レース展望・予想

5戦5勝ショウガタップリが他地区馬を迎え撃つ「金沢シンデレラカップ」(金沢競馬)

2022/10/18

日、火曜日の通常開催で行われている今週の金沢競馬。10月18日(火)のメインカードは第11レースに行われるグランダム・ジャパン2022の2歳シリーズ第2戦「第7回金沢シンデレラカップ」(2歳牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。昨年はコロナ禍の影響で地元馬限定で実施されましたが、今年は2年ぶりに他地区からの参戦が可能となり、北海道から2頭、兵庫と大井からそれぞれ1頭ずつの計4頭が遠征してきました。

遠征馬に目移りしがちですが、地元でまだ無敗の◎4 ショウガタップリ(高橋俊之厩舎)をまず推さないとしょうがありません。前走の金沢プリンセスカップは、2コーナーを回ったあたりから先手を争っている前2頭を交わして早めに先頭に立つ“荒技”に出ましたが、そのまま後続を引き離して直線に突入し、追い上げてきたピンクビジョンに3馬身差をつけてデビューから5連勝で重賞初制覇を飾りました。今のところ金沢に太刀打ちできる同世代はおらず、果たして他地区の遠征馬も迎え撃つことができるか注目を集めますが、ここも勝って連勝を伸ばすことができれば、次走予定している笠松遠征に大きな弾みがつきそうです。

ショウガタップリにとって一番の強敵になりそうなのは北海道の○7 キモンアップル(北海道・田中淳司厩舎)です。軽快な先行スピードを武器にこれまで2勝を挙げており、前走の2歳オープンでも先手を奪って2着に粘り込んでいます。2走前のJRA認定未勝利戦で、金沢入り後2歳1組戦を競り勝ったノブノビスケッツの猛追をクビ差振り切っており、かなりのスピードがありそうです。初めての1500メートル戦がポイントになりますが、コーナーで息を入れながら逃げることができれば、後続を抑え込んで押し切ってしまうシーンがありそうです。

兵庫の▲5 カタラ(兵庫・諏訪貴正厩舎)もデビューからまだ連対を外しておらず、素質の高さを感じます。前走の園田プリンセスカップはスタートダッシュがつかず最後方からの追走になりましたが、内を突き進んで4コーナーで先団に加わり、直線半ばで勝ち馬に引き離されましたが、ゴール前で矢のように伸びて2着を確保しました。出遅れても怯まずに直線伸びてきたレース内容から1500メートルに距離が延びるのは良さそうで、直線の追い比べに勝負になれば決め手の違いで抜け出してきそうです。

大井の△2 フィリピーヌ(大井・福永敏厩舎)も不気味な存在です。2歳下級条件戦しか勝っていませんが、大井のJRA認定戦にあたるJRA指定競走でも接戦の2着争いを演じています。放牧明けになりますが、併走した古馬に食い下がるなど追い切りは十分にこなしており、仕上がりは悪くありません。金沢でもしぶとい先行力を発揮できれば上位争いに加わってきそうです。

△6 アニモミホ(北海道・齊藤正弘厩舎)は補欠からの繰り上がりで、同じ北海道のキモンアップルから見るとJRA認定戦も勝っておらず成績面は見劣ります。しかしこれまで1700メートル戦を2度経験しており、1500メートル戦は問題なくこなせそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔7・5・2・6(8点)
3連単(フォーメーション) 4→7・5・2・6→7・5・2・6 7・5・2・6→4→7・5・2・6(24点)

金沢シンデレラカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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