展開を生かす阿部力也が抜け出す
1000mの日本記録保持者でナショナルチームメンバーの5小原が積極的に仕掛け番手2阿部が捲ってくる3松岡や8石塚を捌きながら抜け出す。8石塚次第で1山田の伸びもあるし、混戦となれば前々と攻める3松岡も魅力ある。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
2 | 2 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 阿部 力也 100/宮城 |
3 | 3 | 松岡 辰泰 | 117 | 熊本 | 松岡 辰泰 117/熊本 |
4 | 4 | 山岸 佳太 | 107 | 茨城 | 山岸 佳太 107/茨城 |
5 | 小原 佑太 | 115 | 青森 | 小原 佑太 115/青森 |
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5 | 6 | 川津 悠揮 | 96 | 北海 | 川津 悠揮 96/北海 |
7 | 武田 豊樹 | 88 | 茨城 | 武田 豊樹 88/茨城 |
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6 | 8 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
9 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
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誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
青野の番手、和田真久留が鋭く伸びる
積極的な7青野をフルに利用し1和田が展開を生かす。しかし、5町田が主導権争いに加わり混戦模様となれば2菅田の捲りも。しかし、落車あけの2菅田だけに不安はある。穴目はライン3車を生かし5町田が主導権を取れば3桑原からの狙いも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 和田真久留 | 99 | 神奈 | 和田真久留 99/神奈 |
2 | 2 | 菅田 壱道 | 91 | 宮城 | 菅田 壱道 91/宮城 |
3 | 3 | 桑原 大志 | 80 | 山口 | 桑原 大志 80/山口 |
4 | 4 | 福永 大智 | 113 | 大阪 | 福永 大智 113/大阪 |
5 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
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5 | 6 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 隅田 洋介 107/岡山 |
7 | 青野 将大 | 117 | 神奈 | 青野 将大 117/神奈 |
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6 | 8 | 中井 太祐 | 97 | 奈良 | 中井 太祐 97/奈良 |
9 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
単騎眞杉が変幻自在な動きで突き抜ける
ドリームレースは5着まで入れば準決勝進出が決まるシャイニングスター賞に進む。選手はより考えたレースをする。松浦悠士の欠場で積極果敢な8太田がドリームレースに加わり、魅力ある先行をすれば番手7清水が展開を生かす。しかし、単騎5眞杉が前々と攻め、中国勢の3番手をキープして抜け出すか。9脇本は後方からの捲りでどこまで届くか。追走する1古性が負傷明けで伸びに不安あり。単騎の4犬伏や3新山よりも6深谷が位置取りうまく2郡司の伸びも魅力ある。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
3 | 3 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
4 | 4 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
5 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
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5 | 6 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
7 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
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6 | 8 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
9 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
全国的に天候が不安定な日が続く中、開催地函館は気温も上がり晴天に恵まれた。初日は好条件の揃ったバンクを前に動きも軽やかで白熱したレースが展開された。1レース1番に指名された地元125期の中石湊、迫力あるカマシで2着に逃げ粘った。その後、白熱したレースが展開されたが、落車も続いたのは残念だった。G 1の勝ち上がりは常にギリギリの駆け引きが求められるハイレベル戦いだけに落車した選手が軽傷である事を願いつつ真剣勝負を見守りたい。そんな中、4レースの山崎芳仁、5レースの山崎歩夢の親子が揃って二次予選に勝ち上った。G 1での兄弟の勝ち上がりはあるが親子揃っての上位進出は聞かない。本当にあっぱれと言いたい。最終のドリームレースは脇本雄太が先行し一瞬の判断ミスなのか太田海也を2車出した。そこを深谷知広が見逃さず捲って南関ワンツー。期待した眞杉匠は流れ込みの5着もギリギリでシャイニングスター賞に進んだ。2日目のメインは今年2個レース制となったオリオン賞、共に2着までのシャイニングスタート賞進出なだけに激戦となるのは間違いない。
売り出し中の山崎に乗り和田圭が展開を生かす
一次予選、突っ張り先行で逃げ切った6山崎。インパクトある先行だっただけにすんなりと逃げられそう。となると、番手2和田がしっかりと援護し抜け出す。近況積極的で動きいい5佐々木悠葵の抵抗が恐い。混戦になれば初日動き良かった8野田一発が穴目となりそう。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
2 | 2 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
3 | 3 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
4 | 4 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
5 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
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5 | 6 | 山崎 歩夢 | 125 | 福島 | 山崎 歩夢 125/福島 |
7 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
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6 | 8 | 野田 源一 | 81 | 福岡 | 野田 源一 81/福岡 |
9 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | 永澤 剛 91/青森 |
