新田祐大が完全優勝で今年2度目のGIII制覇
2024年08月11日
■□ 施設整備等協賛道後温泉杯争覇戦<松山>決勝結果■□
【開催日】2024/08/11
福島武士がスタート争いを制し、四国勢が前受け。真鍋智寛-吉田智哉-福島-原誠宏、新田祐大-飯野祐太-宿口潤平、片岡迪之-坂本健太郎の隊列となり、周回を重ねる。真鍋は青板3コーナーから徐々に誘導員との車間を空け始め、後方から上昇した片岡を出させず赤板で突っ張る。新田が空いた内を進出すると、飯野は連結を外して中団に収まる。新田は打鐘で先頭の真鍋と併走になるが、2センターで1車下がり吉田の内で粘って残り1周を迎える。外併走の吉田は最終1センターで浮いてしまい、番手を奪った新田がバック手前でまくり上げる。福島が新田後位に切り替えて直線でとらえにかかるが、力強く踏み直した新田が振り切り、今年2度目のGIII制覇を完全優勝で決めた。
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■□優勝者 新田祐大選手インタビュー■□
「スタートは位置次第で何でもあると。ゴチャついている中で、片岡君の動きを見過ぎてしまった。真鍋君のラインが締まり気味になって、難しいレースになりました。真鍋君はああなるのが、想定していなかったのか、吉田君が取られそうになって、真鍋君が流しているようならと(行く)意欲を見せた。そうしたら、真鍋君にスイッチが入ったかなと。そうなったからには(吉田と)勝負するしかない。結果、地元のところにいったので申し訳なく、動きとしても、後ろの2人に難しくなった。(仕掛けたところは)後ろが誰かはわからずに行こうと。長い時間、現場から離れて、戻って、GIIIからこなしていく中、レースの中で、自分に足りない部分、得意な部分を生かせるように。ここがゴールではないし、オリンピックから強いメンバーが戻ってきて日本の競輪はまた一歩、変わると思う。そこで活躍できるように精進していかないと。次に(ビッグに)出られるとしたら競輪祭。まずは出場権を取ること、そこで活躍できるように頑張りたい。走れるレースはしっかり走って高めていきたい」
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