レース展望・予想

ヤマカツレオンが力の違い見せる「プロテア賞」(金沢競馬)

2022/12/21

降雪により20日の開催が23日へ代替開催となり、水、木、金、土曜日の4日間連続の日程となった今年最後の金沢競馬。12月21日(水)の注目カードは第9レースの「プロテア賞」(B1特選、金沢競馬場1400メートル)で、来季A級入りが期待される好調馬が顔をそろえました。

◎8 ヤマカツレオン(セン5、高橋優子厩舎)は11月に戦列復帰してからいきなり後続を大差引き離す圧逃劇を披露しました。復帰2走目となった前走も当然人気を集めましたが、スタートでつまづいてしまい4番手からのレースに。しかし3コーナーで逃げた馬を交わして先頭に立つと、直線で後続を5馬身以上突き放す独走状態でした。ヒヤリとさせられましたが、結局圧勝してしまうあたりにこの馬の底知れぬ強さを感じます。1400メートルに距離が短縮される今回は前走以上にゲート出が勝敗の鍵を握りますが、多少出遅れても早めに先団を交わしてしまえば、力の違いをねじ伏せることは可能です。

○7 エムオータイショウ(牡6、佐藤茂厩舎)も中央2勝クラスから金沢へ移籍してきて3連勝中とスピードの違いを見せています。連闘使いを避けたため1カ月ほどレース間隔は空きましたが、中間には2本の追い切りを消化して、今回も仕上がりに抜かりはありません。引き続き1400メートルを走れるのはプラスで、今回も後続を引き連れながら逃げて4コーナーを先頭で回ることができれば、直線もうひと伸びして後続の追い上げをしのぎそうです。

▲4 ダイチヴィット(牡5、中川雅之厩舎)も高知から転入してきて初戦こそ4着に敗れましたが、その後は2連勝と軌道に乗っています。全力で駆けて行くタイプだけに、2着馬に半馬身差まで詰め寄られた前走の1500メートル戦より、後続を6馬身以上引き離した2走前の1400メートル戦の方が持久力的にも良さそうです。逃げるエムオータイショウを2番手で追い掛けて早めに交わせるかが、連勝を伸ばせるかのポイントになります。

△6 アナザーヴィータ(牡4、井樋一也厩舎)はここ2走差す競馬に転向して1,2着と再びリズムを上げています。ヤマカツレオンが前を行くエムオータイショウやダイチヴィットを早めに交わして大きく引き離す展開になるなら、混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

△3 スールトウショウ(牝3、佐藤茂厩舎)はここ2走強豪馬のスピードに屈してしますが、3戦負けなしと相性がいい1400メートル戦になら見直しは必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔3・4・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 8→3・4・6・7→3・4・6・7 3・4・6・7→8→3・4・6・7(24点)

プロテア賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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