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誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
山口拳矢のスピード捲りを狙う
前回、富山G3で犬伏湧也の先行を捲って8秒8のタイムを出した5山口を推す。レースは1中野が4佐藤を背に積極的に仕掛け、2嘉永が前々と3寺崎は後方からの攻めとなる。中団で脚を溜められる5山口が捲りを決めると見た。3寺崎の捲りも魅力あるし、1中野の粘り脚も圏内。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
2 | 2 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
3 | 3 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
4 | 4 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
5 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
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5 | 6 | 窓場千加頼 | 100 | 京都 | 窓場千加頼 100/京都 |
7 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
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6 | 8 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
9 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
藤井の一気カマシから浅井康太の抜け出し
自在性ある2吉田、6伊藤、9松井が動く中、最後にカマシて主導権を取る8藤井に乗る3浅井が中心か。総合力上位の2吉田が好位確保し逆転も十分ある。9松井のスピードも魅力で圏内か。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
2 | 2 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
3 | 3 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
4 | 4 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
5 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
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5 | 6 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
7 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
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6 | 8 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
9 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
開催2日目も落車が多く波乱続きだったが、前歴多彩なベテラン達の活躍が目を引いた。5レースでは松谷秀幸の伸び、諸橋愛の捌きが的確で共に1着、2着で分けあった。6レース、若い後藤大揮の先行を荒井崇博が楽にかわすと、7レースの南修二も山田久徳に乗って鋭く突き抜けた。皆が40代とあって衰えすらずで元気いっぱいだ。今なお若手を翻弄している。一方、オリオン賞は10レースは山口拳矢、11レースは吉田拓矢が魅せた。山口は上がり10秒9の出色スピードが絶品で、最近は無駄脚を使わずレースの組み立てており流れが見えている。吉田は藤井侑吾のカマシを捲ったスピードは素晴らしく安定感が備わってきた。平原康多が引退し、自身が関東をけん引する立場から風格が出てきたようには感じる。今日の注目は11レースに行われる準決勝フリーパスのシャイニングスタート賞。ドリームレース(5人)オリオン賞(各2人、4人)から勝ち上がった精鋭9人による激突は楽しみだ。
脇本雄太に期待も波乱ある
初日のドリームは力を出せずに終わった2脇本、レースの組み立てと無駄足使わず力を出し切れば勝てる。しかし、若い7中野や1清水が付く9取鳥、自在性ある4嘉永らの抵抗必見で波乱あり。単騎5坂井も絡める必要ある
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
2 | 2 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
3 | 3 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
4 | 4 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
5 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
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5 | 6 | 窓場千加頼 | 100 | 京都 | 窓場千加頼 100/京都 |
7 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
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6 | 8 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
9 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
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誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
激戦区も太田海也のパワーに期待する
2松井、3太田、4藤井、9寺崎と目まぐるしいレースが予想される。3太田が前々と攻めれば7佐藤がアシスト、3太田は横の動きが出来るので最後は捌きながら捲る。7佐藤は追走に集中する。本来9寺崎がいたら1古性が中心となるが、サマーナイトフェスティバルでの落車が影響しているのか動きに不安あり。混戦となればスピードある2松井に乗って5岩本に注意。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
3 | 3 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
4 | 4 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
5 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
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5 | 6 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
7 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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6 | 8 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
9 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
