短距離戦に替わってペイシャケイティー「鰡特別」（名古屋競馬）

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短距離戦に替わってペイシャケイティー「鰡特別」（名古屋競馬）

レース展望・予想

2022/12/21

12月21日（水）の名古屋競馬メイン第12レースは「鰡（ぼら）特別」（A級3組、名古屋競馬場920メートル）。

A級戦では実施レースが少ない920メートルの距離がポイントになりそうだ。ペースと展開次第で多くの馬にチャンスがある混戦だが、短距離戦を歓迎する◎2 ペイシャケイティー（牝4、榎屋充厩舎）を狙い撃ちだ。当地移籍後、連対した2戦はともに1700メートルの中距離。しかし、デビューした中央時や佐賀在籍時の主戦場は短距離で、3着以内に入ったレースもすべて1400メートル以下。本質は短距離戦で先行力やキレを生かすタイプと言える。主戦・大畑雅章騎手も「短距離の方が持ち味が出そう」と話す。強さとモロさが同居するタイプだが、得意の短距離戦に変わった。流れに乗ってレースを運んで消化不良に終わる最近2走のうっ憤晴らしといきたい。

920メートルの超短距離戦が絶好の舞台は同厩舎の○3 スノールナ（牝4、榎屋充厩舎）。名古屋屈指の韋駄天でスタートに二の脚も速い超スプリンターで当地4勝のうち、2勝を同距離で飾る。54秒9の超高速タイムを持ち、8月オープンではエッシャーの2着に逃げ粘った距離巧者だ。押し切りは五分。

実績上位の存在は▲4 カミルレ（牝5、植松則幸厩舎）。最近3走のA級戦で1、4、2着と好勝負を演じている。ただ差し一手の脚質のため、本質的には短距離戦は不向き。ただ4走前にはB級戦ながら920メートル戦を大外を回って1馬身半差2着まで追い込んでみせた。時計勝負では分が悪いため、直線の差し比べに持ち込みたい。

少しずつだが復調がうかがえる△5 ウォーターリベルテ（牡6、塚田隆男厩舎）や距離実績がある△9 ウィップラッシュ（牝5、迫田清美厩舎）も一撃を秘める。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　2⇔3・4・5・9（8点）
3連単（フォーメーション）　2→3・4・5・9→3・4・5・9　3・4・5・9→2→3・4・5・9（24点）