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2025年11月16日 第7回 徽軫(ことじ)賞3歳上牝馬 牝馬(東海・北陸交流)サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第10レース 負けられない相手関係!セブンカラーズ
"競馬カナザワ 大井 明洋"
2022年の第4回までは5~6月の地元馬のみ1500m。「お松の方賞」と入れ替えの形で、一昨年(当日に取り止め)から秋に移動して1400mの東海北陸交流に。名古屋5歳→金沢3歳→名古屋4歳で決着の昨年は混戦模様だったが、今年は(10)セブンカラーズという絶対的な主役が登場。昨年の春、お松の方賞を6馬身差圧勝と金沢コースにも不安はなく、立ち回りも割と自在。休養明けの態勢がどうかだけ。逆転があるなら地方移籍2戦目で条件好転・JRA2歳時だがダートグレード勝ちがある(6)マルカラピッド。調子を上げての参戦(4)キスリングも初めての他地区遠征を克服すれば上位争いに。5月の同じ東海交流牝馬重賞・お松の方賞でワンツーを決めた地元馬にも頑張ってほしいが、上記馬が動ける態勢でやってくると当時より厳しいだろうし、有力候補の(1)リケアマロンは前走や中間が案外で評価が難しく、(7)ダイヤモンドラインは距離不足で…。先行争いが激しくなった場合に2~3着に浮上可能な馬は多数おり、3着の絞り込みはなかなか難しい一戦。
◎は(10)セブンカラーズ。デビューから無敗で東海ダービーを制し、ここまで18戦14勝。地元馬に負けたのは1回だけ(南関東時に重賞勝ちある実績馬)、他の3敗は他地区馬相手。前走・オグリキャップ記念3着も先着2頭(ムエックス、アウストロ)は次走以降ダートグレードで連対しているように、相手が悪かった。ここはそんな強敵は不在の牝馬限定戦。当地も昨春・お松の方賞を6馬身差圧勝ならコース相性も心配ない。休養明けの仕上がりに尽きる。
○は(6)マルカラピッド。2歳牝馬JpnIIIエーデルワイス賞を制覇後は牡馬相手の重賞やオープン、3歳夏以降の3勝クラスで足踏みしたが、昨年11月・京都1200ダで追い込んで2着。戦績だけ見ると、今くらいの時季が最も良さそう。笠松転入初戦だった前走は牡馬・他地区馬相手で序盤は折り合いに専念も勝負所で置かれた。今度は牝馬同士で距離も短縮。本来の末脚炸裂も十分。
▲は(4)キスリング。認定アタック勝ちの道営から2歳9月に笠松転入後は2~3歳重賞2着・9着・3着・3着・6着・6着。古馬牝馬重賞は今年7着・9着だが、一般クラス入りの昨年8月以降A3まで5戦4勝→12月3歳準重賞3着→1月1400mA1牝馬でセブンカラーズと0秒2差の2着あり。気温が下がって調子を上げるような傾向あり、ここ2走2着・1着で臨む適距離の牝馬戦。直線内目から抜け出した前走の勝ち方も良かったし、ホライゾネット着用の気性だけに初の長距離輸送を苦にしないか、そして上記2頭との力関係がどうかだけ。
△は(1)リケアマロン。お松の方賞2着までの春より状態アップで4走前の金沢クイーン賞(1500m)を制して金沢牝馬最強を実証。次走・読売レディス杯12着大敗は強敵以上に積極策が裏目。その後に厩舎浸水被害もあり、ここ2走は状態も微妙。レース間隔の割に強い追い切りを控えている点で本調子とは言えないようだが、見た目に毛ヅヤは悪くなく、条件や枠順的にはここ2走より走れていい。
注は(7)ダイヤモンドライン。3才秋にサラブレッド大賞典勝ち、昨年は百万石賞2着、今年も利家盃3着と、牡馬相手の2000m以上重賞で好走。1500m・追込で昨季はA1勝ちと重賞2着あるが、本質的には1700m以上が向く馬。今年1500m牝馬重賞6着・6着で、ここも条件的なものがどうかだけで、前走より態勢は上がっている。力量的にも差しが届く展開になれば出番はある。
穴は(12)コパノフランシス。高知時に準重賞勝ち。昨年春の当地でも1400~1500mで折り合ってロスなく運べばA1でも2着・3着は多数。3月に1500m2組準重賞勝ちある今年の方が調子も良くなっており、読売レディス杯5着や百万石スプリント3着は他を上回る走り。展開に左右されてムラのある成績、前走はスタートで落馬してしまったが、4走前のようにゴチャつかず、うまくインで折合えれば上位を狙える好攻めを消化している。痛恨と言える大外枠を引いての立ち回りがどうかだ。
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