決勝結果

清水裕友が今年3度目のG3制覇

2024年08月04日

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■□ 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯<松戸>決勝結果■□
【開催日】2024/08/04

 清水裕友がスタート争いを制して、取鳥雄吾-清水裕友-月森亮輔の中国ラインが正攻法に構える。平原康多-阿部力也が中団に構え、新村穣-深谷知広-岩本俊介-和田健太郎の南関ラインが後ろ攻めとなって周回を重ねる。取鳥は、青板周回から誘導と大きく車間を空けて、別線を突っ張る態勢を取る。だが、新村も標識線を目掛けて全開で踏み込み、青板バックで先頭に出る。新村に叩かれてしまった取鳥は、2番手の深谷の内で粘る形に。深谷は外併走で耐えるが、岩本は連係を外してしまい中国勢の後ろに降りる。前団がもつれて隊列が短くなると、平原が赤板2コーナーから車を外に持ち出して一気のカマシを先行。取鳥に競り勝った深谷が最終ホーム付近から自力に転じて平原ラインを追いかけるが、その後ろには清水がスイッチ。深谷が阿部に追いつく前に、清水は最終2コーナーからその上を強引に仕掛ける。スピードに乗った清水は、最終3コーナーで平原をとらえるとそのまま後続を引き離し、2着の月森に3車身差を付けてゴール線へ一番乗り。今年2月の静岡記念以来、通算12回目のG3優勝を飾った。

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■□優勝者 清水裕友選手インタビュー■□
 「普通に(南関に)先行されてバンマク(番手まくり)されたら勝負権がないので、(初手で)いい位置を取れたのがすべて。(取鳥は)突っ張り切れなかったらそこ(番手)で勝負するしかないと。やれるなかで全て出そうってことだった。3番手が取り切れたので、迎え入れる準備をして、雄吾が(番手を)取り切るか見てからと、準備はしていました。平原さんが(カマして)来たのは分かったけど、(切り替えるのは)雄吾の決着が付いてからだなと思った。単独で回れたし回りが見えていましたね。後ろがいるし自分で仕掛けました。踏んだときに行ける感じはあったけど、ハイピッチのレースで消耗していてキツかった。アップの仕方を考えて変えて、今回いい方向に向いた。今回結果が出たのでこの形で頑張りたい」

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■【結果】燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯決勝の着順・払戻金

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