眞杉目標の吉田拓矢の連勝
サマーナイトフェスティバルで連係しワンツーを決めた9吉田、2眞杉に微差負けしたがギリギリまで援護していた。ここは9吉田が2眞杉の頑張りをシビアに攻め連勝に期待する。動き良かった3深谷の番手7郡司、力を出し切りたい1犬伏の番手6山田、スピード戻った8山口も圏内。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
3 | 3 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
4 | 4 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
5 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
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5 | 6 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
7 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
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6 | 8 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
9 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
3日目、前半戦は落車もなく、力ある選手で決まり高配当を求めたファンには物足りなかったと思うレースが続いた。後半戦の二次予選を見て思ったのは勝ち上がりの条件の緩さ。特に二次予選B は6着までが準々決勝B まで進める。これが選手たちのレース運びに少なからず影響を与えていたような気がする。7レースの菅田壱道はその辺を意識し先行したのかも知れないが、結果7着に終わったのは痛恨だった。また、遅めに仕掛けて間に合うとの意識も働く。6レースの和田真久留がそうで、後方から届いたのは結構だが、それでは和田の自力に期待し任せた小原太樹と佐々木龍がうかばれない。普段とは違ったレース形態になるし敗者復活的なレースは甘い。8レースは目まぐるしい展開を制したのは脇本勇希、3番手キープから捲って1着を決めた。兄雄太の活躍を少しでも追いつきたい姿勢が成長に変わっている。9レースは北津留、嘉永の九州勢で決まり脇本雄太は見せ場なく終わった。10レース、太田海也のパワー先行が光った。2着に伊藤颯馬が伸びて佐藤慎太郎が3着。オッズパークの予想でハサミ車券として提供していたが57770円の高配当に驚いた。11レース、シャイニングスター賞は、ドリームレースと同じく深谷知広が捲って郡司浩平が差して連勝を飾った。深谷の気持ちあふれる走りに、勝利者インタビューでは最後まで深谷の強さを強調していた。
再び太田海也のパワー駆けに期待する
昨日、寺崎浩平、松井宏佑、藤井侑吾との強豪相手に逃げ切った2太田。今日、対戦する自力型が2太田との力勝負するとは思われず再度2太田の逃げ切りに期待したい。2太田の番手8岩津は踏み出しに集中も離れる危険性もあり。3坂井や4和田、9伊藤は最後は2太田の3番手か番手を狙う組み立てか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
2 | 2 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
3 | 3 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
4 | 4 | 和田真久留 | 99 | 神奈 | 和田真久留 99/神奈 |
5 | 武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 武藤 龍生 98/埼玉 |
|
5 | 6 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
7 | 松谷 秀幸 | 96 | 神奈 | 松谷 秀幸 96/神奈 |
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6 | 8 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
9 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
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誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
嘉永が混戦を捲り、番手荒井崇博が抜け出す
今開催、動き良い3嘉永が徹底先行の1中野と8菊池とのもがき合いをじっくり見据えタイミング良く捲れば番手9荒井が伸びる。S S 班2岩本も混戦となると伸びる。ガードする5佐藤が付く1中野の押しきりにも期待できる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
2 | 2 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
3 | 3 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
4 | 4 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
5 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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5 | 6 | 脇本 勇希 | 115 | 福井 | 脇本 勇希 115/福井 |
7 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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6 | 8 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
9 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
ライン3車を生かす松井の番手阿部力也が軸
1古性に9南。7松井に5阿部、2守澤。3取鳥に8佐々木。4鈴木に6神山の4分戦。ライン3車の7松井が勝負どころでカマシか捲りを決めれば、番手5阿部が抜け出す。負傷明けの1古性の動きはイマイチでも圏内。3取鳥は8佐々木が付いても先行はないと思うので捲り勝負か。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
3 | 3 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
4 | 4 | 鈴木 玄人 | 117 | 東京 | 鈴木 玄人 117/東京 |
5 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 阿部 力也 100/宮城 |
|
5 | 6 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
7 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
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6 | 8 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
9 | 南 修二 | 88 | 大阪 | 南 修二 88/大阪 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
