浅井康太が今年初の記念制覇
2024年02月20日
■□ 能登半島支援 玉藻杯争覇戦<高松>決勝結果■□
【開催日】2024/02/20
スタートで前受けにこだわった菊池岳仁の後ろで佐藤慎太郎と東龍之介が競り。中団には浅井康太-井上昌己が入る。6番手の町田太我は赤板で仕掛けると、菊池も一気に踏み上げる。競りの両者が菊池に遅れて、番手には町田が入って打鐘を通過。最終ホームで町田が再び仕掛けて菊池を叩く。東の追い上げる動きに乗った浅井は2コーナーからまくりにいく。松浦悠士もそれに合わせてバックからタテに踏む。そのまま松浦が押し切るかと思われたが、浅井は松浦の後ろに入って態勢を整えると最後はゴール前で渾身の追い込み。4分の1車輪差で差し切って今年初の記念制覇を果たした。
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【優勝者 浅井康太選手インタビュー】
菊池君はやる気がありましたね。バック30本の徹底先行の選手で行きっぷりのいい選手。赤板過ぎに町田君がハマって、厳しくなったけど、自分は余裕があって、東君が追い上げていったのを目標にまくりにいった。(勢いを)止められたけど、あれがなければまくれていたような感触があって、それなら(優勝は)井上さんだったかもしれないし、そうやってワンツーが決まるように仕掛けられた。気持ち、体、脚に余裕があったからできましたね。前回のGIから各地区の選手に付かせてもらって、今回も松本(秀之介)君だったり、中部でいえば(高橋)和也だったりに付いて、いろいろ経験ができて、決勝の自力につながっている。あとは競輪は気持ちは大事だなと。強い選手は気持ちが入っているし、そういうレース、走りをする。テクニックうんぬんよりも気持ちかなって思う。
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