決勝結果

荒井崇博が移籍後初の地元記念制覇

2023年12月17日


■□ 開設73周年記念「九十九島賞争奪戦(GIII)」<佐世保>決勝結果■□
【開催日】2023/12/17

5車で結束した九州勢が、前団に構える。単騎の小川真太郎は九州勢を追い、小林泰正は7番手。青板前に小林が上昇し伊藤颯馬に併せ込むと、両者は赤板過ぎから主導権争い。小林は伊藤に突っ張られるが、1車下げて久島尚樹と併走になる。井上昌己は前を追えず、平原康多に降りられる。伊藤が先頭で最終ホームを通過し、井上が平原の外に追い上げる。番手併走の様子をうかがっていた荒井は1センターから車間を空けて後ろを確認し、バック手前から自力に転じる。井上を連れてまくり切った荒井が、通算17回目のGIII制覇を4連勝の完全優勝で決めた。

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■□優勝者インタビュー■□

「(井上)昌己とは、どっちが優勝でも良かった。ワンツーが決まって、それで俺が優勝でうれしい。昌己が追い上げてくれたからまくれたし、それでも抜かれるかなと思った。(長崎に)移籍して一発目の(地元)記念で優勝できるとは思わなかったね。俺が点数を持ってるし、わがままし放題で決勝の並びも決まった。わがままを言ったからには、絶対に1着を取らないといけないと思ったし、優勝できて良かった。どこにいっても、地元は地元。脚が落ちる前に移籍できて良かったね(笑)。今年一年、脚は仕上げていたけど、自分の不甲斐なさと運のなさを感じた。来年こそはどういう形であれ、グランプリに乗ってみたいね。」

 

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