GPチャンプの古性優作がVスタート
2025年01月13日
■□ 万博協賛 和歌山グランプリ<和歌山>決勝結果■□
【開催日】2025/01/13
スタートを制した菅田壱道が前で構えて、古性優作は3番手。5番手に松本貴治で、地元3車は後方に待機して周回を重ねる。赤板手前から石塚輪太郎が上昇すると、古性も動いて先に切りに出るが菅田は突っ張る。そこを切った松本の上を、石塚が押さえて赤板2コーナー過ぎに主導権。しかしながら、松本も合わせて踏み上げて番手に飛び付く。逃げる石塚の後ろで番手、3番手がもつれるが、番手は松本が奪取して最終周回へ。
6番手の古性が前団の様子をうかがい、松本は2コーナー手前から番手まくりを打つ。離れながらも山田英明が、松本を追走。古性も2コーナー過ぎから踏み込んで、前団に襲い掛かる。松本、山田に直線半ばで並んだ古性が、そのまままくり切り抜け出して優勝。
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■□優勝者 古性優作選手インタビュー■□
「結局、前検日に入ったまま、疲労感が抜けなくて苦しかった。(赤板で)踏み込みたいタイミングがあったけど、(誘導員早期追い抜きが)怖くなって、バックを踏んでる間に(菅田に)差し込まれた。隙があったし、僕が下手だった。脚がたまらなくて、正直、周回中からキツくて、優勝できたから良かったものの、ヤバいなってずっと思っていた。前との車間も、脚を使わないギリギリで回してる中で、自然と空いた車間だった。前の(併走の)決着が長引いて、それも苦しかった。近畿で別線でやる以上は、思いっきり力勝負がしたかった。(石塚)輪太郎も、これからの近畿を背負ってくれないと困る選手ですし、僕も愛を持って力勝負がしたかったのに、ああいうレースになって変な気持ちです。自分でチャンスをつぶして、リカバリーした感じですけど、ラインで決まってないですし、もっとしっかり力でねじ伏せたかった。(今年の目標は)とにかくGIの決勝に乗って、そこでしっかりと戦って、僕に付いてくれば2着はあるっていうレースをすれば、自ずと近畿でグランプリに乗れる確率は高くなると思う。成長しないといけないんで、昨年の成績よりも良い成績を残せるようにしたい」
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