはじめ、金沢初戦を迎えるメンバー、降級馬も入り交じって力量比較が非常に難しくなっています。

◎2 フラッグアドミラル(牡9、中川雅之厩舎)は中央2勝クラスからの移籍馬で、これまでダートの中距離で2勝、2着9回と数多くの連絡みがあります。いずれも逃げたり、先行したりとスピードを生かした粘り込みで、中央最後となった2月末の小倉芝2000メートル戦でも先手を争う姿勢を見せていました。金沢に来たのは3月上旬で、すでに2本の追い切りを消化して軽快なスピードを披露しています。A2級からのスタートは有利で、1700メートル戦も中央で勝っている実績があることから問題はありません。初めての金沢コースに戸惑わなければ、いきなり勝ち負けを演じられそうです。

○3 シンゼンデレヤ(牡6、中川雅之厩舎)は転入初戦こそ後方のまま7着と奮いませんでしたが、2戦目の1500メートル戦で直線先に抜け出した2着馬をゴール前で競り落として金沢初勝利を飾りました。一騎打ちに持ち込んだ展開も良かったですが、ゲートが開いて飛び上がった転入初戦とは違って、スタートを決めて前々で運べたのも好結果につながりました。1700メートル戦に戻りますが、追い切りの動きは転入当初よりも上向いており、自信を取り戻した今の状態なら連勝も狙えそうです。

▲7 ジュエルケイヴ(牝5、黒木豊厩舎)は転入初戦のA2級一組で3着に詰め寄った内容から、前走も上位人気に推されましたが、後方追走いっぱいのまま10着と末脚不発に終わりました。最内枠で馬群に包まれてしまったのが痛かったようで、大外枠からの発走になった今回は見直せます。連闘だった前走時とは違ってしっかり追い切りもこなしており、先手争いが激しくなるなら中団から脚を伸ばし巻き返してきそうです。

△4 シナモンロール(牝4、金田一昌厩舎)は兵庫C3クラスから移籍してきて、金沢A2級からのスタートとクラスは見込まれましたが、いきなり2着に踏ん張り連対しました。未勝利の身ですが、中央の芝コースで2着3回の実績はダテではなく、今回も逃げた馬を追いかける展開になるなら前残りが図れるかもしれません。

△1 クールシャイン(牡6、鈴木正也厩舎)は開幕週のA1級二組で先行して7着に失速しましたが、前走の準重賞・スプリング特別では後方待機策で4着まで伸びてきました。差す競馬もこなせたのは収穫で、連闘でもA2級に下がれば上位争いまで浮上してくるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・7・4・1(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・7・4・1→3・7・4・1 3・7・4・1→2→3・7・4・1(24点)

曳山祭特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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