4車結束の近畿独壇場!古性優作が新年Vスタート
2024年01月14日
■□ 和歌山グランプリ<和歌山>決勝結果■□
【開催日】2024/01/14
号砲とともに東口善朋、坂井洋、山田英明の3名が勢いよく飛び出したが、1車番の利を生かして東口がスタートを取り、寺崎浩平が率いる近畿ラインが正攻法に構える。坂井と永澤剛ラインが中団に構え、山田-山口敦也-阿竹智史が後ろ攻めとなり周回を重ねる。残り2周手前から山田が押さえにくると、寺崎は冷静に車を下げて6番手まで引く。中団に追い上げた坂井がバンクの上段に上がりながら微妙な車間を空けていたが、寺崎は打鐘とともに3コーナーを駆けのぼって一気のスパート。瞬く間に山田を叩き切ると、どんどん加速していき、5番手以降の山田との車間を5車身以上も引き離す。番手の古性が空けていた車間を詰める勢いで最終2センターから踏み込むと、直線で外を迫る東口善朋を1/2車身差で振り切ってゴール線を突き抜けた。
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■□優勝者 古性優作インタビュー■□
「ただ(寺崎)付いていっただけですね。(別線に付け入る隙を与えないレースとなったが)寺崎君が強かったからだと思います。寺崎君はこれからの近畿を引っ張っていく選手だと思っていますし、そうあってもらわないとダメだと思う。この舞台で寺崎君が4日間続けていいレースをしてくれましたし、GIにつながっていくんじゃないかなって思います。その中で信頼関係を築いていければ。坂井君が凄い勢いで来るのかなって思っていたんですけど、1コーナーのカカリが凄かったので残ったなっていう感じで。あとは自分が油断せずに走るだけだなって思いました。連日、東口さんにアドバイスを貰っていました。客観的に(自分の)真後ろで見て気づいたことを伝えてもらって修正できたと思います。感触的にも(決勝が)一番良かったですね。東口さんが地元にかける思いが伝わってきましたし、ここは東口さんの舞台なので、少しでもチャンスがあるようにと思って最後は踏みました。今年は大きな目標があるので、期待に応えようとするだけじゃなく、期待を超えていかないと辿りつけないステージだと思うので頑張りたい」
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■【結果】和歌山グランプリ決勝の着順・払戻金