まずは昨日の準々決勝A B を振り返る。6レース、3コーナーから1コーナーに向けて強風が吹く中、2着権利の準々決勝B 、それを寺崎浩平がわかっていたのか脚を溜めて捲って1着、準決勝を決める。7レース、先行するだろうと思われた中石湊が捲りに構え、軸となっていた東北勢が完敗した。将来有望なデビューして1年の125期生中石、まだまだ若いし、勝ちを意識せず先行でアピールする走りも必要だ。8レース、3走目にしてやっと脇本雄太らしいスピードある捲りが決まった。9レース、4着権利の準々決勝A 、ジャンで出た伊藤颯馬が太田海也、岩津裕介の2車を迎え入れる形になり、逃げた太田を番手から岩津が抜け出した。勝利者インタビューでは最高の笑顔で答えていた。10レース、2走目に引き続き嘉永泰斗がベストタイミングでホーム捲りを決め、番手の荒井崇博が差して九州ワンツー。嘉永も来年、熊本で開催される全日本選抜に向けて調子を上げている。11レース、古性優作のイン切りで取鳥雄吾が抑えそのまま先行、後ろのもつれはあったが逃げ切った。動いてレースを作った古性は4着で準決勝進出。万全でない状態で自ら動きベストを尽くす走りは素晴らしかった。今日は一番厳しい準決勝が行われる。決勝進出を懸けて激戦が繰り広げられる。
太田の番手を得た取鳥雄吾を抜擢
先行するのは5太田、番手となる7取鳥は今開催の走りは準々決勝の逃げ切りを含め仕上がっている。5太田がペースで駆ければ番手から抜け出す。無傷で勝ち上がっている1郡司、中団キープから連勝を伸ばす事も。底力ある3脇本は混戦になれば捲りが届くことも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
2 | 2 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
3 | 3 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
4 | 4 | 南 修二 | 88 | 大阪 | 南 修二 88/大阪 |
5 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
|
5 | 6 | 鈴木 玄人 | 117 | 東京 | 鈴木 玄人 117/東京 |
7 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
|
6 | 8 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
9 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
|
誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
栃茨のゴールデンコンビ眞杉が動いて吉田拓矢が差す
連係実績豊富の栃茨コンビ、シャイニングスター賞では3眞杉が逃げて深谷知広に捲られたが、準決勝になると3眞杉が決勝に乗る変幻自在な走りをし7吉田がきっちりと差す。1犬伏の機動力も強力だが、調子を上げている9嘉永の動き次第で2荒井が伸びる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
3 | 3 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
4 | 4 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
5 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
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5 | 6 | 脇本 勇希 | 115 | 福井 | 脇本 勇希 115/福井 |
7 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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6 | 8 | 佐藤 礼文 | 115 | 茨城 | 佐藤 礼文 115/茨城 |
9 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
しっかりと踏み込めている深谷知広を本命視する
1古性が完璧であれば9寺崎が生きる先行で近畿勢から狙いたいが本来の調子ではない。対し動き抜群なのは3深谷、連日の捲りのスピードは仕上がっている。唯一ライン3車で2新山と9寺崎が踏み合う展開も予想され3深谷が一気に捲ると見た。3深谷が早目の仕掛けで伸び鋭い番手8松谷の逆転も。4松本が初連係の2新山目標から決勝を目指す。2新山が先手を取ればチャンスあり。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
3 | 3 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
4 | 4 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
5 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
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5 | 6 | 佐々木 龍 | 109 | 神奈 | 佐々木 龍 109/神奈 |
7 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
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6 | 8 | 松谷 秀幸 | 96 | 神奈 | 松谷 秀幸 96/神奈 |
9 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
6日間の長い、長い戦いはいよいよ最終日を迎える。5日目の準決勝は激しいレースが続いた。9レースは何と脇本雄太が逃げて太田海也と山口拳矢が中団を取り合う構図。逆だろうと思ったがこれも競輪。慌てず駆けた脇本は流石だった。太田に捲られたが上がりタイム10秒7とあっては仕方ない。しかし、先行した脇本のタイムが10秒8。腰に爆弾を抱えて参加し、調子は間違いなく上向きだ。連勝の郡司浩平は微差足らずの4着で優出を逃した。10レース、スタートを取った犬伏湧也を眞杉匠が抑え、犬伏が嘉永泰斗との並走、嘉永をうごかしカマシを打ちたかっただろうが、そう甘くなかった。眞杉の先行を番手吉田が楽に抜け出し佐藤礼文が続いた。3着に入った岩津裕介は、先に優出した太田の番手を回れるだけに必死で荒井崇博との接戦を制し微差の3着、決勝もチャンスありそうだ。11レースは寺崎浩平の捲りが見事だった。手負いの古性優作がしっかりと食い下がり2着をキープしたのに驚いた。あれだけの怪我をおっていた古性が優出を決めたのはファン投票1位の責任を背負ったプロの走りだった。
動き良い嘉永泰斗を狙う
本来、総合力ある2眞杉を狙うが3日間の動きを見る限りベストではない。逆に動き抜群なのは7嘉永で5中野と2眞杉を警戒し最後は捲りを決める。番手1山田の逆転も。しかし、位置取り上手い2眞杉が7嘉永より先に仕掛けると勝機をつかむ。積極的な先行をする5中野も侮れず番手8和田も魅力あり。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
2 | 2 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
3 | 3 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
4 | 4 | 松谷 秀幸 | 96 | 神奈 | 松谷 秀幸 96/神奈 |
5 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
