レース展望・予想

末脚生かしてサラコナン「陽春特別」(園田競馬)

2023/04/04

4日(火)の園田競馬メイン第11レースに「陽春特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎8 サラコナン(牡5、新井隆太厩舎)は歩様の乱れから前走は約3カ月半ぶりの一戦になったが、好位2番手で折り合って4コーナーから抜け出す完璧なレース内容でブランクを感じさせなかった。1度たたいたことでさらに状態は良くなっている。今回は頭数が増えて先行馬もそろっており中団に構える競馬になりそうだが、前走以上の末脚を発揮しそうだ。

○2 バウチェイサー(牡4、新子雅司厩舎)の前走はA1混合を勝利した。初めての姫路で物見をする心配があったが、テンの速いディアタイザンの外2番手で折り合って、最後まで集中して鋭く突き抜けた。今回は前走から3キロ増の57キロを背負った上に同型馬もおり、少し厳しい展開が予想されるが、いかに折り合って最後まで集中して走らせることができるかどうかが鍵になるだろう。

▲4 クリノイコライザー(セン6、橋本忠明厩舎)は2走前に鞍上が立ち上がるほど掛かってしまったが、前走はスタート後に外へ切り替えてすんなり先行できたことが功を奏して逃げ切り勝ちを収めた。今回は内寄りの枠に入ってしまったが、同型馬は1、2枠に入っており、今回も外めから積極的に動いてくるだろう。

☆5 ハローチュース(牡5、保利良平厩舎)はテンションが高いところがあり、輸送競馬よりも地元の園田の方が力を発揮できる。先行馬が競り合う展開になると末脚がはまるシーンも考えられる。

△1 タガノネクステージ(牡5、松平幸秀厩舎)が惑星。近走は結果が出ていないが、昨年4月には1勝クラスの阪神ダート1200メートルで好スタートを決めて押し切っており、ポテンシャルは高い。スタートを決めてすんなり前に行けるとスピードがものを言うだろう。

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馬単 8→2・4・5・1(4点)
3連単(1軸流し) 8→2・4・5・1(12点)

陽春特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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