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5 | 6 | 鈴木 玄人 | 117 | 東京 | 鈴木 玄人 117/東京 |
7 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
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6 | 8 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
9 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
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誘導 | 中村弘之輔 | 中村弘之輔 |
犬伏目標の清水裕友が勝機をつかむ
準決勝、力を出せずに終わった9犬伏が奮起駆けすれば番手3清水に展開が向き抜け出す。しかし、1深谷も動き抜群で差はなく逆転も。混戦になれば4菅田の伸びも十分あり。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
2 | 2 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
3 | 3 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
4 | 4 | 菅田 壱道 | 91 | 宮城 | 菅田 壱道 91/宮城 |
5 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
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5 | 6 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
7 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
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6 | 8 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 阿部 力也 100/宮城 |
9 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
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誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 |
安定感ある郡司浩平が抜け出す
連勝で勝ち上がり、準決勝は微差で優出を逃した3郡司。気を取り直し最終日を勝って終えたい。唯一ライン3車の神奈川勢、9松井が勝負どころでしっかりと仕掛ければ3郡司が抜け出す。2北津留に乗る4荒井やスピードある単騎5山口も圏内。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
2 | 2 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
3 | 3 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
4 | 4 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
5 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
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5 | 6 | 脇本 勇希 | 115 | 福井 | 脇本 勇希 115/福井 |
7 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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6 | 8 | 佐々木 龍 | 109 | 神奈 | 佐々木 龍 109/神奈 |
9 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
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誘導 | 菊地 圭尚 | 菊地 圭尚 |
条件揃った寺崎浩平がG1優勝を決める
近畿4車結束の番手となった7寺崎に期待する。先頭を志願した9脇本が後ろを競らせない突っ張り先行か一気のカマシで番手7寺崎が有利な展開となり最後は縦脚発揮の仕掛けでG1初優勝を目指す。一発あるのは2太田、連日の動きは良く準決勝で見せた横の動きも脅威で2太田が前受けから先行含め飛び付きも視野に入れ走ればチャンスあり。3吉田は混戦待ちから今年二度目のタイトルも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
3 | 3 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
4 | 4 | 南 修二 | 88 | 大阪 | 南 修二 88/大阪 |
5 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
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5 | 6 | 佐藤 礼文 | 115 | 茨城 | 佐藤 礼文 115/茨城 |
7 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
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6 | 8 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
9 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
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誘導 | 板垣 昴 | 板垣 昴 |
1960年生まれ。佐賀県武雄市出身。1979年デビュー(第43期)。通算535勝、高松宮記念杯競輪(GI)優勝2回、全日本選抜競輪(GI)優勝、GIII記念杯優勝49回の戦績を残し、中野浩一、井上茂徳とともに九州黄金時代を築いた競輪界のレジェンド。ライバルは現日本競輪選手養成所所長の滝澤正光。その気迫あふれる姿から『闘将』の異名を冠し、全国のファンから親しまれ愛された。2011年の引退後は、自転車競技連盟の理事として選手の強化育成の他、解説者やゲストとして競輪中継や番組にも出演している。
今日から第68回オールスター競輪が函館競輪場で開催される。今年から概定番組が大幅に変更となり、これまでのポイント制から、今年は着位による通常の勝ち上がりとなる。一次予選組は二次予選、準々決勝、準決勝、4走をこなしようやく決勝(5走)。一方、ドリームレース、オリオン賞に選らばれた選手はシャイニング賞に乗ってしまえば準決勝、決勝と4走ですむので、その疲れの差は大きい。今回のファン投票第1位は昨年に引き続き古性優作、期待を裏切らない走りは常にファンの心を掴んでいる。昨年のオールスターを優勝しており今年も連覇を目指したいが、サマーナイトフェスティバルでの落車の影響が心配される。しかし、ファン投票第1位に期待された以上は全力で最後まで諦めない走りで戦うだろう。一方、第9位の松浦悠士が落車欠場によりナショナルチームメンバーの太田海也がドリームに加わった。彼のレースはいつも豪快で迷いのない先行が魅力。ドリームレースを盛り上がりるのは間違いない。夏の函館開催、オールスターを楽しみに全国から多くのファンの方々が足を運ばれると予想される。そんな方々の為にも選らばれた選手が開催を大いに盛り上げる6日間であって欲しい。